第412号 2021.10.5発行
「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、著名なる言論人の方々が出版なさった、きちんとした書籍を読みましょう!「御意見拝聴・よいしょでいこう!」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが現代社会を鋭く分析「トンデモ見聞録」や小説「わたくしのひとたち」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」…先週は「デマもある民主主義」と「デマを許さない全体主義」だったら、「デマもある民主主義」の方がいいと書いた。ただし、その中でも念を押しておいたように、だからといってわしはデマを許容しているわけではない。デマはよくないが、何がデマかを権力が判断して消去するようなことはあってはならない。デマか否かは、自分で判断させろと言っているのだ。そこで今回は、わしが判断したコロナやワクチンに関するデマを記しておく。
※泉美木蘭の「トンデモ見聞録」…若い世代でのワクチン接種が伸びていないようだ。このことを危惧する政府とマスコミは、「若者はネットを中心に反ワクチンのデマに惑わされている」「YouTubeなどでデマが拡散している」などと言い続けており、9月26日に放送されたテレビ朝日『サンデーステーション』では、わざわざワクチン接種率の低いアフリカの国々を持ち出してまで、「国民がデマに振り回されている」「動画などで誤情報」と問題視していたのだ!アフリカのワクチン忌避の背景にある人種差別や人体実験の歴史を直視せよ!!
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!コロナ煽りのTVが変わる日は来るの?コロナ禍において、旧東側の社会主義だった国の方が意外と自由で、西側の方が全体主義傾向が強いのは何故?香川県のゲーム規制をどう思う?離婚かワクチン接種か嘘をつくか、どうすべき?常識を取り戻す為に必要なマインドチェンジの肝は何?こんな日本に希望はあるの?こびナビの木下医師の「印象操作を含めた宣伝で洗脳する」発言をどう思う?もともとは純粋な正義感も持っていたはずの官僚が腐ってしまうのは何故?…等々、よしりんの回答や如何に!?
【今週の目次】
1. ゴーマニズム宣言・第437回「コロナデマの大行進!」
2. しゃべらせてクリ!・第368回「芸術の秋!超傑作肖像画のお披露目ぶぁ~い!の巻【後編】」
3. 泉美木蘭のトンデモ見聞録・第231回「アフリカのワクチン忌避は“識字率”の問題か?」
4. Q&Aコーナー
5. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
6. 編集後記
第437回「コロナデマの大行進!」 先週は「デマもある民主主義」と「デマを許さない全体主義」だったら、「デマもある民主主義」の方がいいと書いた。
ただし、その中でも念を押しておいたように、だからといってわしはデマを許容しているわけではない。
デマはよくないが、何がデマかを権力が判断して消去するようなことはあってはならない。デマか否かは、自分で判断させろと言っているのだ。
そこで今回は、わしが判断したコロナやワクチンに関するデマを記しておく。
発言内容を正確に引用して、いつの誰の発言というデータを詳細につけていく書き方もできるが、それでは「資料集」になってしまい、煩雑で読み物としてあまり面白くなりそうにないので、要旨だけを箇条書きにして列挙してツッコミを入れておこう。
なおこれには、7月の「北海道ゴー宣道場」のために作成されたものの、テーマ変更のため使用されなかった資料を活用させてもらった。
●新型コロナはスペイン風邪以来の、100年に1度の感染症である。
⇒デマである。スペイン風邪は日本本土で45万人、当時日本だった朝鮮・台湾を含めると74万人が死んだと言われるが、新コロは去年は4000人、今年は死者にPCR検査して陽性者を全部コロナ死とカウントしたために、思いっきり水増しで、15000人。実際は毎年流行っていたインフルエンザ以下というのが真相だ。
●コロナウイルスは根絶させることが重要。
⇒デマである。そもそもウイルスを「根絶」させられると思うこと自体が、「人間中心主義」というカルト思想の妄想。根絶させねばならないのは、コロナ脳である。
●国難と言うべき危機的状況。
⇒デマである。もしこれが国難というのなら、それはウイルスによるものではなく、むしろ人災によってもたらされたものだ。平和ボケそのものの意見である。
●東日本大震災を上回る規模の対策が必要。
⇒デマである。このデマに煽られて自衛隊まで駆り出されることになってしまったが、5類感染症にすればよかっただけのこと。
●コロナウイルスは空気感染する。
⇒途方もないデマである。飛沫感染にしろ、エアロゾル空気感染にしろ、このデマを作るのに貢献したのが「富岳」で、たとえ世界一のスパコンでも、使う人間がバカだとろくなことにならないという見本。このデマの与えた経済的損失は計り知れない。
●PCR検査が陽性であれば「感染者」である
⇒デマである。しかし厚生労働省がこの定義を容認しているため、ほとんど全てのメディアがこの「感染者数」で危機を煽りまくった。厚労省の罪は思い!
