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【第418号】一億円のデート
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 24ヶ月前
今回のヤンサンでは「自分の妄想」を炸裂させたトークショーに挑戦してみた。何分にも初めての試みで噛み合わない部分も多かったけど、まあ頑張った方だと思う。とはいえ「せっかくのイブなのにクオリティーの低い配信だな」と思った人には申し訳ない。今回の経験で見えた事を踏まえてもっと面白い放送を作っていくので...
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【第417号】人生で1番好きな曲
コメ2 山田玲司のヤングサンデー 24ヶ月前
映画好きに「人生ベスト映画」を聞くのも相当いかれてるけど、音楽好きに「人生ベスト曲」を聞くのもかなりいかれてる。いかれてるけど「聞かない」より「聞く」方が面白い。なので、僕は質問する時に恐縮はするけど聞いてみる。「えーーー1曲だけですかあ??」なんて相手は悩む。ベスト映画の時と同じだ。
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【第416号】笑えない時
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 24ヶ月前
ここの所、僕の友人が立て続けに入院している。仕事が上手く行かなくなった友人も多い。ワールドカップの熱狂の裏でとんでもない法案がいくつも通過しようとしている。気候変動の国際会議は今回も「漠然」と終わって、世界中を混乱させた「奇妙な伝染病」は結局「葛根湯」が効く、なんて話になっている。ようするに「煉...
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【第415号】無響室とラスコーの洞窟壁画
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 25ヶ月前
久世です。今月のラストは僕です。上に書いている3つがトピックです。宜しくお願いします。今日は近いうちには叶わない夢の話を2つと、言葉が人に与える影響、最近長いスパンで始めたことを紹介します。
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【第414号】「最高の人生」とは?
コメ1 山田玲司のヤングサンデー 25ヶ月前
人生をかけて何かの「お宝」を集めている人が、死んだとする。本人にとってはとんでもない苦労をして集めた「すごいお宝」なんだけど、家人には「ガラクタにしか見えない」なんて事もある。最近いくつかそういう話を聞いた。
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【第413号】メイドインアビスが読まれる理由
コメ1 山田玲司のヤングサンデー 25ヶ月前
しんどい・・とんでもなく「つらい話」がこれでもかと続く漫画。なのにキャラクターは可愛く、アートワークは最高で美しい。これが今回ヤンサンで取り上げた「メイドインアビス」の最初の印象だった。
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【第412号】鴉と出汁と反知性主義
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 25ヶ月前
なんていうか、人間の出汁(ダシ)がやっと効いてきたっていうか、わかるようになってきたっていうかさ。昨日九州遠征から直行して見た「Black Crowes」のライブ、めちゃくちゃ良かった。今回の熊本遠征が決まる前からチケット取っちゃってて、福岡オフ会あったけど後ろ髪引かれる思いで熊本から立川に飛んで帰ったんや...
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【第411号】「バンビのうさぎ」の恐ろしさ
コメ1 山田玲司のヤングサンデー 26ヶ月前
久しぶりに初期のディズニー映画を観ている。漫画アカデミーの授業で「自分の中のバンク」を豊かにするための基礎教養として「初期ディズニー映画は観てね」と何度も言っているので僕も見返しているのだ。何度も観たのにやはり凄いと思う。
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【第410号】理想の教室
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 26ヶ月前
これで寝られたらかなりのダメージだな」とか思いながら僕は授業を進めていた。漫画アカデミー(山田玲司の漫画学校)の第2期が始まった。今回はオンラインではなく、教室に集まっての対面方式だ。地方のみんなには申し訳ないけど、今期はそうする事にした。
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【第409号】雲を作る男
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 26ヶ月前
その日僕は「発明家」の人に会った。彼は若い男で見るからに「冴えた頭脳」を回転させている。僕はぼんやりしてる人も好きなのだが、こういう「物凄く考えている人」ってのも好きなので、焚き火を眺めながら彼と色々話した。そうそう、これはゴルパンオフ会での話。
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【第408号】a man
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 27ヶ月前
美容室には日々いろんなお客様が来店される。彼もそのうちの1人だった…初来店時の印象。すらっとして身長は高く、ライク ア UNIQLOファッションに全身を包んだシンプルなスタイル。そして他人を気軽に自分のフィールドにいれないように寡黙な雰囲気を漂わせていた。席にご案内し、挨拶をすませ、カットのカウンセリン...
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【第407号】水の下は地獄だけか?
