それは安倍首相がTPPの利点を理解しているからではない。安倍首相の本質は従来の多くの政権に負けない対米従属政権であり、米国に迎合するため、どこかの時点でTPP参加の方針を打ち出すことが予想された。
それが今次、米国訪問で明確化した。
当初、安倍政権は米国のジャパンハンドラーと呼ばれる軍産複合体の望む安全保障面でのコミットを打ち出すことにより、日米関係の強化を訴えようとした。しかし、集団的自衛権等に対する中国の懸念に配慮し、米国側はブレーキをかけた。
そうすると、日米連携の強化をアピールするにはTPPを前面に打ち出すしかない。
まず何が起こったかを見てみよう。
2月24日付日経新聞は次のように報じた。
「政府は環太平洋経済連携協定(TPP)交渉参加に踏み出す。安倍首相は22日昼の日米首脳会談で、す
コメント
コメントを書く> 時代は変わっても、奴隷の待遇で満足する不思議な国だ。
いつか孫崎さんとの対談で天木氏も「それはもう、マゾヒズムですよ(笑」と言っていたのを思い出します。しかし、日本としては奴隷扱いでも、この国の支配層自身は奴隷の自覚など微塵もないでしょう。
「奴隷国」内では破格の厚遇で、割を食うのは我々末端の一般市民ですから。そんな市民がいよいよ怒ってウン十万規模のデモをやったとしても「大きな音ですなァ」と言われておしまい。とはいえ、このままでいいわけがありません。
もう武力革命しか残されてないか・・。
皆さんお世話になりました。(嘘)
アメリカにすり寄っていく不思議な国だ。独立する気がないんだからどうにもならないでしょう。要するに自我ができてないんです。デカルトあたりからやり直すべきでしょう。近代的自我の確立が急がれます。政治家の皆さん、みんな子供じてますね。そんなに隷属して、大人として恥ずかしくないのですかね。