安倍内閣が長期化した理由は様々なものがあるが、徹底して安倍首相自体、安倍首相の政策のマイナス報道、批判を抑え込んできたことにある。
 この流れは、首相の意向→菅官房長官の行動→杉田官房副長官の支えの行動パターンが確立していたことにある。
 では菅首相の下で、首相の意向→加藤官房長官の行動→杉田官房副長官の支えの行動のパターンが確立しているか。これが危うい。先ず加藤官房長官が率先して抑えに回っている様相は見えない。杉田官房副長官に関しては、学術会議問題で、菅首相は名簿を見ていないとの発言をして、責任を杉田官房副長官に持っていく如き動きをした。ここで両者の間の一体感はかなり壊れたと言っていい。
 こうした中、菅首相批判の記事が目立ってきた事である。
 それは世論調査で、菅首相の基盤が盤石でないとみられたことも影響しているであろう。菅首相へのマイナス報道続く
(1)GoTo停止
GoTo停止の菅首相に不信