• このエントリーをはてなブックマークに追加
領土問題に関する基本的立場、ポツダム宣言(カイロ宣言は順守)受諾、サンフランシスコ条約締結という戦後体制の構築の中で、本州、九州、四国、北海道以外は「固有の領土」という概念が適用しない。米国は尖閣の帰属に「尖閣の主権は係争中、立場を取らない」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

領土問題に関する基本的立場、ポツダム宣言(カイロ宣言は順守)受諾、サンフランシスコ条約締結という戦後体制の構築の中で、本州、九州、四国、北海道以外は「固有の領土」という概念が適用しない。米国は尖閣の帰属に「尖閣の主権は係争中、立場を取らない」

2019-03-27 07:17
  • 7

1: 私達は領土問題を議論する際、戦後日本が国際社会に約束したポツダム宣言受諾、サンフランシスコ条約という国際約束を十分に理解しておくべきである。

2:日本は、1945年8月15日ポツダム宣言(1945年7月26日合意)を受諾することによって戦争を終結した。

 ポツダム宣言には次の内容がある。

八、「カイロ」宣言ノ条項ハ履行セラルヘク又日本国ノ主権ハ本州、北海道、九州及四国並ニ吾等ノ決定スル諸小島ニ局限セラルヘシ

 カイロ宣言には次の条文がある。

「同盟国の目的は、1914年の第一次世界戦争の開始以後に日本国が奪取し又は占領した太平洋におけるすべての島を日本国からはく奪すること、並びに満洲、台湾及び澎湖島のような日本国が清国人から盗取したすべての地域を中華民国に返還することにある。」

2:サンフランシスコ条約にが尖閣の具体的明記はない。(台湾の放棄、沖縄の双方が

この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

尖閣の領土問題は、棚上げされているが、日中平和友好条約を結び、中国の勤勉さと相まって、現在の繁栄のもたらしている。

一方、ロシアとは、今回も領土交渉が進まず暗礁に乗り上げている。中国は、柔軟に日本人経済学者の提言を素直に受け入れ、領土問題より、実質的利益を獲得したのと平反対の行動である。原理原則を重視して、ロシアの行動に自ら足かせをはめている。

安倍首相がかなり踏み込んだ交渉に臨んでいるのに、「米国基地」を建設する可能性があるとか、さらにハードルを上げて「日米安保日米同盟」の破棄に言及している。何のためにロシアが日本との交渉に臨んだのか全く分からなくなっている。

4島のうち2島返還しても、ロシア領土に大きな損害が及ぶとも思われない。日本に返還して、日本と平和友好条約を結び、中国が獲得していったように、日本の企業の進出があれば、ロシアの経済的発展が大きく期待できたと思う。ロシアの弱点は、軍事力と民間事業の貧弱さの格差が大きすぎることでしょう。

北朝鮮は、ロシアが経済的に困窮し、中国の援助を求めたが、体制を崩壊させてまでして援助を求めていない。中国より米国に活路を求めている。

ロシアも中国が経験した活路を日本に求めるべきだと思うが、わが道を追求しているのでしょう。残念なことです。ロシアの自尊心であれば捨てたほうが良い。あの気位が高い中国が日本に学んだことを。手本にしてもいいのではないか。

No.1 68ヶ月前

一旦、無条件降伏して主権国家ではなくなったのですから、
北海道、本州、四国、九州を含めて「固有の領土」ではもう
なくなった、というのが普通の考え方では?

