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篠塚恭一:LCCの普及に思うこと(公共交通機関をもっと使い易く──【介護旅行】安全で快適な旅のために(6)
コメ0 THE JOURNAL 71ヶ月前
今年度も訪日外国人数が過去最高となり、新記録をさらに更新中だそうです。行楽シーズンを迎えた観光地だけでなく都心にも大きなスーツケースを引きずるように歩く外国人であふれ、今さらですが東京は日本最大の観光地であることに気づかされます。データでは特に中国や台湾など、東アジアから来る人が急増していて、毎...
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篠塚恭一:車いす対応の座席予約──【介護旅行】安全で快適な旅のために(5)
コメ0 THE JOURNAL 72ヶ月前
介護旅行をすすめていく上で困っていることがあります。それは、旅行者の変化にそった新しい時代のサービスインフラが追い付いていないところです。例えば介護保険制度と同じ年にできた交通バリアフリー法は、この15年間で何度か改正され、その成果として駅や空港ターミナル等のバリアフリー化は格段に進みました。公共...
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篠塚恭一:感謝の言葉に励まされ──【介護旅行】安全で快適な旅のために(4)
コメ0 THE JOURNAL 74ヶ月前
先日、旅行から戻ったばかりのお客様が亡くなったとご家族から連絡がありました。旅先でトラベルヘルパーが撮った写真を遺影に使いたいから送ってほしいという内容でした。 最期の旅は、孫の結婚式へ参列することでした。遠い故郷の施設にいる祖父を招きたいと新郎新婦が計画したものです。90歳を越える高齢でしたから周...
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篠塚恭一:90歳の姑の温泉旅行 認知症でも家族の支えあれば──【介護旅行】安全で快適な旅のために(3)
コメ0 THE JOURNAL 79ヶ月前
2000年に始まった介護保険制度、その5年程前から福祉分野の旅行が忙しくなった。福祉先進国と言われた欧米諸国への視察が数多く企画され、私はエスコートとして、行政や医療、福祉分野の方と一緒に事例を求めて旅をしていた。 当時は設備や器具などのハード、人材研修などのソフト、本人の暮らし方を助けるサービスデザ...
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篠塚恭一:欧米で生きる当事者の力学ぶ──【介護旅行】安全で快適な旅のために(2)
コメ0 THE JOURNAL 82ヶ月前
2000年に始まった介護保険制度、その5年程前から福祉分野の旅行が忙しくなった。福祉先進国と言われた欧米諸国への視察が数多く企画され、私はエスコートとして、行政や医療、福祉分野の方と一緒に事例を求めて旅をしていた。 当時は設備や器具などのハード、人材研修などのソフト、本人の暮らし方を助けるサービスデザ...
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篠塚恭一:心の奥底で「もう一度旅をしたい」──【介護旅行】安全で快適な旅のために(1)
コメ0 THE JOURNAL 86ヶ月前
「そんなに大変な思いをしてまで、出かけなくてもいいでしょう」介護が必要な人の思いを知らない人からは、そう言われることがある。言う方に悪気があるわけでなく、むしろ本人を気遣ってのことだ。しかし、そうした何気ない言葉が周囲の意識に壁をつくり、要介護者の外出を阻んでいるのも現実だ。トラベルヘルパーの育...
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篠塚恭一:情報へのアクセス向上で本人が介護旅行を計画する時代に──街へ出よう(35)
コメ0 THE JOURNAL 93ヶ月前
先日、渋谷区役所の福祉部から連絡があり、平成27年春の選挙ですっかり若返った区長が、地域のNPOや企業と連携をはかりながら、区政をすすめる意向であることを伺いました。現在、厚生労働省は地域包括ケアシステムを機能させるため、市民活動と連携した新しい総合事業をすすめていますが、私はその関係で渋谷区も動き出...
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篠塚恭一:街へ出よう!(10) ── 公共施設を使いこなす
コメ0 THE JOURNAL 129ヶ月前
「神社仏閣で語り合う」「残された時間を家族旅行で思い出にしたい」 そんな希望を叶えようと主治医が介護旅行を応援してくれることがあります。 映画「風立ちぬ」でも肺を患った主人公が信州で養生する場面がありましたが、ターミナルケアを施されている人、死期が迫る患者に自然環境のよい場所への転地療養をすすめる...
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篠塚恭一:街に出よう!(7)──地域交通を使いこなす(5) 船旅へ
コメ0 THE JOURNAL 132ヶ月前
「次はゆっくりと雰囲気を楽しみたいのですが、どんな旅がおすすめですか?」 はじめての介護旅行が成功して外出に自信をつけたお客様から、そんな質問を受ける。 脳卒中や心臓疾患など大病をした後の旅は、誰もが不安で周囲も緊張しているのが伝わってくる。だから我々は平静を装うが、本人の不安は計り知れない。寝た...
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【無料公開】篠塚恭一:街へ出よう!(5) 地域交通を使いこなす ── 新幹線では多目的室を賢く利用
コメ0 THE JOURNAL 134ヶ月前
106歳の砺波サキさんは要介護度5、娘のみどりさんともう一度、秋の京都で紅葉狩りをしたいという夢がある。 すでに5万人を越えた百寿者も、その大半はベッドの上で過ごしているという。身体は寝ていても、気持ちまでベッドとの上かというとそうでもない。人は生きる限り、みな夢を持ち、さまざま希望を抱き続ける力を持...
