・自民党総裁選のシステムは次のとおりである。
第一回目は国会議員票383票、党員・党友票が383票、過半数が取れない場合は決選投票となり国会議員383票、党員・党友票47(各県1票)である。
・読売新聞は次を報じた。
「読売の自民党国会議員383人支持調査、岸田氏と河野氏が約2割、高市氏は約15%の支持。岸田氏は岸田派46人ほとんど、細田96人、麻生53人両派のベテランや参院議員に支持。河野氏は麻生派3割強。二階47人、石破17人の中堅・若手、菅首相に近い無派閥グループ、4割弱未定」
・野田氏の参入で新たな情勢が出ているとみられるが、上記を前提に考えてみよう。
未定の4割が一応同じ比率で分散したとしよう。
安倍氏が支持する高市氏票は基本的に岸田氏にいく。その際は岸田20%+高市15%=35%、河野20%で、岸田氏が勝つ可能性が高い。
・つまり河野氏が勝利する可能性は第一回で過半数をとった時である。
孫崎享のつぶやき
「読売の自民党国会議員383人支持調査、岸田氏と河野氏が約2割、高市氏は約15%の支持、4割未定」を前提に考察すると誰が勝つかは極めて微妙。河野氏勝利には第一回投票での過半数獲得が必要。そのためには地方票65%程度獲得必要。河野+石破でぎりぎり。
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コメント
コメントを書く植草一秀氏のご指摘通り、今次自民党総裁選は「一種のエンタメ」と化している。エンタメにはスリルの演出が付き物だ。それで-
> 河野+石破でぎりぎり。
と相成る。要は、こんなものはDSが仕組んだ、端からコウノで決まりの茶番劇に過ぎない。それが外れたところで どーでもいい。「自民党の党首が誰になろうと自公政治そのものが変わるわけではない...根本的な変化がもたらされることはない」(植草氏)からだ。
だが、「ワクチン担当大臣」なるフザケタ役職名で“一億総「殺人ワクチン」接種”遂行の旗振り役となったコウノの罪は早晩裁かれねばなるまい。
河野氏は出馬宣言が早すぎたのではないか。決選投票なしに勝つという図式を描いた戦略家がいるのでしょう。
読売の数字は高市氏などが出馬宣言をしていない前の数字であり、出馬宣言後大きく数字が変動している可能性が大きい。
すでに高市氏の方が多くなっているかもしれない。
マスコミの数字は河野氏が勝つという前提の話である。野田氏は二階派と竹下派の推薦で立候補できたのであり、二階氏は高市氏にも数名の推薦人を送っている。竹下派は青木氏が動いているようであり、河野氏の父親が青木氏に面会している。
野田氏は河野つぶしであり、変わる可能性が大きいが、河野が1位でも岸田・高市が2,3位であれば、4割の未定がどのように動くかによって変わってくるが、数字が確定しない場合には二階派の数字が物を言う場合もある。
自民党の権力闘争は様々な人間関係が作用し、今までエラそうな言葉使いで年長者を見下してきた付けを河野は一度払わなければならないことになるのでしょう。今まで順風で世間を甘く見ているとしか言えない。
4Aと二階氏の思惑は
私的なコーポレーションたる自民党の社長が誰になるかは私の興味を一寸でも引くことはないのです。ただしね、mRNAワクチンの状況はことのほか緊迫しているのです。
昨日、米国大手保守系メデイアのFOX NEWSが「米FDAが65歳未満の米国民への
ファイザーのショットを即時取りやめる」と報道してます。
この報道の解釈は種々あろうが、私は米国のワクチン接種政策からの撤退のシグナルだと解釈してます。権力というものはワクチンに関しては撤退に手間取るという(私の好きな英人コールマン氏はそう言っている)由ですが、mRNAについては「米国は早い」というのが正直な私の実感です。
ワクチン大臣殿、
票集めに時間を無駄にするわけにはいかないでしょう。Bonaの伝えるところによれば、mRNAはヘルパーT細胞とキラーT細胞を減らし、自己免疫疾患や癌の発生率を高めていると米アイダホ州の医者が発表してます。早ければ、早いほど被害者は少なくなるのです。
>>3
>私的なコーポレーションたる自民党の社長が...
まったくその通りですね。
日本のマスコミが昔から多用する四字熟語、総理総裁という
言葉を聞くたびイラだったものです。
お前たちそれでもジャーナリストか、それではまるで
自民党が日本政府と一体であると有権者に刷り込んでしまう
ではないか、と。