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今、日本中がひっくり返ったような状況になっているが、考察にあたって、考慮すべき点を列挙してみたい。

1:現在北朝鮮が発射しているミサイルは、米国を射程に入れようとするもので、日本向けではない。

 日本を射程に収めているノドンは何年も前から、200―300基が配備されている。

従って、日本にとっての新たな脅威ではない。

2:日本向けノドンは先制攻撃で排除できない。

 200-300発のノドンは、山の中に配備されたり、移動式であったりで、同時に排除することはできない。これを排除する軍事行動は、膨大な報復攻撃をうける。

3:ミサイル防衛はありえない。

 ミサイルを迎撃するには、発射の捕獲、その後の飛行の捕獲を行い、軌道計算をするのが必須である。先ず、200-300発あるノドンの監視体制は出来ない。発射後、途中でミサイルを察知することもできない。かつ、相手国が政治・経済・社会の重要拠点を