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随想(号外)漫画で見る憲法九条と幣原喜重郎とマッカーサー:『小学館版学習漫画少年少女日本の歴史第20巻』25刷(1989年)幣原マに「新憲法には戦争放棄を盛り込みたい」、35刷(1994年)マが幣原に「新憲法に戦争放棄を盛り込みたい」。この時期「自主憲法」口実の改憲圧力。
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随想(号外)漫画で見る憲法九条と幣原喜重郎とマッカーサー:『小学館版学習漫画少年少女日本の歴史第20巻』25刷(1989年)幣原マに「新憲法には戦争放棄を盛り込みたい」、35刷(1994年)マが幣原に「新憲法に戦争放棄を盛り込みたい」。この時期「自主憲法」口実の改憲圧力。

2024-01-24 07:33
  • 13

日本の憲法は米国主導で作成された。私自身『戦後史の正体』の中で、「日本国憲法は、米国が作成した草案を日本語に訳し。少し修正したものです」という項目で経緯を記述している。ただ、その当時、知識がなかったので憲法九条の経緯には言及していない。
だが学んでいく内、「憲法9条の発議は幣原喜重郎である」との重大な事実に遭遇した。それを裏付けるのが、マッカーサーの議会証言である。マッカーサーは1951年連合国軍最高司令官の地位を解任される。1951年53日から三日間、上院の外交委員会と軍事委員会の合同聴聞が開催され、議題は「マッカーサーの解任」と「極東の軍事情勢」であった。解任が重要議題であるから、その証言には大変な重みがある。当然記録はある。幣原平和財団『幣原喜重郎』(1955年)は次のように記した。
195155日の米議会上院軍事外交合同委員会公聴会での証言」によれば、マッカーサーは 「幣原首相

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他3件のコメントを表示

小学館がこの改竄請負でいくら貰ったか分からないけど沢山貰ったんじゃないでしょうか。文化を扱う企業としては小学館の倫理は最低ですね。

資本独占主義の日本ですから、改竄、忘却もメデイアにとっては商取引の対象になりますね。新聞テレビもそれの請負で食べてる面は否定出来ません。そういう環境ですから、いつの間にか日本全体、首相から末端の大衆まで改竄忘却の渦中に嵌ってしまってます。

第65代の外務次官の栗山尚一氏は日中戦争を自民党党員のみならず学者も勿論大衆も忘却のかなたに遺棄してしまって中國との外交をやりにくくしていると嘆いておられます。一方、中国は明治維新以降日本に翻弄され大混乱に追い込まれているのですから、日中戦争のことを事細かく知っているのです。

日本の何も分かってない大衆までが偉そうに嫌中を主張する。そこに台湾独立を主張する麻生氏が自民党の実権を掌握したのです。吉田茂の孫の麻生氏は中国人の対日ルサンチマンの存在を知っているのでしょうか。恐らく知らない。だって彼は秋葉原駅前で「俺は漫画しか読まない」と宣言しB層の拍手をいただいていたのですから。

No.4 10ヶ月前

幣原政権松本委員会が改正案「憲法改正要綱」を司令部に提出したのは1946年2月8日

提出前の2月1日に毎日新聞スクープによって、GHQ独自の憲法改正案作成に着手。理由は松本案は保守的であり司令部側で憲法起草作成を決定。

2月3日マッカーサー三原則が提示される。
国家主権の明確化。天皇の象徴。戦争放棄の規定。貴族院の廃止。

2月13日に司令部は日本側改正案を拒否

米国はGHQ草案を提示し、日本側に公布

日本は司令部に再考を求めるも一蹴された。

マッカーサー三原則が重くのしかかっている。

No.5 10ヶ月前

>>5
何を言いたいの?9条放棄が日本人からインスパイアされた事実があなたたちB層に都合悪いからその事実を忘却したいのですか?つまり、マッカーサー3原則の背景は知りたくないということでしょうか?

No.6 10ヶ月前

>>6
相変わらず誹謗中傷の段階から脱皮できないようですね。

今回のブログの趣旨は戦争放棄の発議が日本側幣原松本委員会か米国マッカーサーかということである。

その趣旨に従って、歴史的経過の米国マッカーサー三原則提示から見て、米国側と判断しているに過ぎない。それ以上でも以下でもない。ブログの趣旨に従ってコメントして何が問題。ついにおかしくなってきましたね。

孫崎さんは背景などを問うていない。背景を問題にしたいと思えば、コメントすればよいのではないですか。趣旨のすり替えをされると焦点が拡散してしまう。

No.7 10ヶ月前

> 近年インターネットの検索が普及しているが...なかなか検索できない。

もはや「言わずもがな」だが、西側は主流メディアのみならず、主流SNS/検索ツール等もDSに毒されて久しい。ウィキペディアもその一例-

RT 2 Aug, 2023

CIA がウィキペディアを管理-元編集者
https://www.rt.com/news/580735-cia-fbi-edits-wikipedia/

諜報機関は10年以上前からオンライン百科事典を操作している、とラリー・サンガー氏が主張した-

ウィキペディアは、米国のリベラル エリートとその同盟者の情報機関が「情報戦」を繰り広げるために使用している多くのツールの一つである、と同サイトの共同創設者であるラリー・サンガー氏がジャーナリストのグレン・グリーンウォルド氏に語った。

グリーンウォルド氏のポッドキャスト「システム・アップデート」に出演したサンガー氏は、彼が2001年に創設に関わったウィキペディアが如何にして左派リベラル エリートの管理下にある組織を通じた「支配」の道具となってしまったかを嘆き、その組織にはCIA、FBI、その他の米国情報機関も含まれる。

