・トランプ大統領は、大統領選を念頭に、ユダヤ票獲得の為、イスラエル支援を強めている・今日、イスラエルに強く反対しているのがイラン。従ってトランプは当然対イラン強硬策を模索する。

・その一環として、14日、国連安保理において。イランに対する武器禁輸延長決議案を提出した。決議案決定には九か国の賛成を必要としているが、賛成は米国とドミニカ共和国二か国のみ、中ロ両国が反対、英仏独など11カ国が棄権、米国外交にとって惨敗といっていい厳しい結果を迎えた。

・欧州諸国は、対イラン情勢の緊迫は中東全域の不安定化につながり、それは移民問題など欧州の不安定化につながるとみている。 

A-1 事実関係1「イラン武器禁輸決議案否決 米、支持得られず」(時事通信、15日)

・国連安全保障理事会は14日、米国提出の対イラン武器禁輸延長決議案を否決。米国とドミニカ共和国が賛成、中ロ両国が反対、英仏独など11カ国が棄権