4月22日ファクラーNYT東京支局長は自分のツイッターで、「イスラエル米国下院議員は来週の議会演説で慰安婦問題を含め、安倍は戦時下の日本の残虐行為に正直に見解を述べ中ればならないと発言した(US Rep. Israel (D-NY) says Abe "has to honestly address #Japan’s wartime atrocities" including comfort women in speech to Congress next week)」と書いた。
日本人は、戦争中の日本軍の動向を日中、日韓だけの問題ととらえると大きな失敗をする。
再選時、日本軍はナチと並び、壊滅させなければならない勢力と位置付けられている。
本年は終戦70周年で世界各地で記念行事があり、その中でナチへの非難が例年以上に行われるが、その彩、日本の軍部の行動も常に意識される。
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。
「お詫び」は、いつまで行えばよいかという問題もあるが、「お詫び」の誠意が相手に伝わることが大切であり、伝わっていなければいつまでもついて回ることになる.歴代の首相のように、安倍首相自身が、自己反省してみる必要がある。
反省の言葉はちりばめながらの未来志向は、積極的平和主義であり、集団的自衛権の名目で、海外に兵力を派遣することを可能にすることである。「お詫び」を徹底し、「反省」を伴った行動を決意しながら、海外に兵力派遣することを肯定することは大きな矛盾があるが、安倍首相は矛盾と考えない。何故、このようになるかと言えば、「お詫び」と「反省」に「靖国参拝」などの私心が、紛れ込んでいるのである。自己究明が不十分であるから、戦勝国の心がわからないので、自立していく道が開けない。米国に従順性を示しながら、野心が露骨に出ているから、相手に見透かされているのにわからない。
やはり最後は、女性のパワーに頼るしかないのでしょうか。「怒れる女性誌」が、読者に押され、政権批判しているようだ。
男性は損得勘定が支配するが、女性は生命の維持存続に関しては、わが身を犠牲にしても、我が子を守ろうとする。男性としては、嬉しいことであるが、情けない気持ちになる。
安倍氏が首相就任以来一貫して主張し実行してきたことは戦後レジームの脱却、歴史修正主義、アジア侵略忘却、中国包囲網の徹底化です。米イスラエル議員の真意がこれだけの言葉の断片からは正確に知ることは難しいのではないでしょうか。といいますのも、米国の政治とマスコミのメインストリームが醸し出すものはナチズムを悪鬼として必ずしも排除していないのが見えてとても看過出来ません。その証拠に
1.ウクライナの政権はネオナチが支持基盤の主要部分を占めています。米国はそういう政権を熱烈に且つ積極的に支援しています。
2.イスラエルのガザに対する攻撃はナチスのホロコーストだと欧米の知識人に激しく非難されてもネタニアフ政権には「馬の耳に念仏」です。しかも、上記のネオナチとイスラエルの強い協力関係が暴露されても気にする様子は全くありません。そのような好戦的なイスラエルのネタニアフ首相をつい先日米上院・下院はスタンデイング・オベイションで熱烈歓迎しています。
私は米議会とオバマ政権との間に大きな溝があると見て居ます。米議会の今の主流はネオコンです。そのネオコンは安倍首相のお友達です。読売新聞とその背後の米勢力が安倍首相の演説に危惧しているということは彼らがネオコンと一線を画している証拠なのでしょうか。
安倍首相の演説はずばり中国脅威論をぶち上げ日米同盟の更なる強化を求めるものになると私は思います。もし読売の思惑通りの演説内容であれば安倍勢力にとって全面的な後退、いや敗北を意味するでしょう。何故なら、積極的平和の放棄ですから。
「前任者が謝罪したのだから、同じ言葉は使わない。過去にとらわれず、未来志向で友好を深めよう」加害者側がこんな発言をしたら、被害を受けた者は納得するだろうか。
謝罪を取りやめていいのは、被害者側が「もうあなたの誠意は分かったから、謝罪なんてしないで下さい」と言った時だけであり、加害者側が判断することではあるまい。まして安倍首相は、領土問題などで中国や韓国を非難したり、東京裁判についても「戦勝国による一方的裁判」と批判している。東京裁判批判は「米国批判」だということも気づかないのだろうか。喧嘩を続けながら、「握手しないのは相手の責任」と言っても世間の同意は得られない。
安部は満州事変から太平洋戦争での敗戦までの事を深く考える力を持っていないらしい。敗戦後のことも含めて。彼の日本語の理解はお粗末さま。故に侵略戦争の実態を深く理解していないようだ。そんな彼が侵略戦争のお詫びを繰り返したくないと言うことは国際社会では許されないことを彼が理解できるでしょうか。ネオコンの怖ろしさも安部は理解していないのでしょう。阿部は反省とお詫びの大きな違い理解出来ないのでしょう。彼のような偏屈者は自分の愚かさも理解しない。日本を救うためには安部に辞任してもらう以外に道はない。
朝日朝刊では「日中、関係改善で一致」と安倍・習二人の引きつってはいるが笑顔の写真をのせている。日中首脳会談の前に演説をした安倍首相は「お詫び「植民地支配」のことばは使わなかったそうだが、習主席は席を外していたようで、韓国だけが「遺憾」を表明。
今日お昼の「ひるおび」という番組で中国に詳しい富坂聰教授が驚くべき話をした。中国は今後ロシアとではなくアメリカと一緒にやっていくことを決めたので、日本に対して柔軟、親和的に変わるはずだという。調べると先月の全人代で、汚職撲滅とともにアメリカについての議題が扱われたようです。
どうなるのか頭が混乱してよくわかりませんが、今後良い方に向かうことは間違いないようです。アメリカがAIIBに参加とかTPP中止とかあり得るでしょうか。孫崎先生、教えてください。
加害者はいくら謝っても罪は許されないわけだ。どうせ許されないのなら忘れてしまって違う人間として生きていこうというわけだ。その結果がこれか。駄目駄目だな。なぜ、過去は間違ったけれど今の僕は違うといえない。今の僕はあの頃の理想に向かって歩いているんだといえない。アホだな。
そんなことはあり得ない。自分が望んでないことが起こる分けないじゃないか?せいぜい永遠のお詫びでもしていることだな。