CIAは、『CIAワールドファクトブック』を刊行している。

『ザ・ワールド・ファクトブック』は、CIAによってアメリカ政府官僚の利用に供するために作成されるとされている。

CIAは各国経済比較を行うのに、購買力平価ベースを使用している。

為替レートが発展途上国には低く出るので、経済比較には購買力平価ベースが望ましいという考え方である。

購買力平価ベースでのGDP比較では、昨年ノーベル経済学賞受賞しているスティグリッツが「米国が購買力平価ベースで世界一になるのは2014年で終わる。2015年からは中国が一位になる」と述べていたが、『CIAワールドファクトブック』は具体的数字で持って、中国がトップになったことを示している。

これら順位は我々のイメージと相当異なる。

順位

1 中国、17兆6300億ドル

2 EU  176100億ドル.

3 米国 17,4600