●PCR検査の徹底と陽性者の隔離で、コロナは封じ込められる。
⇒悪質なデマである。玉川徹はこれを毎日毎日、オウムのように繰り返した。今も言っている。PCR開発者のキャリー・マリスが、そういう目的で使用してはいけないと遺言していたことを、未だに知らないというのはあまりにもおかしい。
●何もしなければ国内で85万人重症化し、42万人死ぬ。
⇒デマであり、ホラである。ところがこれを言ったことで、西浦博は京大教授に出世した。
●この感染症は平均すると1人当たりが2.5人に二次感染させる。
コメント
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サトルさん
情報ありがとうございます。FLASH読みました。
だから現実にはお相手がいなくなる、ということを非常に上手く表現されたなと、感服いたしました。
★◇★勇気を振り絞って初投稿★◇★
★◇★本日の愛子さまブログご紹介★◇★
みなさん、おはようございます。
「愛子さま 皇太子への道」ブログの紹介です。
●許してもらえるはずないもの・・・(JACKERさん)
・日本国民は自分達や自分達の利益や感情のために、眞子さまをPTSDに追い込んでしまった
・もし自分が親戚に同じようなことをされたら、絶対に許せない
https://aiko-sama.com/archives/7223
●愛子さまと皇族の方々を守るために何かしたい!(バカボンの孫さん)
・勇気を振り絞って初投稿
・皇族の方々の名誉を守りたく思い、「愛子さまブログ」を通して声を上げていきたい
https://aiko-sama.com/archives/7251
●親の背中見て眞子さまを思う(ランランさん)
・血気盛んに学生運動に身を投じていた父親の、皇室を思いやる言葉
・思想や年代に関係なく、庶民感覚としての皇室を想う心は同じ
https://aiko-sama.com/archives/7269
愛子さま 皇太子への道
https://aiko-sama.com/
ブログ投稿のご案内
https://aiko-sama.com/blog-bosyu
確かに今日もモーニングショーは酷いですね。昨シーズンインフルエンザが流行らなかったのは感染対策をしたからと言っていて相変わらず多面的にものを見ることができないんだなと思っていたら、今シーズンは集団免疫ができていないから流行ると。もう泡を吹いて倒れるかと思いました。過剰な対策が間違っていたということやないかい!それにしてもインフルエンザやRSウィルスでは集団免疫に言及しておいてコロナが激減した理由では集団免疫に言及しない。漫談でもやっているのでしょうか。玉川は「感染対策していたから流行らないと思います」とあっけらかんとコメント。危機管理の要諦は最悪の事態を考えるんじゃなかったのかよ。マスクをしないのは蛮勇だとか言っていましたが、猫と戯れているのが奴の目には虎と戯れているように見えるらしい。後半では実証実験のことも触れていましたがもう前半でお腹いっぱいになってしまいました。
昨晩、岡山から帰ってきました。個人的にはいろいろハプニングがありましたが、有意義な道場だった、と思います。旅行の準備ははやめにすませないと、後で慌ててミスをする、という教訓を得た旅でもありました。
青ネギん、サトルさん、お疲れ様でした。ちぇぶさんや和ナビィさんたちを初めとする設営のかたがたには、忙しそうでしたので、挨拶をしないまま退席しました。ご諒承のほど、お願いいたします。
