今、日本中がひっくり返ったような状況になっているが、考察にあたって、考慮すべき点を列挙してみたい。
1:現在北朝鮮が発射しているミサイルは、米国を射程に入れようとするもので、日本向けではない。
日本を射程に収めているノドンは何年も前から、200―300基が配備されている。
従って、日本にとっての新たな脅威ではない。
2:日本向けノドンは先制攻撃で排除できない。
200-300発のノドンは、山の中に配備されたり、移動式であったりで、同時に排除することはできない。これを排除する軍事行動は、膨大な先制攻撃をうける。
3:ミサイル防衛はありえない。
ミサイルを迎撃するには、発射の捕獲、その後の飛行の捕獲を行い、軌道計算をするのが必須である。先ず、200-300発あるノドンの監視体制は出来ない。発射後、途中でミサイルを察知することもできない。かつ、相手国が政治・経済・社会の重要拠点を攻撃す
コメント
コメントを書くだから孫崎君は何をどうしたらよいと思うのかな。考えようというだけで具体的な提案は何もないのかな。
日本のメディアは報道していないが、米韓合同軍事炎症はどこで、どんなことをしているのだろう。
場所は休戦ラインとされている北緯38度より北の、北朝鮮の本土から目視できる沿岸部である。
そこで「斬首作戦」や上陸訓練が展開されている。そんな行為を北朝鮮が「やめてくれ」と言うのは当然だし、聞き入れてもらえなければ、何らかの行動をするのも当然ではないか。
安倍首相はトランプ大統領に「さらなる制裁」を求めたというが、それがわが国の利益につながるだろうか。
首相の発言は北朝鮮にも知られるのだ。
北朝鮮にとって、米国の反撃を受けることは脅威だが、日本ならそれ程ではない。
今後も安倍首相が過激発言を続ければ、日本の原発か東京などが標的にされる恐れも出てくる。
彼は、そこまで考えたことがあるのだろうか。
自分が死んでから、米国が反撃したのでは間に合いませんよ!。
ミサイル実験にどう対応するかで、1から11項目の考慮すべき問題点を指摘されている。では、どうすべきかの回答はだされていない。
米国と北朝鮮問題だから、日本は関与する必要がないと受け取れる。米国と北朝鮮の問題といっても、北朝鮮は、日本は、日米同盟日米安保によって同一行動をとるとみている。日本が否定しても、現実的に日米同盟がある限り、同一行動を取る国とみなすのは避けられないでしょう。だから、日本の領土を横断させたともいえる。
だまってみている。北朝鮮の勝手。対岸の火事で、日本人が納得すればよいが、外交交渉ができない状況で、政府が具体的行動をとることなく、言葉で北朝鮮批判をしていただけでは、国民の批判が沸き上がるだけでしょう。日米同盟もあり、国民の安心安全の確保があり、攻撃でなく、迎撃の体制を整えることに反対する政党は少ないのではないか。反対で統一できれば、民進党の候補者の意見が、安全保障面で、対立するはずがなく、どちらかにまとめられるのでしょう。まとまらないところに、現在の苦しさがあるのであって、目をつぶって過ごすことなどできない。
当たり前ながら、火星人が攻めて来る話ではない-そう念を押されるのも ご指摘の背景9、10、11項が分からない者多数と捉えておられる故と思います。
これらが実際に「プラス」となる前提は国民がバカであること-B層、情弱に覆い尽くされていることだ。だから孫崎さんも敢えてその巣窟であるニコニコで「タネ明かし」されている。
一方、本当に日本はそこまでB層、情弱ばかりなのでしょうか。世耕あたりに請われたごく一握りが「B層多数」に見せかけているだけでないか。
そうでなければ、結果はともかく選挙の投票率ももっと上がるはずだ。アキバで「安倍やめろ!」コールが支配的になるわけがない。
「知ってはいけない 隠された日本支配の構造」でも著者の矢部氏は、ラジオでのご発言に「妄想もいいかげんにしろ」と速攻で投稿した者がいた事例を挙げておられたが、フツーの人はイチイチそんな風に反応しやしない。
しかし、支配層側のデッチ上げや偽旗作戦の地均しにはこの「見せかけ」が奏功するだけで十分だ。支配層側は「民主主義の下で国民の支持を得た」と悪事の正当性をアピールでき、善良な一般国民は「B層だらけじゃぁ仕方がない」と納得する。かくしてアベは、天木氏メルマガのご懸念通り「北朝鮮有事」をけしかけているのである。それにしても北のミサイルは言われている場所に本当に着弾したのか。正確にモニタしていたであろう米軍はこれまで残骸を回収したことはあるのか。仮に日本が北方面に向けてこんな実験したら成否拘わらず宣戦布告と見做されるのがオチでないか。
私たちは、日本国、日本人に軸足を置くべきであるが、否定しようとする。なぜなら、大戦の反省ができていないという。一理はあるが、間違いである。また、日米同盟があり、日本の主体性は取れないという、これも誤りである。
敗戦の後遺症と日米同盟のはざまでもがき、国内で、内弁慶みたいに、「左右」が非難合戦をしている。だれが喜ぶか、米国と、中国、ロシア、北朝鮮をはじめとする諸外国である。どこかで、皆が気が付かなければいけないのですが、脱皮できない。
非難の矛先は、政府であり、左右の新聞マスコミであって、米国、ロシア、中国に向かうことはない。変な国であるが、要は愛国心のかけた奴隷民族でしかなくなってしまう。政党、マスコミ、評論家なども、米国、中国、ロシアに対して露骨に批判することをしないのです。韓国の露骨な対応にも、目をつぶっている。「見ざる、聞かざる、言わざる」を脱皮できなければ、主体性がいつまでたっても確立できない。はっきりさせないことも、一つの生き方かもしれないが、そんな役ばかり引き受けることになりかねない。
解決策
北朝鮮から核爆弾を輸入する。その全ての目標を北朝鮮に設定設置する。・・・・如何でしょうか?