昨日のブログで、2001年米国同時多発テロの時に、その数か月前からCIAは大規模テロ攻撃が米国にあることを警告していたが、ブッシュ政権はこれを徹底的に無視したことを記した。
「何故、無視したか」これが最大の注目点である。
この点に関して、私の『日米同盟の正体』から見てみたい。
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九・一一同時多発テロ前の米国の安全保障政策はどういうものであったか。
ソ連の崩壊によって米国は世界最強の軍事組織を確立した。しかし、一九九三年一月から二〇〇一年一月まで継続したクリントン大統領の政権は安全保障にさしたる関心を持っていない。米国は、せっかく築いた最強の軍事組織が弱体化する危険を持ち始めた。ここに九・一一同時多発テロが発生した。これによって、軍事行動をより積極的に行いうる環境が生まれた。では、最強の軍事組
コメント
コメントを書く米国の権力の恐ろしさが実に良く理解できました。有難うございます。
強者と弱者の関係がどのように展開するかを示されている。
強者と弱者が、理性、言論、外交で解決することなしに、武力で解決しようとすれば、強者に弱者が絶対勝てないことを、お話になっていると、理解すべきなのでしょう。
日本と中国の関係を冷静に考える必要性を述べられておられるのでしょう。過去の日本の力を信じて疑わず、中国を過小評価する愚かさは、捨て去るべきであり、現実を直視すべきでしょう。米国が一目も二目も置く相手を軽んじる風潮は、現に慎んで、日本の力を正当に評価して、外交的解決に力を注いでもらいたいと思う。二階氏が、インドネシアなどに経済団体を引き連れて出かけているが、安倍首相が中国敵視の考え方を変えなければ、勇ましいだけで、中国の思うつぼにはまっていることに気付くべきです。
私たちが冷静に考えなければならないことは、中国は今回の安保法制をむしろ歓迎しているということです。それによって、長期的には日本がますます衰退していくことと、アメリカによる日本に対する「瓶のふた」がより強固になるからです。
もちろん、中国としては、日本が安保法制によって自分が強くなったと錯覚して、中国に対して突っ張った態度を取ることは感情的には面白くないでしょう。しかし孫子の兵法の国です。中国の政治家は日本の政治家、特に現政権よりずっと大人ですから、感情とは別に冷徹に利害得失を見極めているでしょう。
そのような視点からは、あちこち出かけては中国に対して敵対的な振る舞いをする安倍氏はかなり滑稽に映っているはずです。
米国はCIAの情報を無視して911事件のテロを起こさせ、国民の愛国心を利用してイラク・アフガニスタン攻撃を起こしたと思われているが、むしろ、ネオコンを中心とした軍産複合体及びイスラエルが911事件を自作自演したものと思っている。クリントン時代はネオコン・軍産複合体はさしたる戦争がないため軍需ビジネスが枯渇し戦争を望んでいた。そこに馬鹿ブッシュが大統領となりブッシュ家の利益も確保できる大規模な戦争が計画され、その切っ掛けとして第2のパールハーバーとして911事件を起こして愛国者精神を喚起し、国連決議のないまま大量破壊兵器があると言い募り泥沼のイラク・アフガニスタン戦争を起こした。これにより軍産複合体は莫大な利益を生むことになった。911事件の自作自演の証拠は多々あるため省略するが、イスラエルはイラクの脅威がなくなり戦争ビジネスで利益を得るため911事件に関与した。本来であれば、米国及びブッシュは戦争犯罪・人道の罪に問われ罰を受けるべきだが、猫に鈴をつける者はなく、のうのうと余生を暮らしているが、英国はブレアの罪を問い謝罪させている。小泉首相も本来は謝罪すべきであるが、幸い日本人の被害はなく崖っぷちで逃げ切れた。
孫崎さんのこの種の話に対して「陰謀論」等と揶揄される向きもあるが、真実に近い姿を描き出しているように思う。
ある種の戦略の下、周辺国を戦争に引きずり込んで行くこの国に対して、唯々諾々と付き従って行くことを信条とする現政権では、勝負にならない。これを止めることが出来るのは国民だけだが、、、、
911の陰謀論はネットの情報がありふれていて、真実を突き止めるのが難しい。ただ体制側が意図して偽情報を流しているのも確かだ。ユダヤ陰謀論と同じパターンだ。ただネット工作員がいると言うことはそこには真実を隠蔽したいと考える人間がいると言うことを物語っているのだと思う。ここにそういう人間が入り込んでいないことを願う。
911テロをアメリカの中枢の人間が事前に把握していたと言うのは、控えめな主張だが間違っている可能性は少ないだろう。ただWTCに事前に爆薬が仕込んであったとか、小型水爆が使われていたとか、そういうところになると随分怪しい。元々アルカイダによるテロはアメリカが仕組んだものだと言うところになると正しいかもしれないと思う。これらのことが指し示すことは、隠された真実を暴きだすことがいかに難しいかと言うことだ。ネットがこれほど発達しても、嘘がたくさん紛れ込んでいては何を信じていいのかわからないのだ。それは僕らを取り巻く状況にもいえる。
例えば君が正直な情報提供車なのか、単なる工作員なのか、その中間なのか?ただこの状況では後者の二つは同じことだ。だから信じてなどいない。けれどそう切り捨ててしまっては、その中に隠れている状況を改善する為に貢献したいと言う内なる意思までも否定してしまう。それはそうだけれどどこかで線を引かなくてはいけないときがある。それは同じように別のものに対しても同じことがいえる。いつかは薄暗い霧の中で静かに手を振ることになるだろう。人間、いつまでも同じ場所には留まれない。
ネットでは限界がある。もっと精神の真実が写し出される情報伝達手段が必要なのだ。それが今開発されつつある。
私は根拠に乏しい陰謀論には加担しない主義ですが。
米国の掲げる「テロとの戦いは」調べていくと、不自然な点が多い。
アルカイダやイスラム国などの過激派は、なぜイスラム世界の宿敵
であるはずのイスラエルを狙わないのか。
なぜ、米国による対テロ戦争は、どの地域においても成果が乏しく、
いつまでも収束できないのか。
テロの脅威が拡散をすることを望んでいるかのようにすら思える。
米国の覇権戦略上の謀略か、あるいは米国の特定勢力の利益の為か
は定かではないが、確かなのは、特定国の政権転覆を企てるために、
過激派を育成し、支援して送り込む、などといったことが許される
わけがないということだ。
彼らにとって、アラブ人やアフリカ人の命など1ドルの価値もなく、
どれだけ無実の人命が犠牲になっても平気なのである。
裏では非人道的、利己的で卑劣な行為を平然と行い、表向きには
「自由」だの「人権」など綺麗事を並べ立て、ここぞとばかりに
自分達の正当性をメディアを使いアピールする。
テロを増殖させた責任には一切触れず、やり散らかした後始末、
そして悪役までをロシアに押し付け、責任逃れをしようとする。
損失するのが国民の血税であり、人命でないだけ、まだこの国の
官僚や政治家達の方が良心的に思える。
いつもながら米国の二枚舌には、吐き気がする。