A-1 事実関係1「野党「召集拒否は違憲」 早期の国会開催迫る」(4日東京新聞)

 野党は4日、憲法53条に基づく臨時国会召集要求を事実上拒否した与党の回答に「憲法違反だ」(枝野立憲民主党代表)と反発を強めた。新型コロナウイルス感染が全国的に再拡大する中、政府対応の不十分さを追及し、引き続き早期の国会開催を迫る考えだ。

 枝野氏は政府のコロナ対応について「朝令暮改、閣僚ごとに言うことが食い違い、無政府状態と言っていい」と酷評。

 国民民主党の玉木代表も会見で、感染収束のため感染症法や新型コロナ特措法の改正が必要だと指摘。

 社民党の福島瑞穂党首も会見で「内閣が憲法上の要求を否定することはあり得ない」と訴えた。

参考:第五三条【臨時会】内閣は、国会の臨時会の召集を決定することができる。いづれかの議院の総議員の四分の一以上の要求があれば、内閣は、その召集を決定しなければならない。

A-2「政府