孫崎享のつぶやき
孫崎享・副島隆彦著『世界が破壊される前に日本に何ができるか』、「あとがき;日本ほ 戦争をする国に向かって動いている。なぜこうなったのか。申し訳ないが、私はリベラル勢力、護憲グループの怠慢によると思う。平和的解決の模索を停止している」
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コメント
コメントを書く> 典型的な例は、マッド・アマノ氏が自民党のポスター「この国を想い、この国を創る」をパロディにして、「あの米国を想い、この属国を創る」とした時のこと。
20年近く前、マッド・アマノ著「リコール!小泉鈍(どん)一郎-あの米国を想い、この属国を創る」を買ったのを思い出した-
<まえがき
この本は小泉純一郎首相を<怒りと嘲笑>を込めて批判する一種の教典みたいなもの。何度も繰り返して読み、ページをくくれば、身体の奥底から”小泉首相では日本は潰れる”と感じるようになる。
親方ブッシュの命令にはチンやお手、三回まわってワンでもする対米隷従の忠犬ぶりを発揮...不況にあえぐ国民の傷みをまったく感じない鈍感なオトコ...
ところで参院選の真っ最中に自民党安倍晋三幹事長から「通告書」が送りつけられた。自民党の選挙スローガン...の間違いを発見したので...添削して正した。これに対して「無断改変・事実わん曲・小泉総裁と自民党の信用を失墜した、名誉棄損だ」と一方的に断定。これはまさに通告書というかたちの脅迫状そのもの。権力にカサをかけて批判を封じ込もうとする暴挙はどう考えても許し難い...>
>〝Dappi〟のようなサイトで憎悪を掻(か)き立てられた者が、最後には殺人まで犯すのは十分予測されたことである。
アングラ漫画/ゲーム/動画でアタマがイカれた者が、ついに殺人まで犯した事例は少なからずある。だが、「Dappi」の背後にいた「政府・自民党」とは、即ち、統一教会(DS)だ。この連中が「憎悪を掻き立てられ、宮台氏を襲撃する」者が現れるまで、ただ黙って様子見していたとは到底思えない。石井紘基氏、あるいは、J.レノンのケース同様、背後の黒幕が予め「使い捨てにできる下手人」を用意した上で やったと捉える方が妥当だろう。連中は当然 警察も押さえている。強姦山口の逮捕が直前で由なく取り消されたのと同様だ。よって、「真相は明らかにならないだろう」と相成る。
>同じくトルストイは「知識人が先頭に立って人々を誘導している。知識人は戦争の危険を冒(おか)さずに他人を煽動(せんどう)することのみに努めている」と書いた。
これは、好んで読んできた週刊読書人に少なからず出た今次ウクライナ紛争を巡る識者らの論とも符合する。「悪いのはロシア/プーチンだ」でしかない。「特定の立場はとらない」方針らしいが、「日本財団とのコラボ」イベントをやったり、S学会がテコ入れしている風でもあり...いずれにせよ、読者は是々非々で臨むのみである。
>>5
確かにスターリン、トロッキーは世界を共産党が支配すべきだと考えてましたが、ソ連が崩壊した今、ロシア人にはそんな野心はございません。
中国は中国主権を守ることに汲々として今日に至っています。これからはウインウインの関係を全世界に向けて作り上げることに力を入れて行きます。
世界を支配する野心を抱いているのは米軍産複合体だけです。その辺のことはわかってもらわないとどうにもならんですが。
>>4
先生から直々のお返事賜りありがとうございます。
先生がおっしゃる通り、日本のリベラルが情緒的な主張になるだけでなく米国のリベラルのように人権問題を取り上げて米国軍事行動の支援、推進役を担っている現象が起こりつつあるのを私も強く感じます。
ではどうするかですが、私はやはり日本のリベラルも目先の利害に強く影響される宿命的なDNAに支配され、いかんともしがたいと言うことになるのですが、昼食時、ワイフにその話をしたら、「あなたが間違いよ」と強く叱られました。「あきらめちゃいけない」とも言われました。
やはり、日本のリベラルは和平への道を提示しなければいけないと思うようになりました。
>私はリベラル勢力、護憲グループの怠慢によると思う。平和的解決の模索を停止している
多元的価値観や複雑な利害が錯綜する事態或いは問題の解決を阻害するのは、単純思考や二元論的思考様式ではなかろうか?
