A:事実関係:日米の貿易交渉、春以降か 政府機関閉鎖、米の手続きに遅れ(朝日):

日米の貿易交渉の開始時期が当初の想定よりも遅れそうだ。早ければ1月下旬から始まる見通しだったが、米中通商協議が続いているうえ、米政府機関の一部閉鎖で米国内の手続きが遅れているためだ。交渉開始は今春以降になるとの見方が強まっている。

米国の国内法では、他国との交渉を始める30日前に、交渉目的を公表すると定められている。USTR(米国債貿易委員会)が日本との交渉目的を公表したのは昨年12月21日だった。

米政府機関一部閉鎖中で業務を続けるUSTR職員は通常の三割ほど。米政府が「主敵」と位置付ける米中米貿易帚協議は三月一日までと区切られており、当面は中国との交渉に注力せざるをえない状況だ。

B:参考

米通商代表部は昨年、年明け1月から始まる予定の「日米通商交渉」の対日要求事項を正式に公表した