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【無料公開】篠塚恭一:高齢者大国の前線から(5) ── 自然の理不尽さ
コメ0 THE JOURNAL 135ヶ月前
小中学校の授業に「移動教室」という屋外活動がある。 消防署や博物館、名産品をつくる工場などを訪問する社会科見学で、教室から飛び出し、五感を使って学んでみる。地方では漁師と地引網をしたり、農家に泊まって土に触れたりと、自然の中で大人の仕事を手伝う体験が都市の子どもたちには新鮮に映るのだろう。 近年、...
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【無料公開】篠塚恭一:高齢者大国の前線から(4)── 高齢者とICT活用
コメ0 THE JOURNAL 136ヶ月前
以前、「流されたスキーツアー」という見出しの新聞記事が話題になったことがある。 知的障がいのある子と親の会が企画した旅行を、直前になって旅館側が受入できないと断ったことに避難が集中した。 親たちは食事を変えてくれとか、部屋をバリアフリーにしてくれとか、特別なものは何も求めていないと冷静な理解を求め...
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【無料公開】篠塚恭一:「街へ出よう!」(4) ── 要介護高齢者にも運賃割引制度を!
コメ0 THE JOURNAL 137ヶ月前
「高齢の父の体が弱ってきて、この夏を越えられないかもしれないので、父と母を連れて最後の思い出に二人のふるさと信州に連れて行きたいと思っています。父は両足切断していて要介護4です。」 そんなメッセージが、ホームページのメールに入っていた。時刻を見れば午前6時、相談者の急ごうとする様子が伝わってくる。 ...
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【無料公開】篠塚恭一:それぞれのエベレスト ── 高齢者大国の前線から(3)
コメ1 THE JOURNAL 137ヶ月前
冒険家の三浦雄一郎さんが、世界最高齢80歳でエベレスト登頂に成功した。 その驚異的な体力は、70歳7か月、2003年当時の世界最高年齢登頂記録を樹立、その後75歳での登頂で実証済だった。この成功が、さらに多くの人、特に高齢者を勇気づけたことだろう。 三浦さんは、1966 年富士山直滑降、70 年エベレスト、サウスコル...
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【無料公開】篠塚恭一:お墓参りは人気のおでかけ先
コメ0 THE JOURNAL 137ヶ月前
「背負って行きますか?」 お嫁さんと久しぶりに故郷の長崎を訪ねた宮崎マサさん。6年ぶりの里帰りは、介護タクシーと飛行機を乗り継いでの旅だった。 旅の目的はお墓参り。 もう無理とあきらめていた夢が叶った感激で目が輝いている。 ところが着いた菩提寺は、舗装もなく傾斜のきつい坂道、長い階段が墓前まで続いてい...
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【無料公開】篠塚恭一:カッコよく歳をとりたい ── 高齢者大国の前線から(2)
コメ0 THE JOURNAL 138ヶ月前
シニア世代に向けたエンディングノートづくりの講座が人気になっている。 エンディングノートをつくることで、自分らしい終末を迎えようと考えることが新鮮に感じるという。死をタブーとせず、最期まで「自分らしさ」を追求する好奇心を示す人が増えているようだ。 遺言とは違うエンディングノートは、いわば人生の終わ...
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【無料公開】篠塚恭一:おでかけ日和
コメ0 THE JOURNAL 139ヶ月前
今日はおでかけ日和、山本勝さんはカレンダーに花まるをつけて楽しみにしてきた。 血圧、体温異常なし、入居している施設の外出許可も出ている。夕べは興奮気味でいつもより睡眠不足だが、今朝の気分はすこぶるいい。久しぶりの外出に子供のようにワクワクしていた。 施設内のケアは、いつものヘルパーがしてくれるから...
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【無料公開】篠塚恭一:高齢者大国の前線から(1)
コメ1 THE JOURNAL 140ヶ月前
2020年に開催されるオリンピック、パラリンピック誘致が話題になっている。 再び東京開催が決まれば、インバウンドを中心に観光産業は活気づくだろう。前回の1964年、日本は高度成長期にあった。開催に合わせて新幹線や高速道路網などインフラがつくられ敗戦後の復興の証を世界に示したことで多くの日本人が自信...
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【無料公開】篠塚恭一:さあ、まちに出よう!
コメ2 THE JOURNAL 140ヶ月前
要介護高齢者の外出支援を専門とするトラベルヘルパーの育成をはじめて20年になる。超高齢社会を迎えた日本より一足先に旅行客の高齢化がはじまっていたのがきっかけだった。 身体が不自由な人が一番にしたいことは、なんといっても「おでかけ」だという。友人と好きな映画を見て、陽だまりのカフェでお茶を飲む。そんな...
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篠塚恭一:政権交代で成立が危ぶまれる「障害者差別禁止法案」
コメ0 THE JOURNAL 142ヶ月前
政権交代によって弱者支援2法案の成立が危ぶまれているという。東京新聞によると民主党政権なら成立が見込まれた法案として、「障害者差別禁止法案」「トンネルじん肺患者の救済法案」の紹介が2月5日の記事にある。日本アビリティーズ協会の伊東弘泰さんが「なぜ、今、障害者差別禁止法が必要なのか」というテーマでレク...