安倍政権は、国会の大多数を背景にしたい放題だ。
国民の意思を無視して、強引に好き勝手をしている。
安倍政権が恐れているのは、選挙である。いわゆる野党がずたずたにされて、全く受け皿のない国政選挙と異なり。受け皿のある地方選挙だ。
滋賀県知事選挙は)7月13日に実施された。元民主党衆議院議員の三日月大造が自民・公明推薦の小鑓隆史を破って初当選を果たした
滋賀県知事選挙であったが、福井県の大間原発が滋賀県に隣接していることから原発再稼働問題が争点になった。そして選挙直前になって集団的自衛権の閣議決定があったことからこれも影響した。結果は、自民・公明候補にNOだった。
福島県知事選挙が10月26日投票される。今回の福島県知事選は東京電力福島第一原発事故後初めてで、再稼働を前に、原発政策のあり方が問われるとみられていた。その中、原発再稼働をめざす自民党は厳しいのではないかとみ
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自民党が国民に対して主義主張のある政党かどうかを判断しようとすると、不可能な政党である。国民に信を問う選挙に於いては民意に寄り添い、本来の主張を封印してしまう。いったん選挙で選ばれれば、本来の主張を選ばれたもので多数決と言って押し通してしまう。その方式にマスコミは一切異議を差し挟まない。鉢村氏を推薦しようとしていたが、民主党の対立候補が明確になると、鉢村氏をポイ捨てするのである。この何でもありの超現実主義、選挙命の姿勢は徹底している。どうってことないといえばどうってことはない。しかし、国民の生命、財産を預かる政府がこのようにふにゃふにゃでは、財政再建などどうやって進めるのだろうか。やるとすれば、選ばれたもので多数決し突然決行するのであろう。我々は、心してこの政府の動向に注意する必要がありそうだ。
選挙運動中は「自分と党とは意見が違う。党ではなく人物で選んで欲しい」と言っておきながら、当選した後は党の方針に粛々と従う、という面々ばかりだと思います。
国民はそこのところをきちんと見極めて、どんなに立派な候補者であっても所属政党が気に入らない場合は他の候補者に投票するべきだと思います。
内堀氏は、自民党の推薦を受けるにあたり、「全原発の廃止」を納得させたのだろうか。
自民党が、当選後に公約を破棄させることは、沖縄でも前例がある。あいまいなまま推薦を受けるようなら、内堀氏は知事になる資質に欠ける人物だと思う。
孫崎先生の最近のブログ発言が政策提言、国家の方針に関する提案といった形から単に政権の倫理的批判になっているのは先生側でなく政権側に欠陥がある。
健常な政治家、戦略家は先ず情報を集め、問題を認識し、解決策を選定し、実行する。しかし、安倍なる人物は暗愚の典型として先ず自身の戦略ありきで理想を環境に押し込んでいる。対処すべき環境を雑音としているのだ。
よく灌漑された日本の沃野でこそ稲穂は実る。シリアの破壊された荒地にどうして麦穂が実ろうか。政治家とは瓦礫をどかし、ドブをさらうのが使命。他者を無視して地面や壁に自分の好きな絵を描きなぐるのは幼児かチンピラ。
かくしてこのブログも見識ある老官僚の諫言を拝聴する市民たちという構図からナチ気取りのゴロツキを大喝するかくしゃくたる老紳士を拝見するという形になる。なんと勿体無く、空しいことか。
安倍政権の正体がバレテ来た。安倍政権は米国に次の望みのものを提供すること。
1、自衛隊の統帥権(中東派兵)
2、日本の市場(米国大資本による完全支配)
日本が得るもの。何もない。ただ、オリガルヒが誕生するだろう。このオリガルヒは国民の生計を圧迫する。ロシアのエリチン政権下、国富の70%をオリガルヒが取得した。このようなことが起こる恐れあり。
尖閣、原発、辺野古、靖国、慰安婦は上記を贈呈するための煙幕と観た方が分かり易い。何故なら、いずれのアイテムも採算、成果が見通せない。