よくある思考パターンは①善と悪②弱者と強者③国境侵犯=侵略と単純化して決めつける思考様式だろう。
特に、弱者(被害者)と認定され、国境侵犯という事実も認定されれば、弱者(被害者)は正しい、という短絡に容易に陥る。
ここから、この弱者を助けることが「正義」として、物語が作られていく。
そして、重要なポイントは、正義の物語は現実の文脈や論理的思考からは切り離された「架空のストーリー」に陥っていく、ということだろう。
ロシアウクライナ戦争に関して言うなら、ウクライナ聖戦というストーリーからは弱者支援と国防強化というストーリーが派生してくる。
しかしながら、不思議なことに、ウクライナ聖戦のストーリーを信じる人の中にも、国防強化(防衛3文書、防衛増税)には反対する向きがある。
例えば、「ロシアのウクライナ侵攻から1年 ウクライナに平和を! 2・24日比谷野音集会&デモロシアは即時 、撤退せよ !原発に手を出すな!核使用恫喝許さない!すべての戦争と戦争準備に反対!」に集う、サヨク多数派?の方々である。
国防強化反対は、私は勿論賛成だ。
だが、そもそもウクライナ聖戦から派生したストーリーとしての国防強化論なのだから、一方でウクライナ聖戦を言い、一方で国防強化反対では、チグハグ感が否めない。
しかも、アメリカ帝国等による武器供与反対の視点が欠落しているようでは、戦争継続賛成なのか、反対なのか全く不明と言わざるを得ない。
ウクライナ聖戦を語るからこそ、国防強化の物語も聖なる物語として正当化されるわけだが、その矛盾に引き裂かれて悩むカンジはないのである。
現実から遊離した架空のストーリーを信じるから、現実的解決という観点からは、悉く空論を言い立てることに堕して行く。
二元論的思考、短絡思考の末路である。これが日本サヨクが、今陥っている袋小路であろう。
ウクライナ聖戦という架空のストーリーにアメリカ帝国等による謀略(マイダンクーデターやノルドストリーム爆破)という要素や、ドンバス地方の露系ウクライナ人への虐殺、ネオナチアゾフの存在、掛け算したり、連立方程式にしてみると、答えは全く異なる筈。
そして、架空のストーリーから脱した現実的解決策が導き出されると考えている。
さて、サヨク多数派の混迷を述べてみたが、新左翼はどうだろうか?
立花隆氏が70年代にノンフィクションで取り上げた、A派とB派について見てみた。直近のロシアウクライナ戦争論である。HP掲載論文を参考にした。単純比較に過ぎないことはお断りしておく。
着眼点は①ドンバス地方、露系ウクライナへの迫害に触れているか②アメリカ帝国の評価③武器供与反対④代理戦争⑤ゼレンスキー批判の5点。有りは○、無しは☓で表記する。どんな要素を主張に組み込んでいるか、見てみたい。
まず、A派、「戦争反対!武器を送るな!参戦するな!」のデモ行進写真が目に飛び込んでくる。①、☓。②、○。③、○。④、○。⑤、○。
次にB派。①、☓。②、○。③、☓。④、☓。⑤、☓。こちらは、スターリニズムや大ロシア主義の批判が目についた。
ドッチがどうとは言わない。どちらにも私は属してはいない。
>>1
>開発途上の国で民主的に国民が国の方向を決められない専制国家が、「一帯一路」の対象国になり、効果と資金返済のめどがない中で、独裁者が一方的にインフラ投資を中国の資本と人間で進めてしまった。
なにやら、我が日本が、中国と比べて殊更公正であったかのご意見に聞こえます。気のせいでしょうか?
何れにせよ、かつては「第三世界」への日本のODAは、「紐付き援助」と呼ばれ、よく批判されていたのは、ご存知無かったですか?
>>6
>>10
いつも愛読してます。
>>12
>いつも愛読してます
ありがとうございます。恐縮です。
日本人はいま、平和にもう飽きたのではないですか。
米国の軍事力を神棚にまつり上げている。
米国の最先端兵器にかかればロシアや中国の軍事力は鎧袖一触だと。
米国は絶対に日本を二階に上げてハシゴをはずすような薄情なことはしない。
だからやるならいまだと。
とくに米軍の兵器に対する信仰はあつく孫崎さんすらよくそれをおっしゃる。
朝鮮戦争以来の米軍の戦績はパパブッシュのイラク戦争以外は全部負けていても
それでも米軍の力に対する信頼はいささかも揺るがない。
そんなところから、一丁やるか、日本人をなめるな、と気分が高揚している。
そんなところでしょう。
米国にとって兵器とはまず売り物、商品なので、その広報力を生かして
性能を過大に世界に見積もらせます。
わたしはエイブラムス戦車をなかなかウクライナに出さないのも、当該戦車が
ウクライナの戦場で情けなく骸をさらすのを世界に見せたくない。
それが理由だと推察しています。
>>15
>>14
鋭いご指摘です。