福島瑞穂さんが、2月8日に次のツイッターをしていた。
「大学無償化のためにかかるお金は、国公立大学で4168億円(内訳は国立大学3315億円、公立大学853億円)、私立大学で2兆6808億円。全大学合計で3兆976億円です。文部科学省高等教育局高等企画課が、2014年度の大学授業料と入学金、学生数をもとに試算。無償化をめざすべき!」
この数字をみて改めて、我々が政治を監視し、何が重要かを考えれば、国公立大学の無償化は簡単に実現できることを痛感した。
いくつか、考えてみよう。
・2015年5月 6日 (水)
米政府、VTOL輸送機・V-22「オスプレイ」の日本輸出を決定
アメリカ政府は5日、VTOL(垂直離着陸)戦術輸送機・V-22「オスプレイ」17機とその関連装備を日本向けに輸出・販売する方針を決め、議会に通知した。
日本政府は2018年度までにこのV-22「オスプレイ」17機を陸上自
コメント
コメントを書くわたしも国立大学の出身者なのだけど、経済学部。
わたしの頃は私立大学より授業料は格段に安かった。
はっきりとは記憶がないが10分の1以下だったかな。
今は理系は別として国公立と私立とで学費の差はあまりない。
私立の学生に対して不公平だ、と言って国立をどんどん上げた
結果だ。
わたしの父は中卒の工場従業員。
二つ年上の出来のいい兄に全力を傾注するつもりだった。
私には冷たかった。
お前は高校を出たら働けといつた。
そんなに出来は良くなかったから無理もないのだけど。
それでも期待はした。
兄が地元の国立に入ってくれれば自分にもチャンスは来ると。
兄は私のひそかな期待を知ってかしらずか東京の私大に入学した。
有名私大だったが祝う気持ちになれず泣いた。
声をかけてくれたのが母の弟である叔父だった。
おれがなんとかするから頑張って国立に合格しろ。
叔父は決して豊かな人ではない。
国立はとにかく安いという前提の励ましだった。
わたしはこの叔父に足を向けて寝られない。
わたしのその先の人生を作ってくれた。
高額な学費がどれほど少子化の原因になっているか。
大学に行ける階層とそうでない階層とでは、人生に
途方もない差がつく。
突撃!と叫ぶ側と鉄砲担いで突撃させられる側の差が。
だれがヘータイにするために子供を生むものか。
国公立は完全無料化すべし。
国会議員の出身大学をみると東大出身以外は東京の
私大出身者ばかり。
人を思いやることなど知らないわたしの兄のような
やつなのだろう。
それでこんな日本になった。
>>3
お気持ちを理解しないわけではないが、社会では、大学だけでなく、さまざまな学歴の人もいます。個人的不満を言わせれば、100人いれば、100人不満が出るかもしれない。孫崎さんのご投稿は、各々が、さまざまな環境に置かれているかもしれないが、目標を定め、目標に沿った努力を重ねれば、目標に届かなくとも、目標に近い段階に達する可能性があるといっています。現在の不満を乗り越えて、行かなければ、不満の段階から進歩することはありません。不満がネジレ、複雑化し、社会から異端化していかざるを得ない。いくら言っても通じないでしょうが、一言申し上げたい。東京の大学に不満を言ってみても始まりません。
>>4
東京の人や地方出身者でも豊かな家庭の子が東京の私大に
入るのなら何も問題はありません。
地方の普通の家庭の子が東京の私大に入れば親は悲鳴です。
わたしの父も、兄が東京の私大に合格を決めた時、ニコニコ
しながらも内心は悲鳴だったでしょう。
父はわたしに高校を中退して働かせ、兄を支えさせるつもりの
ようでした。
さいわい叔父が猛反対してとめてくれましたが。
東京の大学に不満は別にありません。
ただ、「花のお江戸で4年暮らしたい」との理由で家族の迷惑
顧みない学生には点数は辛くなりますね。
まあ、わたしにはその選択肢など初めからなかったわけですが。
若い希望さんのfriendly persuation、素敵ですよ。人間として成熟した姿で尊敬できます。