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 27ヶ月前
今週のヤンサンは「ルパン三世 カリオストロの城」でした。メインは宮崎作品の「水」について。人はいつも何かについて騒いでいるけれど、いつも物事の表面しか見ていない。「本当の事」はもっと深いところにあって、それを見なくてはいけない。
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【第406号】あの日の「しゃべり場」
コメ1 山田玲司のヤングサンデー 27ヶ月前
90年代の終わり頃、僕が夢中で見ていた番組はNHKで放送されていた「真剣10代しゃべり場」だった。この番組は当時10代の若者10数名が輪になって、その時の自分が抱えている悩みや主張を語り合うというもので、その中で起こる様々な「予期せぬ事」が話題になった。司会者のいない中、本音をぶつけ合う10代の人達...
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【第405号】古いものの良さ,地面を認識する
コメ1 山田玲司のヤングサンデー 28ヶ月前
みなさま、夏も終わりの気配を感じる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?今日は久世です。以下の2本をお届けします。・古いものの良さ・地面を認識する
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【第404号】変態漫画
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 28ヶ月前
久しぶりに仕事で神保町に行ったので古本屋をうろついていたら、懐かしい漫画を見つけた。それが今回ヤンサンで取り上げた90年代の伝説的変態文学漫画「さくらの唄」だ。
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【第403号】久保田早紀はどこにいるのか?
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 28ヶ月前
なんとなくYouTubeを観ていたら、1980年放送の「夜のヒットスタジオ」の動画を見つけた。「夜ヒット」は、ある程度の年代の人達には説明不要の「伝説の歌番組」だ。番組は古く1968年にスタートしている。歌謡曲全盛時代の「生放送、生演奏」というとにかく豪華な番組だった。
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【第402号】1人でも生きられる
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 28ヶ月前
瀬戸内寂聴さんは「自分の本で一番売れたのは『1人でも生きられる』って本だったのよね」と言っていた。「みんなこういうの好きなのよ」と言った後に「でも1人で生きるなんて無理よ!」みたいな事を言って笑っていた。この話、もちろん全部を「無理」と言っているのではなく「人は誰でも沢山の人達に支えられて生きて...
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【第401号】氷解
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 28ヶ月前
家に着いたのは0時半を回った頃だった。こんなこともあるだろうと次の日の仕事も半休にしていた。久しぶりの東京往復に流石に疲れていたので風呂を沸かし、湯船に浸かった。風呂上がりに何が冷たいものが欲しくなった。眠る前に珈琲を飲む癖がついていて、夏場はアイスコーヒーを作って冷蔵庫に入れておくのだが、豆を切...
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【第400号】The Weight
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 29ヶ月前
Kを偲んで集まった同期の寄り合いは、なんだかんだそのあと9時半まで店に居座り、2次会の話も上がったがそれぞれ仕事や家庭があるので解散になった。それでもせっかくだから駅まではみんなで行こう、昔のように駅前で解散しようと言うことになり、またぞろ7人で向かった。
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【第399号】K
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 29ヶ月前
Kの訃報が届いたのは、彼が死んでから9日後のことだった。軽自動車専門の中古車販売店の副店長をしていたNは、その報せを仕事の休憩時間に受け取った。7月の海の日の連休の中日、うだるような暑い日の夕刻だった。その1週間後の日曜、NやKの大学のサークルの同期たちは久しぶりに連絡を取り合い、彼らが過ごした大学のあ...
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【第398号】新しい神様
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 29ヶ月前
いつも言っているけど、僕らが見ている情報は「事実のほんの1部」と「演出された何か」だ。なので、真実に近いものが見えてくるのははるかに先の事だろう。
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【第397号】喫茶去
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 29ヶ月前
これを書いている今、参議院議員の投票日だ。なので今の僕にはこの選挙がどんな結果になるのか知らない。ヤンサンファミリーのあなたの事を考える。
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【第396号】「いい子」とは何か?
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 29ヶ月前
「いい子になんかなるなよ」これが僕の育った時代のスローガンだった。「大人は嘘つきだ」「奴らに服従したら終わりだ」・・なんて。当時の漫画やドラマや歌謡曲にはそんなメッセージで溢れていた。80年代後期にはそんな若者の抵抗も薄れていくのだけど、僕と同世代の尾崎豊は最後まで「大人」に抵抗していた。彼は「...
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【第395号】Mの一族
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 30ヶ月前
遡ること5月7日。ヤンサンでは約三年ぶりの公開収録が行われた。 久しぶりにお客さんの前に立つことでの心地よい緊張感を味わいながら、終始オイラは邪魔にならないよう地蔵としてほっこりと鎮座してた。イベントはセンセの神解説もあり大いに盛り上がり無事終了! ほぼしゃべってないのに謎の達成感につつまれバイブ...