「2008年の時点で、CIAとFBIのコンピューターがウィキペディアの編集に使われていたという証拠があります」と同氏は述べた。「当時、彼らがそれを止めたと思いますか?」

CIAとFBIによるウィキペディアでの活動は、2007年にヴァージル・グリフィスというプログラミングの学生によって初めて公にされた。グリフィス氏はWikiScannerというプログラムを開発し、ウィキペディアの記事の編集に使われたコンピュータの場所を追跡することができた。そして、CIA、FBI、そして多くの大企業や政府機関が、このオンライン百科事典から不利な情報を削除していることを発見した。

CIAのコンピューターはイラク戦争の犠牲者数を削除するために使われ、FBIのマシンはキューバのグアンタナモ湾にある米国の刑務所の航空写真や衛星写真を削除するために使われた。CIAのコンピューターは、当時のイラン大統領マフムード・アフマディネジャド氏、中国の核開発計画、アルゼンチン海軍に関する記事を含む数百の記事の編集に使われた。

元CIA長官ウィリアム・コルビー氏は、自分の業績リストを拡大するために自分のエントリーを編集したようだ。

「(諜報機関は)最も影響力のある人物たちに金を払って、既に彼らともほぼ一致している自分たちの思惑を押し通すか、あるいは(諜報機関の)コミュニティ内で自分たちの才能を開花させ、ウィキペディアのゲームを学び、自分たちが言いたいことを自分たちの仲間と共に押し通すのです」とサンガー氏はグリーンウォルド氏に語った。

「諜報活動と情報戦の大部分はオンラインで行われており、ウィキペディアのようなウェブサイト上で行われています」と彼は続けた。

今年初め、X(旧ツイッター)のオーナーであるイーロン・マスク氏は、同プラットフォームの元幹部がFBIと結託し、FBIが隠したがっていたコンテンツを削除したこと、米軍のオンライン影響力キャンペーンを支援したこと、複数の米情報機関の代表格さながら「反ウクライナ」言説を検閲したこと―を示す大量の文書を公開した。

メタCEOのマーク・ザッカーバーグ氏も、地球上で最大のソーシャルメディア・プラットフォームであるフェイスブックが、FBIの直接の要請により、ジョー・バイデン大統領の2020年選挙キャンペーンにダメージを与える確たる情報を検閲したことを認めた。

No.8 10ヶ月前

>>7
ポイントはマッカーサーへのインスパイアが幣原さんからなされマッカーサーの発議になったことです。9条は日本人が求めたもので米が日本人に押し着せたものではないことが重要なことです。従って、諸君らが主張する「9条は米製」と言うのは間違いだと言うことです。

No.9 10ヶ月前

記事によれば、幣原自身が
「こんどの新憲法というものは,日本人の意思に反して,総司令部の方から迫られたんじゃありませんかと聞かれるのだが,それは私の関する限り,そうじゃない」
と自分で書いている。「私の関する限り」と。

仮に幣原から言い出したとしても、マッカーサーの許可を得ているようなものを常識的に日本人の「自主的」とはいえない。
一方、歴史の大きな流れとしては、changeさん5のお書きになっているとおりである。自主的といえる余地はない。

なお、自主的かどうかにこだわりすぎるひとびとにも問題があるとおもっている。現行憲法は事実上日本国民に根付いており、それを基盤として9条など不都合な点を、そのときの憲法改正手続きに従って変えていけば良い。

ただ、遠い将来の夢としては、いったんその時点の憲法を破棄し、その時点の憲法と一言一句まったく同じ内容を、明治憲法から改憲した自主憲法として制定するというような未来があっても良いとおもう。

あとこれは余談だが、わたしは天皇はじめ当時の日本人が占領統治に協力したのは、そうでない場合と比較すれば良いことだったとおもう。そうでなければ、日本がいまのガザのようになっていたって不思議ではない。そのことを十分に理解しつつ、また、占領協力に対する批判は批判として真摯に受け止めつつ、今後米国とどうつきあうべきかを考えることがわれわれ以後の世代にとって重要だろう。
われわれより上の世代は、パックスアメリカーナは最大限おいしく享受した一方、そのさらに上の世代の決定をただ批判してなにも成果はなかったようにみえる。

No.10 10ヶ月前

>>10
今日の主題は幣原さんとマッカーサーのやりとりの改竄なのであって、改竄は良くないね、ということですよ。

それに不満なら改竄有理を論ずべきなんじゃないでしょうか。どうもB層の悪いところは論点をぼかし相手を惑乱するのに一生懸命という感じで良く無いと思いますね。

No.11 10ヶ月前

>>11
改竄はよくないですよ。あたりまえじゃないですか。

ただし、わたしは10に書いたように、自主的かどうかにこだわる議論そのものにそれほどピンとこないのです。「右より」として、さんざんその手の議論にはつきあい、考えましたがね。ですから「論点をぼかし相手を惑乱」という批判はわたしにはあてはまりません。

想像ですが、1990年ごろだから、改竄が必要だったのかもともおもいます。
いまは当時よりも現行憲法や自衛隊を自然に受け取る若い国民が増え、中共の傍若無人ぶりも当時に比べて明らかとなり、仮に9条改正工作をするにしても、自主的かどうかこだわる向きに訴える必要性は下がっていると思います。

No.12 10ヶ月前

>>12
改竄、のみならず忘却が常識になっている日本を私は許せないだけなんですけどね。

No.13 10ヶ月前
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