日経118日「テレビは中国、日本を席巻 ハイセンス「レグザ」で躍進、19月国内販売台数、シェア5割」
テレビを買うなら日本企業のブランドという消費者行動は過去のものになってきた。代わりに選ばれるのは海信集団(ハイセンス)など中国企業のブランド。中国勢は大量生産によるコスト競争力を生かし、2024年夏以降、日本での販売台数で過半のシェアを押さえた。
 ビックカメラ有楽町店。テレビ売り場を訪れると、中国家電大手のハイセンスの薄型テレビが目立つ一角に並べられていた。55型で見ると価格は10万円を下回るものもある。ソニー、パナソニックの20万円前後に比べ、値ごろ感が際立つ。
国内占有率の推移
24年1-9月中国勢49.9%、7月以降は中国勢50%越え
   企業別 ハイセンス(中国)40.4%、TCL(中国)9.5%、
   ソニー9.7%、パナソニック9.0%...  22年   日本勢25.9%、中国