バイデン氏は国務長官に、長年にわたってバイデン氏を補佐してきたブリンケン氏(58)を指名した。では彼はどの様な人物なのか。POLITICO記事の抜粋。
A:事実関係「ブリンケン氏について知るべき9(9 things to know about Antony Blinken, the next US secretary of state)
1. 欧州派、国際派( Europeanist, multilateralist, internationalist)
彼の欧州との結びつきは生涯継続し、深く、個人的なものであり、大西洋を越えての同盟の強い信奉者である。
彼は欧州を「重要なパートナー(“a vital partner”)とみなし、トランプの「米軍のドイツより撤退案」を「馬鹿げた事」とみなしている。
テロ、気候、貿易、中国、イラン等米国は同盟と協力すべきであるとしている。更に国際機関での指
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トランプ大統領がアフガニスタン・イラクから2,500名ずつ米兵を引き上げ実施を宣言してから、次の事件が発生した。
27日報道によると、イラン科学技術者モフセン・ファクリザデが乗車中の車の中で暗殺された。イラン核開発の中心人物であり、イラン核兵器プログラミングの父といわれている。
イラン外相はイスラエルの関与を示す重大な形跡があると述べ、ハメネイ氏は報復を宣言している。
以前にはイランの最高司令官が米国に殺され、今回はイスラエルの可能性が強いと、米国の対イラン政策がどのようになるか、見通しが複雑化し見えづらくなっている。現在、イスラエルと中国とロシアの関係は友好的であり、両国とイランは同じく良好な関係にある。このような中で、米国がイランに対する対峙関係を普通の関係に変えた場合、イスラエルにとってどのような不都合が出てくるのであろうか。興味深い。
ブリンケン氏はどうみてもネオコンの優等生ですね。彼はネオコンの伝統思想に則りプーチン・ロシアに厳しく当たるでしょう。自分の担当したウクライナ奪取は見事に失敗してますから、巻き返しを図るでしょう。
韓国ドラマの教えだが、政治と言うのはやられたらやり返す仕事ですから、恐らく、100%そうなると私は推測します。従って、彼はロシアと天然ガスパイプラインで繋がろうとするドイツを本格的に締め付けるに違いない。ドイツの出方に注目したい。
従って、彼は中國とは関係改善を模索しよう。中露二国を同時に攻めるのは不可能だからだ。対朝鮮半島政策ではトランプ以前の緊張路線に転じよう。北朝鮮はロシアと中国の完全衛星国家としての道を探らざるを得ないのではなかろうか。
以上のような見通しが成り立てば、バイデン政権が日米同盟を振りかざして中国と激しく対立することは無かろう。従って、東アジアは比較的に穏やかになると思うのだが、甘いかな。
>>1
米国の一部とも言われるイスラエルがかって原爆を持ちたいと言って密かに原爆の材料を購入したことが民主党の時の大統領ケネデイーにばれ、ケネデイーが激怒したということです。それを恨みにしたイスラエルがケネデイ暗殺の背景にいたとも言われるくらい民主党とイスラエルの関係は陰に陽に因縁深いものがあります。今日のテーマであるブリンケン氏は中東情勢にどう取り組むのか?せっかくですので貴殿の見解をお聞きしたいですね。
>>3
バイデン民主党政権の外交政策が出てこないと、方向性がわからない。
孫崎さんのように人物の過去を提示して方向性を類推するのは、先入観念が先行支配し、好ましいとは思わない。
方向性が出てこないと、中東など具体的政策を見通せない。
>>4
なるほど。そうですか。
>>2
>対朝鮮半島政策ではトランプ以前の強硬路線に転じよう。
そんな事はありません。
トランプ以前ってオバマですよ。
彼はもののみごとに何もしませんでした、戦略的忍耐とかいってますが。
したがって米朝間に緊張などはなかったのですよ。
それが戦争前夜状態になったのはトランプがやったことです。
彼にだまされてはいけません。
とにかく悪いことは全部オバマのせいにする男です。
>>6
確かに悪いことは全部オバマのせいにする男ですね。
金正恩に接近して何らかの合意にサインしようとしたのはトランプで、北朝鮮がトランプの再選を期待していたのも否定出来ないと思ってます。
さて、これからどうなるか。オバマみたいに何もしなのを期待したいです。