なんで大学・大学なんだろう?ばら撒き70兆とも80兆ともいわれている。武器に付いても記載されてる。が、簡単なんだろうか?福島さん。そしてコレを取り上げる孫先せんせい。僕は、コレが簡単だったら、他にいっくらでも問題をかかえてるこの日本の問題も簡単になる。が、ならない。と思う。大学に目を向けるばかりが能ではない事に知恵を働かす時代です。知恵の時代らしい。自分で考えてみなさいね・・・!考えるだけでなく、調べるんです。そして行動してみる。例えば、職業訓所で調べるんです。自分に向いた仕事。そして、条件。逆にお金を貰って訓練して下さり、しかも三食ほとんど無料に近く、共同生活。知ってますか?議員の皆様。現実にあるんです。お金をくれるんです。しかも職業の訓練をして下さる。本気な若者を知ってますから。事実です。大学だけが、学ぶ場ではない。他にもあるがヤメ・・・。
どーして無闇に希望を持たせる記事を掲載するんだろう?しかも厳しい記事もある。まるで馬車馬ではないか・・。これでは、逆に迷うばかりか、出来もしない事で絶望を味あわす結果にでもなれば、残酷である事に気付いて貰いたい。地道に生きている若者がいる。再度記載する。ボンクラ頭で、無理に大学を目指す時代ではない。大学だって、大学にもよるが、リーマンショックで損失を喰らう時代ダ・・・。情けないとは思わんか・・?レベルを落とすんですよ・・。答えは、専門学校でもよし。上記の商業訓練所で自分に向いたところを探す。そして、出向いてみる。一度だめでも何度でも探しては出向く。これが、これからの時代を切り開く突破口です。だれしも大学に行く時代ではない・・。
>>2
泣き言ぬかすな。
それでは、僕の義父に付いて記載する。時代は古い。次男だったが、長男がどーしても大学に行きたかった。義父は中卒で、岡山の田舎から大阪に出稼ぎ。肉体労働をし、兄に仕送りした。その兄も戦死。その後、義父もインパール作戦に赴く。たたき上げの軍曹だった。体の弱い同僚を背負いジャングルの中、行軍。朝は誰よりも早く起き食料を作るが、自分が先に食ったらしい。目的は石油だったらしい。命からがら帰国。帰国時、前の船が魚雷で沈没したとの事。中卒でも、必死で働いたらしい。今、義父が生きてたら、どんな感想を持つ事か?弱くなったものよ・・・。
>>9
あなたの言いたいことがわからない。
わたしは泣き言など書いたつもりはないし
そもそも書く必要がない。
望外の幸運に恵まれた人間なのだから。
ただわたしと同じような立場にあって
わたしほどの幸運に恵まれなかった多くの
人たちを考えるとせつない。
最近の新聞で生まれ育った県によって大学進学率が
大きく違うこと、もっとも進学率の低い県は
もっとも高い東京の半分にも達しないとの記事を読んだ。
例として、東北のある県の女子高生の話が書かれていた。
東北大学を視野に入れるほど優秀な彼女の親は貧しく
しかも頑迷な親だった。
教師が説得に訪れても娘に余計な夢を見させるなと
追い返された。
この記事を読んだ時切なくて胸がつぶれそうでしたよ。
彼女の気持ちを考えると。
大学に行かなくともちゃんとまっとうな人生がありうると
お考えのようだが、全くその通り。
私がそれを否定しましたか。
突撃の号令をかける側と突撃させられる側というのは
もちろん比喩ですが、大卒と非大卒のたとえとして
それほど間違っていません。
たとえ貧しい家の子でも、向学心のある子に対しては
けっして大学の門が閉ざされてはならないと言ったつもり
なのですが、それがなぜあなたを立腹させるのか見当も
つきませんね。
もちろん大学をレジャーランドと考えている人などには
そんな思いやりなど必要ありませんが。
東京の大学に憧れる地方の高校生にはその傾向が少なからず
見えます。
東北大学にいける子が貧しさゆえに行くことができないなど
国家の損失です。
コメントを見ているといろいろな意見がありますが、やはり本当の豊かさを持った国にするためには教育に資金を投資すべきです。日本を豊かな国にするためには教育しかありません。孫崎先生や福島さんのおっしゃる通りアメリカに言われるがまま軍事費にお金を費やす、その背景で貧しさをます国民も増えている。愚かです。武力では何も解決しません。もし武力で自身の家族や友人を殺されたら、相手国を恨むでしょう。そしてそれがまた破壊を生むのです。それが戦争ではないでしょうか。