ありもしない「主権」がなぜその四つの島に及ぶのか。

連合国がそれを認めてくれたから、では日本の主権によって
とは言えないでしょう。

No.2 68ヶ月前

>>1
長らくロシア連邦は近隣諸国と国境画定交渉をやってきて
ほぽ終了しました。

もちろん、目玉は対中国でした。
この交渉でロシア連邦側は中国にかなり譲る形となりました。

これはロシア側がそうしてでも中国と有効善隣関係を保ちたい
と考えたことを意味します。

要するにロシア連邦にとっては日本などそれほどの相手ではない、
と彼らが考えたということです。

日本人が上から目線で、お前ら日本と仲良く付き合った方が得だろう
と考えるのは、マスコミに出てくる識者も含めて夜郎自大です。

あなたはとくに。

wikiで各国のGDPの未来予測を見てみることです。

日本は長期低落国家なのですよ。

残念ですが。

No.3 68ヶ月前

>>3
教条主義に陥っているのか、あなたは私の言っていることが全く分かっていない。ロシアの選択を言っているのです。日本なんか相手にしないというのであれば、相手にする必要性はないのです。上から目線でなく、中国の事例をあげて、「利用できれば利用したほうは得策ですよ」といったに過ぎない。現状のロシアの課題を言っているだけであり、日本の将来的展望は、別の話です。人口的に見て、将来日本のGNPが低下したからといって、日本の価値が下がるかどうかは、わからない。現在日本は世界一の債権国家であることも事実なのです。戦前同様に、勤勉な世界有数の国家であり、日本を蔑む必要性はなく、あなた始め老害者があら捜しすることなく、若い人たち日本人が頑張らなければいけないのです。

No.4 68ヶ月前

安倍政権は歴史修正政権ですから、いや、そんなものでは済まない、過去の嫌な事実は全て忘れる政権ですから、忘却政権とレッテルを貼った方がふさわしい。

ですから、この政権をまともだと観ている外国は皆無です。安倍さんは海外旅行が大好きで、日本人の血税を世界中にばらまいて来たが、お世辞を言ってくれる国も無い。費用対効果は全くゼロ。

ああ、一人いました。そう過去の人物でした。フィリッピンのアキノとかいう米国の戦争屋のパピットである若い大統領でした。しかし、いつの間にか消えましたね。

そういう奇異な主張をする政権を受け入れる人がいるのは日本国内だけです。彼らは「過去は忘れろ!」と喚いてます。そして、こと領土に関しては「固有」という漢字が好きで、漢字発明の国、中国に対して「尖閣は固有」と主張するから、安倍政権は腹の底から笑われる。政治に疎い或る日本の小説家が固有というのは生まれた時から付いている手や足のことを言うのだと主張している。私もそう思う。北海道も沖縄も日本固有の領土ではない。ましてや、尖閣が固有の領土であるわけが無い。

No.5 68ヶ月前

>>1
あなたの文章を見ているとなんだかこちらもおかしくなりそう。自民党系にはあなたみたいな人が多いのでしょうか。

一つだけ指摘させていただきます。

尖閣は棚上げでは無く、日本の領土になっています。勿論、中国は認めてません。中国は日本が戦前状態の富国強兵に復古したと観ていますよ。

尖閣諸島とその周辺の経済水域は準戦争状態にあります。野田元総理はそういう風になるとは思ってなかったと言っていたが、「お惚け」でしょう。彼は悪質な確信犯です。彼は準戦争状態に日中関係を落とし込みたかったのでしょう。米国の戦争屋には高く評価されたと私は勘ぐってますが。勿論、日本の星条旗ファシストの諸君は喜んでいます。

安倍政権は準戦争状態を更に強化しようとしてますが、中国は軍事防衛大国。安倍政権には手も足も出ないということではありませんか。米国の権力が無政府状態ですから、頼みにならないし、しばらくは中國海は平穏だと思っていますが。

No.6 68ヶ月前

>>6
日本政府の領土主張に対して、孫崎さんは何度も、「棚上げの根拠」を述べられているとおり、歴史的問題は別にして、日本の領土主張に納得していません。現実的に中国、米国が認めない限り、当時の野田政権が日本の領土主張しても国際的に無理があります。
日本が領土主張しても、中国、米国が認めなければ、犬の遠吠えにすぎません。私は無視しています。すなわち、先達が苦労されて決めた「棚上げ」が生きていると考えています。

No.7 68ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。