A-1 事実関係「自然科学分野における「注目論文」(研究者による引用回数が上位10%に入るもの)の各国比較
作成は、文部科学省が英調査会社クラリペイトのデータを基に主要国の論文数等を三年平均で算出。
2008年(07年―09年の平均) 18年(17年―19年の平均)
国名 シェア(%) 国名 シェア(%)
米国 34.9% 中国 24.8%
中国 7.6% 米国 22.9%
英国 7.0% 英国 5.5%
ドイツ 6.0% ドイツ 4.5%
日本 4.3% イタリア 3.3%
フランス 4.3% オーストラリア
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中国の自然科学研究事情はサッカーの一流クラブチームの有り様に近いのでないか。基本的に実力ある者は正当に評価され、活躍の場が保障される。内部での競争も熾烈で力尽きる者も出てくるが、層が厚いため代わりの者には事欠かない。
他方、日本の係る事情はどうか。アベ、スガ政権の有り様と変わらないのでないか。実力ある者が不当に評価され、活躍すべき場から排除される。かれこれ15年以上に亘って醸成されてきたそんな風土は、今や社会の上から下まで露骨さを いや増してきたと思われる。評価され地位を得るのは腐ったトップにヘーコラするだけのクズ、カスばかりだ。下を見てもその予備軍しか残っていない。クソ人間のアウトプットはクソだけだ。
このご投稿は、被引用数比較している、論文数では、驚いたことに、中国、米国、ドイツの次で第四位である。
量とか質は、貿易量・軍事力に直結しおろそかにできないが、日本の立国の精神を貿易立国に戻すべきかといえば間違っている。有り余る企業と国民の資金を生かす道を考えるべきであるし、経済の技術資源だけでなく技術を超えた資源を大切にすべきものがある。
輸出品の多様性と技術的熟練度及び輸出量を測定した指標に基づく「経済の複雑性」は、高度成長につながらないがGDPギャップを埋めるものとして将来の成長を示唆する目安になる。日本が連続19年一位であり、米国は11位、中国は急速に順位を上げ3位になっている。
日本は多様性国家であり、ハードな商品だけでなく、ソフトなあらゆるサービスは、他国が絶対真似のできない分野であり、日本の市場における大きなハードルである。
独特の国家・独特の国民性は、大量生産主義とか権威主義では乗り越えられない。AIの分野では、独特のシステムを考え出していくのでしょう。大量生産の貿易至上主義は脱却したはずであるのに、高齢者の回顧主義には困ったものである。
民主党の菅首相は首相になったとき日本の優れた核発電技術を世界に輸出したいと抱負を述べていた。その翌年、福島が爆発して、その技術がいい加減なものだと言うことが暴露された。その時、既に中国の核発電技術は世界トップレベルだった。そのことを菅首相は知らなかった。民主党が蒙昧だとすれば自民党は無知。少なくとも隣国中国の実力については知ろうともしない。我々親父たちの時代も米国を知らなかった。親父は船乗りだったから米国の凄さを知っていたが、地方出身の陸士出の青年将校たちは米国をバカにした。今の自民党を見ていると中国をバカにして喜ぶ当時の青年将校たちを見ているようだ。このままだと日本は中国にぶつかって轟沈しよう。