PAC
今、日本中がひっくり返ったような状況になっているが、考察にあたって、考慮すべき点を列挙してみたい。
1:現在北朝鮮が発射しているミサイルは、米国を射程に入れようとするもので、日本向けではない。
日本を射程に収めているノドンは何年も前から、200―300基が配備されている。
従って、日本にとっての新たな脅威ではない。
2:日本向けノドンは先制攻撃で排除できない。
200-300発のノドンは、山の中に配備されたり、移動式であったりで、同時に排除することはできない。これを排除する軍事行動は、膨大な報復攻撃をうける。
3:ミサイル防衛はありえない。
ミサイルを迎撃するには、発射の捕獲、その後の飛行の捕獲を行い、軌道計算をするのが必須である。先ず、200-300発あるノドンの監視体制は出来ない。発射後、途中でミサイルを察知することもできない。かつ、相手国が政治・経済・社会の重要拠点を
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迎撃できないという効果論はわかるが、自衛も否定することにつながる。現実的対処として、国民が安心できるためには、日本はどうしたらよいかを提示すべきでしょう。提示せずして、政府の行動を否定しているだけでは、大多数のごく普通の日本人は安心できないのです。
マスコミ報道によると、安倍首相は、北朝鮮の2度にわたるミサイル発射を、事前に知っていたようである。最近、普段自宅に寝泊まりしているが、25日と28日は、官邸に泊まり、翌日の26日と29日に発射されている。ここ二日続けてトランプ大統領と電話会談している様子から判断すると、トランプ自身でなくとも、米国政府関係者、米軍関係者から知らされていたということなのでしょう。緊急時における米国との連絡体制が進んでいることはもちろんであるが、米国は、北朝鮮の一挙手一投足を把握しているということでもある。国民の不安を多少でも和らげている。
迎撃できないということであれば、迎撃できる技術開発を米国と共同で進める必要性がある。効果があるなしにかかわらず、米国はもちろんとして、自公と民進党など野党との迎撃体制についての国会での議論が欠かせない。国会が手をこまねいていれば、外務省と防衛省の政府間の交渉がどんどん進んでいくばかりではないか。
武力で国を守るという発想を、転換しなければ駄目でしょう。「迎撃できる技術を米国と共同で進める必要がある」という意見があるが、それでは何も解決できないでしょう。
ミサイルをミサイルで防ぐ、すなわち軍拡競争に陥り膨大な軍事にが必要になり、軍事産業が喜ぶだけ、見方を変えればアメリカはそれを狙っている。日本もそうなりつつあるが、軍事力で平和に達成はできないことは今までの歴史が証明している。軍拡により膨大な軍事費がつぎ込まれそれを支える産業が潤い、おびただしい数の人間が死に不幸をもたらす、この繰り返しが人類の歴史だ、これから抜け出す方法を考えるのがこれからの人間でなければならない。少なくとも軍事力での対応は物事の解決にはならない。
北朝鮮のミサイルは、日本上空では550キロの高度で飛んでいた。
それを50キロ位しか届かないPACK3で迎撃すること自体が不可能なのだ。
これを受けて日米外務防衛閣僚会議で、日本側はイージス艦の陸上版といわれるイージス・アショアという物を売りつけられた。
これで、高度は届くとしても、速度の速い弾道ミサイルを、速度の遅い誘導ミサイルで、真横から撃ち落とすことは、やはり不可能なのだ。
「日本の防衛」ではなく、米国を守るための兵器を、米軍より遙かに高い価格で日本が購入するなんてバカげている。
日米地位協定というと、事件や事故の捜査ができないことばかり報じられているが、米国の言い分に「ノー」という権利も許されていないのだ。
米国にとって日本は「同盟国」ではなく「奴隷国」なのだ。
孫崎先生のおっしゃる通りですね。
