A:事実関係「プーチン氏「日米同盟の解消必要」 非公開会合で言及」(朝日新聞)
ロシアの有力紙コメルサントは15日、プーチン大統領が日ロ平和条約交渉について、「テンポが失われた」と述べ、交渉が停滞しているとの見方を示したと伝えた。北方領土を日本に引き渡した場合に米軍基地が設置される可能性にも改めて懸念を示したという。
同紙によると、プーチン氏は14日、モスクワで開かれたロシア経済界との非公開の会合で世界情勢を議論し、日ロ交渉にも言及した。交渉の行き詰まりを認めた上で、これまでの経緯を説明。日本に米軍基地の設置を認めている日米安保条約などにも触れ、日米同盟を解消する必要があるとの考えも示したという。
一方で、プーチン氏は、今後の交渉について「打ち切ってはならないが、落ち着く必要がある」と指摘。結論を急がず対話を継続する姿勢を示したという。
ロシアの世論調査では、北方領土の
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安倍が独断で判断できるかどうか。米国の意向は無視できない。あなたのとは違っています。プーチン大統領も日米安保条約日米同盟の破棄にふれている。米国を意識しているのです。
プーチンは、この「モスクワで開かれたロシア経済界との非公開の会合」において、
「日米同盟が解消されたら2島を返す」とすら言っていないことに注意する必要があるとおもいます。
「百兆円くれたらあなたと結婚する」ですらなく、
「百兆円くれないのがあなたとの結婚の障害だ」というのと同曲ですね。
いうまでもないとは思いますが、この二つの意味は違います。
それなのに、「百兆円をやるかどうか」とか「百兆円の解釈」で悩むのは、バカバカしい話ですね。
ロシア側からすれば、北方領土を返して日本と平和条約を結ぶメリットは、
日本からの投資と技術を呼び込み、工場運営や経営のノウハウを学ぶという点に
ありました。だから「ロシア経済界」も北方領土交渉はかなりの関心事項なのでしょうし、
プーチンもそこに配慮して「(交渉を)打ち切ってはならないが」と言っているのでしょう。
しかし、プーチンは2島でさえ返す用意はないことを「ロシア経済界」に、あらためて明らかにしたのだとおもいます
(わたしなどからみてもすでに明らかでしたが、国内事情的に念を押したのでしょう)。
ロシアは軍事力と軍事技術と資源はあり、ある程度のソフトウェア技術などもありますが、経済的には数字の上では韓国程度の国です。安定した民生工業品をつくれる工業力はかれらも欲しいのです。ロシアに投資しうる国は米中独もありますが、沿革やら地政学的環境やらなんやらを総合的に考慮したとき、いちばんおとなしくて言うことを聞くのが日本で、大きな投資では日本を相手にしたいでしょう。
しかし、北方領土交渉の「安倍プーチンラウンド」は、戦略的環境に劇的な変化がない限り、もう終わったと思います。
この結果で安倍首相を批難する向きもありますが、まあ、だれがやっても同じだったでしょうから、最近の首相のなかでは誰よりも努力をしたという点をわたしは評価したいとおもいます。
日本は原点の4島返還の主張に戻るべきでしょう(あるいは日本共産党のいうように南樺太等まで領有権を主張する)。これから100年くらいたつ間には、二度くらいは、またチャンスもあると、これは楽観的ですが想像します。
ところで、「日米同盟の解消必要」というたぐいのはなしは、安倍プーチン会談でも出たでしょうね。
そのとき安倍首相がプーチンに次のようにいってくれていれば、わたしとしては満足です。
ま、無理でしょうけども。そういう点では、安倍首相も、今からでも学力を高めて欲しい。
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もちろんご存じでしょうが、ウズベキスタンという国があります。孫崎享という人がかつて大使でした。
ウズベキスタンには、クリミア・タタール人という少数民族がいるのも、ご存じのはずですね。
ロシアはクリミアを昔から自分の領土のように宣伝していますが、露土戦争で侵略して分捕った土地であることを
知る日本人も増えています。クリミア・タタール人はそれ以前からクリミアに住んでいる人々でした。
決定的なのは、スターリンによるクリミア・タタール人の中央アジアへの強制移住でした。
その結果としてウズベキスタンにクリミア・タタール人がいることは、いまや日本でロシアに関心を持つまともな人々で、
知らない人々はいません。
スターリンは同じことを北方領土の住民にやりました。これは米国ですらやらなかったことです(米国は、沖縄で、やろうとおもえばできた)。
また同時期に、スターリン統治下のソ連は、満州で日本の非戦闘員にたいして強姦をはじめとした陵辱を尽くし、シベリアでは当時ですら国際法違反の強制労働を日本人におこなわせました。
スターリンは1956年にフルシチョフによって批判されますが、わたしにいわせれば、この批判はまだまだ甘かったのです。
つまりソ連(ロシア)の国内的問題が主で、スターリンの国際的な犯罪に対してはほとんど及びませんでした。
最近は日本のサヨクも見るからに学力が低くて、流行のネオコン批判は上っ面だけできても、スターリン批判もろくに知らないようなヒトビトが多いのですが、
あなたはもちろんそうではないでしょう。
スターリンをきちんと批判しきることは、なによりもロシア人民自身の幸福のために重要であるとわたしは信じます。
あなたの最大関心事はもちろんロシア人民の幸福でしょう。
そしてスターリンをきちんと批判できれば、必然ながらあなたは日本に北方領土を返すことになるのです。
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>>11
中国に関しては「チベットとウイグル族」を持ち出す例の星条旗右翼と同じ質の文章ですな。違いますか?
