トランプ氏は、最多得票者が州に割り当てられた代議員をすべて獲得する「勝者総取り」方式のフロリダで勝利し、99人の代議員を獲得したほか、ノースカロライナ、イリノイ両州、北マリアナ諸島でも勝利。獲得代議員数を大幅に伸ばしそうだ。
トランプ氏は、最多得票者が州に割り当てられた代議員をすべて獲得する「勝者総取り」方式のフロリダで勝利し、99人の代議員を獲得したほか、ノースカロライナ、イリノイ両州、北マリアナ諸島でも勝利。獲得代議員数を大幅に伸ばしそうだ。
こうした現象をメディアの関係から見てみたい。
1: 従来の大統領選挙では、巨額の資金を集める、それを、TVを中心とする宣伝に使用する、そして優位に立つという図式であった。
これがトランプ現象で変わった。
極めて興味ある報道がある。ハフィントン・ポスト「メディアの不正利用(、トランプ報道は20億ドル(MEDIA MA
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なるほど。「過激な言動でメデイア報道を煽る」ということですか。よく分かります。
しかし、私はこのトランプのポピュリズムの根っこに「トランプが米国支配層の嘘を暴いていることが一般国民の関心と同感を引き付けて離さない」という現象が起こっているのではないかと思っています。米国の支配層の中核の一部を占める好戦派はヒラリークリントンを推すことで一致しているようです。一方、9.11の嘘、ISISの嘘、等々、支配層が隠していることを堂々と批判するわけですから、好戦派にとってトランプはやりにくく嫌な奴でしょう。大金持ちのソロスはアウトローを組織し、トランプ集会に乱闘をしかけていると専らの噂です。ジョン・F・ケネデイーは好戦派と対立し、CIA長官を馘首したりして結局は暗殺されました。そんな歴史もありトランプはかなりきわどい選挙戦を戦うことになるでしょうが、頑張って欲しい。
トランプには穏健派である元国防情報局長のマイケル・フリンがアドバイスしており、一方、対露戦略で米国好戦派をけん制しているキッシンジャーはヒラリーを推すネオコンのロバート・ケイガンと激しく対立しており、米国支配層は大きく二つに分裂しているみたいで、トランプが暗殺されることは余りないのではないかと期待しているわけです。つまり、対立が表面化しているから、手を出しにくい状況にあるのではと思うわけです。
第三次大戦を避けるためにも、問題児トランプに勝って欲しいと願っています。