菅首相訪米の日米首脳共同声明で「米国は、核を含むあらゆる種類の米国の能力を用いた日米安全保障条約の下での日本の防衛に対する揺るぎない支持を改めて表明した」とある。(The United States restated its unwavering support for Japan’s defense under the U.S.-Japan Treaty of Mutual Cooperation and Security, using its full range of capabilities, including nuclear.)
これでもって、多くの国民は中国が軍事力を強化している中、「核の傘」を保証してくれたと思っていると思う。
「核の傘」はない。
この点は本ブログでも言及してきたことであるが、再度記す。
「核の傘」はない
(1)「核の傘」があたかも存在するような表現を使う米国
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
>>6
年は実感します。学生時代は数分で回答の筋道を描けましたが、現在はかなり時間がかかります。
年をとっても利発はすごい。あなたはスーパーマン頑張ってください。
私は私で、私の信じる道を貫くのみです。
コメント採り上げ恐縮です。蛇足ながら、つける薬ナシの村田某でも同志社大の学長になる等、出世しとる━“私はあるとき、「外務省の官僚が従米になるのはわかる。でも学者が なぜもっと自主的な発言ができないのですか」とのべたことがあります。すると ある教授から、「われわれだって事情は同じです。留学したり、学会に出たり、米国大使館でのブリーフィングを聞いたり、米国に抵抗して いいことは なにもありませんよ」といわれました。”(「戦後史の正体」)
十兵衛の正体見たり村田某
>>2
>中国が核使用をほのめかせれば、核開発するぐらいのことは
米国と話し合っておくべきでしょう。
なんというナイーブな。
米国がそれをOKする可能性がほんのわずかでもあるとでも?
あなたには日本にとって米国がどんな存在にうつっているのですか。
かつて大量殺戮の限りを尽くしたのですよ。
全身全霊を挙げて警戒していますよ。
わたしが核拡散防止条約は日独の核開発を阻止するために作られたと
書いたのを読みませんでしたか。
ドイツは信用ができたと見えてゆるい査察ですが日本に対しては
IAEAの査察官の大半が日本に張り付いていました。
これが米国の日本感の実態です。
日本のプルトニウムは常に最高レベルで監視されています。
もういい加減に米国への片思いはやめませんか。
>>10
私が言っていることは、オバマ大統領の時、バイデンが副大統領として習近平に日本の怖さを知らしめたことです。
「日本は核技術を持っており、開発しようとすれば短期間に容易に開発する。日本を甘く見るべきではない」
今回の首脳会談で、米国が日本を守るといわざるを得ず「核の傘論」があるが、孫崎さんが否定すれば、核開発論で対応せざるを得ない。
米国のためでなく、中国の核から自らを守ることは絶対欠かせない。
>>8
承知しました。了解です。
>>11
中国の核から自らを守る?
いくら貴殿の信じる道であっても、やはり、滑稽ですよ。
中国は礼・義の国です。原則を守る国です。中国の核は米国へ倍返しで反撃するだけの為の核です。このことは公理です。
この前、中国情報を読んでいたら、「中国脅威論」が日本でコロナみたいに流行ってると慨嘆する記事がありました。これは現代日本社会の病気です。貴殿の道じゃなくやはり病気ですよ。そう思いませんか。
菅氏たちはコロナも放置してるが、中国脅威論も放置し、むしろ、内閣官房費を使って煽ってると思うしかないような対応ぶりです。貴殿はそのような風向きを感じ取って「いける」と計算しているだけではないですか。
孫崎さんのおっしゃるとおり、「核の傘」はないし、尖閣への安保適用もリップサービスだとおもうが、まず二点指摘しておこう。
一点目は、台湾を万が一中国が侵略したとき、戦況によっては、ここ数年の間に限ってだが、米国は戦術小型核を使う可能性があること。別に台湾のためではなく、日本のためではもちろんなく、米国のためである。そして結局中国は台湾を侵略できないだろうし、戦術小型核も使われないだろう。
二点目は、中国のほうからみてみれば、日本に「核の傘」はないし、尖閣への安保適用もリップサービスなのだから、日米会談後も1ミリも日本から中国への脅威は増していないこと。冷静に考えればそうなる。そもそも日本がなにかされたときのはなしだから、中国がしかけてこなければ何も起きないのだし。
「台湾海峡」のはなしも、平和的に解決してねといってるだけだ。
なのに、中国がめちゃくちゃ怒りを表明していて、それに影響されて右寄り界隈も戦争のはなしがさかんに語られてるし、孫崎さんすらなんとなく戦争含みな想像に引きずられているような感じも受ける(わたしの考えすぎかもしれないが)。
しかし、日米会談をよく検討してみると、米国は経済的な封じ込めを選んだのだろうとおもっている。まだどうなっていくのかよくわからないが、もっとも「成功」した場合、中国は内戦までありうるだろう。それもまた日本への脅威である。
ロイター発によると、台湾は空中発射型長距離巡行ミサイルで中国内陸部まで反撃能力を確保するため独自に開発を進めているが、米国から最新型を調達する検討を進めている。
米国製AGH-158統合空対地スタンドオフミサイルは射程が1000km近いモデルがある。台湾が運用するF-16ni装着が可能。
核弾頭を搭載すれば、戦術核になる。米国だけでなく、台湾独自で国を守ろうとしている。アーミテージなど三名の特使が台湾に出かけた。中国対応の戦術が話し合われている可能性を否定できない。
>>11
バイデンがそういったから日本は「開発しようとすれば短期間に
容易に開発する」それができると思っているのですか。
あきれた。
わたしはいわゆる非核論者ではありません。
国家として核武装の権利は決して捨てるべきでないと考えて
います。
でも現実に核武装はできません。
日本はひっそりと核開発ができる国ではありません。
「北朝鮮」と違って。
あなたは米国が日本の保有するプルトニウムの管理にどれだけ
気を使っているか知らないのですね。
それをしれば米国にとって日本はほとんど潜在的仮想敵国だとわかります。
売電のヨタになどしがみついて、その気になればいつでも核開発できる、
なんておろかな現実認識を持たないことです。
日本はそのとき破滅しますから。
うそだと思ったら「敵国条項」について調べてみることです。
そのときは米中連合軍が日本を攻撃するかもしれません。
少なくとも中国はかならずやります。
>>16
孫崎さんの今日のブログから、
「自主防衛と核戦略―米中の覇権ゲームの狭間で」孫崎享×岩上安身が頭に浮かび核戦略を述べた
長い論文であるが、中国に対する戦略がかなり細かく記載されている。
<米国は最高の善と悪を併せ持つ国家>というのが基本認識である。
事例1:冷戦時代、ドイツに中距離核ミサイルを配備し欧ソ相打ちをもくろんだ。
事例2:2003年チェイニー副大統領「日本の核武装容認」マケインなども同様の発言をした。
事例3:バイデンの習近平に対する話は、中国に対するけん制であり、「日本の核開発」を持ち出した。