アメリカ政治がこれほど激しく二極化している理由が科学によって明らかになりつつあるScience is revealing why American politics are so intensely polarized(WP)
この国(米国)は建国以来政治的に不安定ではあったがこれまで以上に二極化が進んでおり、レトリックはより扇動的であり、怒りは憎しみに固まる可能性がより高まっているそこは醜い。
2024 年の予備選シーズンが盛り上がる中、今年の政治的賭けは非常に高いため、有権者は二極化し、ほとんど意見[態度]を変えない。
社会科学者たちはこうした政治的分裂の硬化に注目し、部族主義の着実な増加と思われるデータを追加する学術論文や書籍を世に送り出している。
多くの研究で 1 つのテーマが浮かび上がっている。それは、現在、私たちの政治はより感情的になる傾向がある。政策の好みは、野党に対する本能的な嫌悪
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>政治的宗派主義の3つの核心要素は「他者化、嫌悪、道徳化」であると主張した。トランプ氏はそのレシピをマスターした。
なんともトホホな分析である。
学問としては、私は物足りない。単なる政治文書、政治的プロパガンダのようにしか見えない。何故なら、トランプの主張や姿勢が人々の感情を煽り、感情的二極化に拍車をかけていると言わんばかりであるから。
言外に民主党バイデン政権は穏健と言っているような。
しかし、普通に考えて、違うのではないか?
というのも、ウクライナやイスラエルでの軍事支援の賛否はまさに二極化するテーマだろう。賛成か反対に分かれるのは当たり前のハナシ。
アメリカ帝国の場合、国内問題も深刻な筈だ。銃乱射問題、人種差別、人身売買、貧困、貧富の差。こうした問題を巡り、二極対立して賛否を巡りいがみ合うのは、私はむしろ自然なことだと考える。
アメリカ帝国は国論が二分するのが、むしろ正常。アメリカ帝国の有りようがおかしすぎる、そういうことではないのか?
少なくとも、軍産複合体・戦争屋やビッグファーマ等、利権勢力にしゃぶり尽くされているのが、アメリカ帝国民主党政権の実態だというのが私の受け止め方。だから、アメリカ帝国内部で反対派が声高に、時に感情的に意見をぶつけ、行動を起こすのはむしろ好ましいとすら考えている。
対立が激化して、アメリカ帝国内部が自壊することは、戦争輸出によりボロ負けするシステムの崩壊につながるかもしれないではないか?
勿論、未来を予測することは基本的にはムリなハナシ。トランプ再選をバラ色の未来と見做すこともお目出度いハナシであろう。トランプ再選後も結局相変わらず戦争屋や軍産複合体がアメリカ帝国を牛耳っている暗い未来も想定しておいたほうがよいだろう。
しかし、1月24日付Moon of Alabamaの著者が次のように書いていることに、私は同意するのである。
「トランプに対する私の意見は変わっていない。彼は平凡な米国大統領だ。彼の最大の欠点は、優れた人材を選ぶことができず、彼らの行動を制御し続けることができないことだ。マクマスター、ボルトン、ポンペオといったこれまでのトランプ大統領の選出は、どれもあまりにも過激で危険なものだった。」
「しかし、ウクライナ情勢の混乱から抜け出す方法を見つける可能性は、バイデン氏よりもトランプ氏の方がまだ高い。トランプ氏はバイデン氏ほどシオニストではない。 Netanyahoo と入植者に対する彼の意見は概して低い。」
暴戻をほしいままにするアメリカ帝国は自滅、覇権消滅するべきである。それは世界平和の第一歩と信じている。だから、国内対立から自滅するのも、世界平和のためには好材料ではなかろうか?正直、そんなふうに冷ややかにアメリカ帝国の国内問題を眺めている。
>>3
こんばんは
ロシアこそが今現に国民国家を侵略し、あわよくば消そうとしていますよ。少し抽象的にいえば、国民国家という近代的理性を、大ロシア主義という別の原理で潰そうとしている。そこにあなたは自覚がないのです。ま、あなただけではないですがね。
国民国家であろうと、大ロシア主義であろうと、その背景にはあきれるほど暴力的なものが同様にあり、それぞれの信奉者は互いに敵であり、相容れません。そういうことがわかるだけの教養があれば、この文章の本質がわかるとおもいますよ。さらに、これが、たかが新聞にのることの意味が。rtやスプートニクにはのらないでしょうね。
この文章=このWPの記事の文章 というつもりです。
>>9
ウクライナが国民国家の概念からほど遠いことはここでは論議尽くされて来ていて結論が出ていることを今さら繰り返すことはしませんが、暗殺された安倍さんが「ゼレンスキーがNATOにジョインしないとプーチンに約束さえすれば、、、」と発言していたということですから、国民国家(NATION STATE)の定義を安倍さんは恐らくプーチンとの度重なるデスカッションで正確に捉えていて一人日本のB層を超越してたんだろうと私は推測してます。
NATO加入国と日本は主権を放棄した国家だと少なくともBRICSにシンパシーを抱く諸国は観ているのです。私もそうです。
私のコメントを孫崎先生がXにお取り上げされているのを知りとても嬉しいです。コロナ時代にツイッターが米で正しい医学情報を徹底して削除するのを知り敬遠してましたが、Xに替わったのを機に目を通すことにいたします。
>>9
>ロシアこそが今現に国民国家を侵略し、あわよくば消そうとしていますよ。
ネオコン君。グローバルサウスの受け止め方とは随分ズレているね。
>>12
フレデイさんのそういう考え方自体が、このWPの記事を意味づけているんですよ。まあ、フレデイさんはわかっているとおもうけど。
ほんとうのバカはどうしようもありません。
>>12
ついでにいうと、プーチンのいうNATION STATEは、反米で、核保有国というのが必要条件でしょうね。安倍がそんなことをプーチンと合意していたなんて初耳ですが。
安倍は、「まだ」ロシアとの平和交渉に未練があったんだとおもいますよ。まあ、それは見てればわかることですが、なのに、安倍がこういった、安倍がこういった、とばかり取り上げる、孫崎さんを含むヒトビトも、なんというか、トホホな感じだとみています。
ま、ロシアは西欧的な定義での国民国家をつくったことは一度もありません。それが真実でしょう。
帝政ロシア→ソ連→いまのロシア
つねに失敗しています。
>>20
>ロシアは西欧的な定義での国民国家をつくったことは一度もありません。
西欧的国民国家をスタンダードだと考えているようだ。
では、BRICSの台頭は何故か?グローバルサウスという国家群が、何故世界に影響力を及ぼしているのか?
西欧をスタンダードに据えては説明もできない。
西欧近代、西欧文明、西欧国民国家が時代遅れになる時代に至ったことを理解しなければならない。