六月一九日福島民報紙は「第31回“戦争を語り継ぐ本”ベスト9」を掲載した。

 次の通り。

 不思議なことに、私の本は基地で苦しむ沖縄と、原発で苦しむ福島で読まれる。

 圧力なんて関係ない。事実を見極めて位と言う気持ちが強いのであろう。

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・加藤陽子著『それでも日本人は「戦争」を選んだ』

 普通のよき日本人が、世界最強の頭脳たちが「もう戦争しかない」と思ったのはなぜか?高校生に語る日本近現代史の最前線。講義の中で戦争を生きる。

・孫崎享著『戦後史の正体』元外務省国際情報局長(情報部門トップ)で、「日本の外務省が生んだ唯一の国家戦略家」と呼ばれる著者が、日米関係と戦後70年の真実を語る。

・水木しげる著『水木しげるのラバウル戦記』太平洋戦争の激戦地ラバウルに送り込まれ、地獄と天国を見た水木二等兵。住民と交流しながら描い