今日の肝となるテーマはやっぱり日米安保条約観でしょう。
日本人の大半がよく認識していないことが有る。それは、
米国の戦争屋が考えて居ることなんです。
一つは、日本からの安保条約廃棄は絶対許さない。
二つ目は、チャンスと見れば、中国とロシアに極東から戦争を仕掛ける。自衛隊は米軍に否応なく組み込まれる。
三つ目は、日本には絶対にrpt絶対に勝っても戦利品を与えない。(当然でしょう。前の沖縄みたいに今度は日本が戦場になるから与えることは想定外になる)
日本の為政者は上記をきちっと説明する義務があるのだが、出来ないだろうな。ここでノーテンキなことを宣う人々はちゃんとした覚悟があるのでしょうか。
やれやれ。スターリン批判とくくられるものの中には、戦争についての考え方などは今のネオコン批判にも通じるものがありますよ。読んでみたらどうですか?ほんとにネオコン批判してるなら、共感できる点も多いはずです。たしか文庫本も出てるから。
チベット問題・ウイグル問題も、もはや隠しようもなく、期間、被害者数、そして人権意識の高まったこの21世紀にハイテクを駆使して行われている点をも加味して考えると、スターリンによる強制移住やナチスによるユダヤ人虐殺、さらにはスターリンによる国内での虐殺なんかを遙かに超えて、比肩できるものって、毛沢東による国内での虐殺くらいでしょ。中国に対してどういう態度をとるかは別にするとしても、無視できるようなもんじゃないんですよ。
で、この両者をまとめて、「反論のための反論なんでしょ」みたいに難癖つける、そういう態度自体が、あなたの無知ムガク無教養を示していて、まさに「劣化サヨク」。
「日本からの安保条約廃棄は(米国は)絶対許さない」なんていうのも、「俺はこういうふうに生きてきたんだから、おまえもこういうふうにしか生きられないんだ」という、まあ、若い者に対する「呪いかけ」ですね。なんの役にも立たない。しかも「俺はこういうふうに生きてきた」っていうのも、実際はただ、パックス・アメリカーナのなかで踊り狂ってただけでしょ。
困難には違いないけど、我々の世代は安保条約廃棄を目標に掲げて現実的にできる努力をしてくしかないとおもいますね。
あなたをみてると、最近会った主体思想(たぶん)のひとを思い出します。このひとの主張を要約すると、「日本はなにもできないんだから、金正恩にすべてをささげて、米国から解放してもらうのがベストなんだ」ってものでしたね。せっかく日本に生まれて、朝鮮のカルトなんかに染まるなんて、かわいそうだなあと思いながらはなしを聞いていました。
プーチンの落とし穴になった年金受給年齢の引きあげって、男性は現行60歳を65歳にするというものですが、ロシア人の平均寿命は、男性は66歳なんですよ。平均寿命を伸ばして年金を支給し続けるためにも、ロシアにとって安定してカネを稼げる産業は、人民のために必要なんです。
でも、ロシアには年金はいちおうあります。シリアやらイラクやらベネズエラやらそのほか、あなたの推奨する国ぐにがそんなにいいなら、そこにいって住めば良いのにとおもいます。あっというまに食えなくなって天国にいけるでしょ。あ、地獄か 笑。
>>9
>安倍が独断で判断できるか、米国の意向は無視できない。
まあその通りでしょうね。
わたしは、安倍が米国にお伺いを立てることなく独断する、
とは書いていませんよ。
あなたは、ロシア連邦の歯舞色丹の条件付き返還は、返還
された後の日本の主権を制限するのであるから、そんなものは
飲めるはずがない、という意味に理解できるコメントを書いた。
その心理には同感できるものが多い。
ならなぜ、米国が黙ってないぞ、安倍は勝手なことはできないぞ、
ということは認めてしまうのですか。
わかった、あなた米国人でょ。
それならストンと落ちる。
米国人でしょ、です。
し、の接触が悪いのです。
かな入力なので。