この話になると日本人の大半は政府筋の説明とメデイアのプロパガンダに影響を受けて「けしからん。圧力をかけて屈服させねば」という合言葉を発する。それに同調せねば、非国民的な扱いを受けかねない。
問題は何故北がミサイルに力を入れたか?なんですね。前にも書きましたが、昔、日本列島に在る巨大な米基地から連日爆撃機と戦闘機が飛んできて北の国土の諸都市を灰燼と化したので国土防衛のために略苦節50年かけてロケットを備えた。勿論、日本列島に散在する米基地がターゲット。しかし、北はハリネズミなんです。虎やライオンでは決してない。北には虎やライオンになる原理が無いんですから。
上記のように思考を巡らせば、日本の安全保障を考えるとき何をすべきか?小学生にも分かることです。因みに、中国も北と同じ状況です。中国はヴェトナムへの米北爆をじっくり観察しているわけですから、ミサイル防衛は必須です。
実は私も「北はけしからん」と感じて居ます。北は既に十分針の尖ったところを見せて居るわけですから、大人しく振る舞うべきだと私は思います。日本列島を超えてミサイルを飛ばすのはいい加減にしてくれと言いたい。中国はそんな「あほ」なことはしませんぞ。ただでさえ好戦的な安倍さんや周辺の人を喜ばすだけじゃないですか。今後、日本では弱者への福祉予算は大幅に削られ軍備拡大に移行するでしょう。それだけでも大変なのにまかり間違って列島と半島が撃ち合いになったらもう終わりです。
>>5
小学生も理解出来る対策とは米国に横田、岩国、嘉手納、佐世保、横須賀の基地を撤退させることです。今の自衛隊で十分主権は確保できます。それは危ない?誰かさんから言われそう。では、何故、フィリッピン、ベトナムは堂々と独立出来るんでしょうか?更に言わせてもらえれば、アセアン諸国、タジキスタンやウズベキスタン等々が堂々と独立できているじゃないですか。という次第に私は考えています。
>>1
あなたのように考えて、国が予算を沢山使っても、日本の安全保障は好転しません。逆に、わるくなるんじゃないでしょうか。そして日米の戦争ビジネスの財務諸表を好転させるだけですよ。
確か、あなたは原発再稼働にも賛成していた。原発利権者を潤すだけなのに賛成していた。原発再稼働は国土を放射能汚染リスクに曝すだけなのに賛成していた。
マーそういう風に自分の心を決めれば、日本政府から優等生として歓迎され自分自身の気持ちも快くなるんでしょうか?
>>7
あなたと何度も議論したことを持ち出してくる。ノーサイドで終わっているのではありませんか。
原発再稼働賛成していませんよ。ただ、学者、その他原発関係者の処遇を考えなければだめだと、言った覚えがあります。あなたはそんなの小さい話でどうにでもなるといっていたように思います。どうにでもなるといったので、コメントを中止した覚えもあります。あなたにとって小さい話が、本当に小さいのであれば、話し合いが進むのですが、意外に大きな話であり、進まないのではないかと、思っています。
安保の話は、日米同盟安保条約地位協定に取り組む姿勢が野党を含め何とかしようという雰囲気にならなければ、進まない話です。私は取り組む話だと思いますが、そんなことは現実的にできない話といっておられたようですが、考え方が変わったのですか。憲法護持ならば、安保に切り込むべきですが、何度話してもあなたに理解していただけなかった記憶が残っています。私は、区切りをつけているのですが、あなたは引きづっておられるのですね。
原発再稼働について誤解があったみたいですね、申し訳ございません。
安全保障という用語の使い方に私の方に非があるようです。私が意味したのは日米安全保障条約のことではなく日本国民、日本国土の安全をどう確保するかという意味での安全保障ということなんです。北朝鮮のミサイルの脅威に対抗して日本の軍備を拡大しても元々北朝鮮のミサイルはやったらやり返すだけのハリネズミの針に過ぎないので日本が軍備拡大しても意味が無い。寧ろ、対話への窓口を開けて行った方が我が国の安全に寄与するのではないかと考えているもんですから、あなたのコメントに質問させていただきました。