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【第394号】ご機嫌じゃない時
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 30ヶ月前
まずは前回のメルマガで書いていた「もう1人の娘」の話から。【私は私なりに考えている】僕には娘はいないけど、会った瞬間「この人、まるで自分の娘みたいだ」と思うことが立て続けに起きた。1人は前回のメルマガで書いた、漫画家の不吉霊二さんなのだけど、もう一人は最新のディスカバリーレイジチャンネルに出てく...
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【第393号】2人の娘
コメ1 山田玲司のヤングサンデー 30ヶ月前
先月開催した「漫画家のグループ展」でちょっと驚くような事が起きた。その展示会は画材メーカーの老舗「ターナー」の企画で、作品として絵も描いている漫画家を4人集めてのもので、建物の3フロアを使った中々贅沢な企画だった。僕は4階の大きなフロア全部を使わせてもらったので、前回の個展よりも大きなスペースで...
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【第392号】良い落語家の見分け方
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 31ヶ月前
5月は久世です。どうぞお付き合いください。最近またちょっと落語を聞いてます。この前、はじめて立川談春さんの「口演」(こうえん)に行ってきました。
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【第391号】マグリットと村上春樹と進撃の巨人
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 31ヶ月前
今回「ルネ・マグリット」という超有名な画家の人生を掘っていて感じたのは「戦争体験のPTSD」だった。これならすべての辻褄が合う。第1次世界対戦を現場で体験した世代の画家は「本物の狂気」を知って「言葉を失った」のかもしれないのだ。いやむしろ「感情を失った」に近い気がする。
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【第390号】あの日の彼女
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 31ヶ月前
【高額な絵画】ピカソのアトリエに行くと死ぬほど多くの絵が転がっていて、遊びに行くと「好きなやつ持っていきな」とか言ったりしてたという。どの時期の話か定かではないし、常にそんな感じだとは思えないので「そんな日もあった」という感じだと思うけど、僕も同じように「好きなら持っていっていいよ」なんて自分の...
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【第389号】食べ物の話
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 31ヶ月前
僕は昔から「やるべきこと」に突き進んで生きているのが好きなので、どうにも「食べること」に関心が薄かった。漫画家が締め切りに追われ、ペン入れをしながらおにぎりを食べる、みたいなのに憧れていたのもある。実際何回も観た手塚治虫のドキュメンタリーには、本当におにぎりを食べながら漫画を描くシーンが出てくる...
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【第388号】『ゆらめきのパサージュ』(後編)
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 32ヶ月前
前編からの続き。前編はこちら⤵️https://ch.nicovideo.jp/yamadareiji/blomaga/ar2094005先週に引き続き、繰り返しになりますがこれは俺が勝手に考えてる「ポスト・パサージュ論」です。曲解や思い込みが多分に含まれていますので、ベンヤミン哲学をもっとちゃんと知りたい方は原著にあたるか、もっとしっかりした学者の...
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ヒロインたちの夢を叶えた男女入れ替わりの野球漫画『アイドルA』(後編)| 碇本学
コメ0 PLANETS Mail Magazine 32ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本の青春」。「ヤングサンデー」「ゲッサン」で2005年から不定期連載されている異色作『アイドルA』。主人公が男女入れ替わりながらアイドルと野球の二足のわらじで活躍するというデタラメな設...
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【第387号】『ゆらめきのパサージュ』(前編)
コメ0 山田玲司のヤングサンデー 32ヶ月前
※今回のメルマガはおよそメルマガとは呼べないほどの長編につき、前後編に分けました。あるドイツの哲学者の思索を引用してるので、少々、いやかなり難解かもしれません。この揺らめきまくりの文章は、たぶん清ちゃんには読めないでしょう(笑)でも、なんとなくわかってくれるだけで大丈夫。というか、あまり真剣に読ま...
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ヒロインたちの夢を叶えた男女入れ替わりの野球漫画『アイドルA』(前編)| 碇本学
コメ0 PLANETS Mail Magazine 32ヶ月前
ライターの碇本学さんが、あだち充を通じて戦後日本の〈成熟〉の問題を掘り下げる連載「ユートピアの終焉──あだち充と戦後日本の青春」。今回は「ヤングサンデー」「ゲッサン」で2005年から不定期連載されている異色作『アイドルA』を取り上げます。スーパーヒロインとその幼なじみが、男女入れ替わりながらアイドル活...