ここ1、2日の新聞を見ていただきたい。
3月2日朝日「ウクライナ、欧米、激しく反発」「オバマ大統領は2月28日に“如何なる軍事介入にも代償がある”と警告」
3月3日、「G7、ロシア非難声明、ウクライナの主権侵害」と報じている。
しかし、どれ位、ロシアは“代償”を受けることになったのであろうか。
イラクがクエートを占拠した時には米軍などが出動し、イラク軍を押し戻し、厳しい軍事制裁をした。
今回はどうであろうか。
3日「ワシントン・ポスト」は次のように報じている。
「ケリー、ウクライナへ。ロシアに制裁で脅す。しかし、ケリーは軍事力を使うかとなると、質問をかわす」
今、言われているのは本年予定されているG8の会合を延期することだ。こんなことはプーチンに痛くもかゆくもない。そもそも2012年プーチンは米国でのサミットに欠席をしている。オバマ大統領はスノーデン事件でG20の会合に
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米国民は冷静である。今まで無意味な米国による米国の戦争にだまされつづけてきた。戦争によって米国民は何を得たか。何も得ず、多くの若者が戦死し、多くの若者が自殺し、多くの若者が「うつ病」で悩まされ続けているのです。米国民に厭戦気分が多いし、何より巨大な軍費を支出する力がないのです。
政府要人は、勇ましいことを言っているが、マケインなど「ネオコン」に対するガス抜きに過ぎない。
現在の世界では、プーチンは突出した政治家であり、今回も、クリミアを無血で確保した行動はすばやく、欧米側は早期の話し合いのテーブルにつくのでしょう。ロシアの背後にいるウクライナ第二位の経済関係をもつ中国の存在は、欧米に無言の圧力になっています。
米国の二重基準はいまにはじまったことではないけれど
こんどのウクライナ問題に関しての米国とその取りまき国の
言い草にはずいぶんムリがあると思う。
そもそもヤヌコビッチはいまでも自分がウクライナの大統領
であると主張している。
そしてそれには一定の合理性がある。
なんといっても民主的選挙で選ばれたのだから。
その身分を剥奪した議会の決定は法的には大きな疑義があると
聞いている。
とすればこれは非合法のクーデターとみなされてもしかたない。
それを正当化できるとすれば圧倒的民衆の支持がクーデター政権側に
あるということだけだ。
しかしそれならウクライナ東部をふくめてクリミアの民衆の圧倒的
支持はロシア連邦側にある。
ロシア連邦軍を歓迎している。
民衆の意向が親米、親西欧ならそれは最大限尊重されるべきだが、
親露ならばそれは無視されるべきだというのだろうか。
南オセチアのときもそうだった。
親米、親西欧のひとびとと親露のひとびとが入りまじって暮らして
いるのらならばともかく、これほど地域で色分けされているなら
もうウクライナは分裂したほうがよいと個人的には思う。
親米、親西欧のひとびとのロシアにたいする憎悪は激しすぎる。
これほど多くのロシア語を母語とするひとびとがいるのに、強引に
ロシア語を公用語から外すというような乱暴な行いは国家の協調に
よる団結よりは分裂を引き寄せる。
うまくやっていけるはずがない。
今回のロシア連邦軍の侵攻によってウクライナが東西分裂したほうが
ウクライナ人にとってもよいのでは。
一緒のままならいつか悲劇が起きるような気がする。
昨日、ニコニコ見てました。さすがプロの分析だなあと感心して聞いていました。上の方も詳しいみたいだけど、やはり分裂は避けられないんですか?
日本から見れば、ロシアもウクライナもスラブで何にも違いがありません。同じことが日本や韓国、中国にもいえるんでしょうね。ウクライナの分裂に西側の工作があるのなら、やはり今の若い人の世論もそういう工作によって形成されていると考えた方がいいんでしょうか?もしそうなら恐ろしいことですね。こういうのが一番怖いですね。人を争わせたり、人物破壊をしたり、どうでもいいことに人々の関心を引きつけたり、トラップを仕掛けたり、人の名誉欲や出世欲を利用したり、被差別民を利用したり、過去の汚点を利用したり、さらには工作が必要なくても権力に従うシステムを構築したり、どうしてそんなことができるんだろうと思います。人間の弱さを知り尽くし、それを利用する。それが最も強い理性だと信じている。有り余る資金があればまさに最強です。
でも僕らは一緒でも悲劇は起きない。人間の憎悪は低級の感情なので、高級な人間は感じない。そういう自分も検察には怒りを感じます。ああいう人種が大きな顔して生きている日本ってどういう国なんだ?関係ないけど「遠隔操作ウイルス事件」の話です。
ウクライナ西部のひとびとのロシアにたいする敵意はもっとずっと根深い
歴史的なものです。
そのためナチス・ドイツがソ連に侵攻したときも歓呼の声でナチを迎え、
ドイツ軍に加わりソ連軍と戦ったウクライナ人が大勢いたといいます。
ユダヤ人狩りにも積極的に協力したという暗黒の歴史があります。
東部やクリミアの人々がこんどの政変をひきおこした欧米よりのひとびと
をファシストとかネオナチとよぶのはそれが理由のひとつです。
やはりウクライナはもう東西に分裂したほうがウクライナ人のためでは。
>>4
参りました。不勉強でした。少し調べましたが複雑すぎてわからないくらい複雑ですね。ウクライナとロシアの間にはユダヤ人問題も絡んで複雑すぎて分けがわからない感じです。元々は独立した農奴「ウクライナ・コサック」が原点と考えてよいのでしょうか?かれらは反ロシアなのか反ユダヤなのか、その辺のところもよくわからない感じです。少し勉強しますね。
でも歴史的にアシュケナージ・ユダヤの発祥地というのは因果のようなものを感じますね。結局、欧米に頼って反ロシアとか反ユダヤとか騒いでもあまり意味ない感じもします。でも凶暴化した一部の人間たちによるクーデターなら、東西に決裂しなければいけないほど民衆同士も敵対しているんですか?うまくガス抜きしながら熱を冷ませば収まるというようなことはないんですかね。裏で対立を煽っているものがいるのなら、そんな煽動に乗って国を二分してしまうのも愚かなことのように思えます。認識が浅いようならいろいろ教えてくださいね。ガス抜きでなんとかなりませんか?