3月17日産経新聞は「民主党が維新の党と合流し、27日に旗揚げする「民進党」の新味演出に腐心している」と報じた。
民進党が出来ることは極めて多い。現在自民党が大多数の国民の意思に反して実施していることに、{NO}を鮮明に述べることをできれば、国民の支持獲得は極めて容易だ。
幾つか考えてみよう。
・憲法違反の、集団的自衛権実施のための安保関連法案の廃止
集団的自衛権は自衛隊を米国戦略のために使わせる制度であり、日本の安全保障に貢献することはない。
・原発の再稼働阻止。
東日本震災で明確に地震による危険が判明
・消費税引き上げなし、さらに引き下げ
自民党が行う消費税引き上げは法人税引き下げとセット。
・秘密保護法の廃棄
・言論の自由の担保
・格差社会の是正
・軍事費増を押さえ、社会福祉の充実(オス
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新党の名前を、立憲民主党ではなく民進党としたことは、政治理念より、数合わせを優先した証拠だと思う。
現・民主党の中には、自民党と同様、憲法を無視して軍国主義国家にしたい勢力がかなり含まれている。彼らは「立憲民主」なんて名前は、自分の手足を縛られるようで嫌なのだ。
「民進党」は、決して「国民のための政治」なんか目指しておらず、「自民党が味わっている甘い汁」を自分たちも飲みたいだけだろう。
孫崎先生のおっしゃる通りです。
米国では大統領候補戦で候補者は本質の甲乙を議論しています。トランプはメデイアの嘘に言及し、サンダースは社会主義者だと自らを規定するのを憚りません。反共、反社会主義で懲り固まったドグマの国の米国ではつい先日まで想像すら出来なかった事象です。
日本の選良たる国会議員連中には是非米国の今の大統領選から学んで欲しい。さもなくば、やはり、日本の議員連はすべからく「お金の臭いに鋭く反応する嗅覚だけが発達した動物並」ということになるんです。恥ずかしいことです。
民主党崩壊の原因、仲間で対立するものと、異なる集団との選択でどのような行動をとったかという原点を見つめなければ、この党の本質を問うことにならない。同じ過ちが起きるでしょう。単に安倍政権と戦うだけであり、自公と戦うことにならない。日米同盟安全保障条約の見直しにつながる道は程遠いということになる。