アルカイダ系武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」がイラクの中で勢力を増大しつつある。
この関係は中東の敵味方の関係を大幅に変える可能性がある。
全てのスタートはイスラエルの安全保障にどういう影響を与えるかである。
イスラエルの安全保障に対する脅威は2つある。
イスラエルの安全保障を脅かすのはパレスチナの独立をめぐる闘争で、パレスチナへの支援での武器資金の提供はシリア経由である。これを許しているのがアサド政権であり、アサド政権打倒に動く。これを支援する勢力としてイランに反対する。
今一つは核兵器である。アラブ諸国がパレスチナ支援に躊躇するのはイスラエルの軍事的優位である、この軍事的優位を脅かすのがイランの核兵器開発でこれを阻止するのが極めて重要で、イスラエルにとってイランが敵NO1となる。
反シリア(アサド)と反イランは矛盾がない。
米国はこのイスラエルの利益
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なるほどー。ISISってそういう組織なんですね!わかりやすかったです。さっそくありがとうございました。ナイジェリアのテロ発生もあったみたいだし…=͟͟͞͞(꒪ỏ꒪)いろいろ不安定で怖いです。
米国の主要関心がウクライナから中東に転換する可能性もあるというのは面白いものの見方だと思いますが、敵・味方の関係を劇的に変える可能性というのが意味不明。依然としてイスラエル・アメリカ vs イラン・ロシアという構図は不変では?ISISがイスラエルの脅威はありえないのでは?アメリカの力が弱まっているという意味ですか?シリアからの敗北宣言と考えるべきなのでしょうか?というかネオコンは世界の至る所に紛争の種をまいて何をやっているんだ?本当に迷惑な存在以外の何ものでもないのに、安倍政権は忠実なしもべなのでした。
乱暴な連中に金ばらまいてメチャクチャにしてから統治するってやり方、何かに似ていますね。何に似ているか考えてみたんだけど、「時計仕掛けのオレンジ」かな?
中東の諍いから世界大戦に発展することはまずないと私は思いますが、ウクライナからはあり得る。第三帝国顔負けのネオナチ政権は世界大戦辞さずの勢いでロシア系住民を虐殺し始めています。EUと米国を巻き込みロシアを征伐しようという野心が新大統領の話から露わです。オバマはウクライナから目を離せない事態だと私は観測してます。最悪の場合、集団的自衛権をオバマと約束した途端、米ロの戦いが北極海と北太平洋を挟んで始まり、ワシントン、東京、モスコーが灰燼になる。胸をなでおろすのは西欧と中国なんてことは笑い話じゃないと思います。
中東やアフリカの国境線は、欧州の先進国が自分たちの勝手に引いたもので、住民の意思は全く無視されているから、紛争が絶えないのです。
「イラク・シリア・イスラム国」という集団は、同じ宗教や価値観を持つ人たちによる、新たな国家を建設しようと考えているのかもしれません。これを、反政府運動とか、テロ活動と決めつけて、他国が介入してはならないと思います。
安倍首相は、米軍の手先になって自衛隊を戦争にかり出したいのでしょうが、イスラム国兵士とイラク軍兵士、民間人の見分けもつかないのです。そんな所へ自衛隊が行っても、混乱の中で自滅するだけでしょう。
イランとつながるシリアは、イスラエルにとって敵国であったが、米国とイランがISIS対策を話し合うとか。昨日の敵は今日は友とはならないのでしょうが、ISISは湾岸諸国とつながっているし、何が何だか分からなくなっている。
シリア、ウクライナ,タイなど国内の紛争が多くなっている。
これからはあちこちで起きてくるのでしょう。今重要なことは、内紛であり対応が大変難しい。米国のための米国の戦争に巻き込まれると、内紛問題にかかわることであり、抜き差しならない複雑な問題に当事者として直面しなければならなくなる。
このメンツで野暮なことをいいますが、サウジとブッシュやロックフェラーが結びついているのは周知のこと。そのサウジがスポンサーのアルカイダやISISがアメリカと本当に対立しているなど考える必要もないこと。ウクライナが本命という上の人の話はうなづける。
ウクライナ問題は、米国がロシアと対立して得る物が少ない。EUが制裁などついていくわけがない。米国企業でさえエネルギーの契約を結んでおり、簡単にことが進まない。プーチンはしたたかである。中国がGDPで米国を追い越そうという時に、中国を敵に回せない状況にあり、一番の同盟国の英国が中国に天然ガスを20年間供給する契約を結ぶなど、中国の動きはすべて生産的であるが、米国のそれは体力を消耗する非生産的な行動以外の何物でもない。中国のほうが米国より外交が一枚も二枚も上手である。それにしても安倍総理は、話し合いもできず、唯一中国と敵対する国になってしまった。仲間を作ろうと必死であるが、中国を敵に回すなど安倍総理同等の愚かな首脳はでてくるはずがない。
なるほど、ISISについて、よくわかりました。
確かに、中東の対立関係が大きく変化しています。「アラブの春」に対する、或いはそこから生まれた反動的な一連の動きを受け継いでいます。リビアやシリアで、ある程度成功し、政治的地位を得て来ました。
ISISは、従来のイスラエル対アラブの対立・関係の「枠外」で、すなわち、今のところアメリカ・イスラエルが許容できる関係内で、勢力を拡大してきたように見えます。同時にそれは、サウジや湾岸諸国支配層の利害を表現しているのではないでしょうか。
ISISは、武器や資金面でサウジや湾岸諸国から明らかに支援されているようで、いわば「民間団体」の形をとっています。戦前の、右翼運動、革新運動のようなものに似ています。利用される対象かもしれません。
ISISは政治宗教運動であり、どこかの既存の国の軍隊ではないものの、組織の特徴・性格はほとんど軍事組織であり、しかも相当な武力を保持しています。やっていることは、戦闘による勢力拡大。勢力拡大には武器と資金力が大きく影響を受けるでしょう。戦闘で一定の勝利を獲得し維持すれば、権力を握り既存の国家を倒し、新たな国家権力の一部に加わることもあり得ます。そうなれば、中東のこれまで成立してきた関係が大きく変わるでしょう。
今のところ、反シリア、反イランですが、米国、イスラエルの意図を超える可能性もあるのではないでしょうか? サウジや湾岸諸国の支配層は最近の発展に見合った中東における彼らの支配的な地位、イスラエルに代わる米国とのこの地域におけるパートナーの地位を求めているように見えます。ISISはその一つの表現に見えます。 この点はどうなのでしょうか? お教えください。