道場の感想ですが、眞子様、小室圭さんに本当に私たちは謝罪しなければいけない、上の立場の人間は何でもできる「権利」を持っていると錯覚しがちだ、本当は逆で、上の立場の人間ほど制約も多く、権力などとうの昔に失われており、ただ「権威」だけが存在し、個々の行動を縛っており、人間として本来享受すべきはずの「自由」が与えられないという皮肉な結果を生むのだ、ということを認識すべしと感じました。「皇統譜」による神話も、側室とセットで考えなければならず、現状にあった皇室を模索してゆかねばならないわけで、「非国民」である私たちがともに皇室や天皇制を築き上げてゆく必要性があるのでしょう。
海の診療所の話には考えさせられました。男系タリバン主義が、かえって愛子内親王殿下の天皇即位を後押ししているという皮肉にも。神風はそうそう簡単には吹かないから、神風というのでしょう。役所の人間が専門家ではないのは、デパートやスーパーの店員が商品を熟知しているのか、という問題と似ているような気がしました(野菜売り場の人間は野菜のことしか知らないと思うし、職歴やパート歴による知識や経験の差などもあると思う)。
ということで、号外版発行までには間に合ったのかな。次は大阪オドレら正気か、です。
今朝は今日発売のSPA!の一場面のような、監視員のスクランブル発進(笑)
もう番組はメチャクチャ。masaさんのコメントのように、泡吹いて倒れそうになる。
文字起こしは断念。きりがありません。
しかし、インフルエンザ煽っておいて、「だからこそ、早くコロナワクチンを打ちなさい!」とは。
さらに北村は、子供が、インフルエンザに対する防御がこの2年出来ていないから、何が起こるかわからないとヌケヌケと。
さらに悪質なのは、「インフルエンザの子供の死者数は大した数ではない」と言い切りましたからね。
玉川は「いかにインフルエンザよりコロナが強いかよくわかった」……。
きりがない。後半部分(実証実験)に照準あわせます。
実証実験の「穴」について、生真面目にあげつらう番組。
玉川のコメントを文字起こしします。
「(禁煙、非禁煙のように)これから、そういうお店が(ワクチン接種者を)選ぶようになっていくんでしょうね。(略)で、私ワクチン打てません……っていう人は、も……あの……ある種、お店は……そ、その……『そういう人しか』行けない所?……だから、あの、ワクチン接種証明が無くても行けるようなお店を選ぶしか……ないってことに……なるでしょうね……(段々小声)」
コメントしててマズイ……と気づく玉川。
羽鳥
「じゃあ4人で行って、1人だけ入れないのおかしいじゃねぇか!っていうのが、まあ、おかしいんだけども、そこは、「しょうがないよね」っていう時代になってきちゃう……」
玉川
「そうそう」
玉川
「まあ、どういう理由てま打たないのか?ご自分の意思で打たないのなら、「しょうがないですよね(嗤)」。打てない方をどうするのか?ってことですよね!」
菊間
「そういう方だったら、陰性証明は公費負担でしょうね!」
北村が介入。ポルトガルは80%の接種率越えたからワクチンバスポート無しになった。「我が国」も、このまま接種率上げれば、こんなことしなくて良くなる!とコメント。
さらに、お店の従業員の接種率が、これから大事になると、追加コメント。
番組は「シンガポール」の話題を。
いかにシンガポールが「失敗」したのかにしか見えないのに、捏造解釈報道する番組。
(ここは、木蘭師範が追求すると思うので割愛します)。
玉川は「無症状者が見つけられない!」と、検査、検査!と壊れたまんま。
北村は「ツインデミックス」がおきるかもと、煽る。
凄まじいバカっぷり。
ハガキ書くので、この辺で。
今日の「百鬼夜行」ならぬ「百鬼朝行」でした。
シンガポールの現状も取り上げるが、デマの類い(これは恐らく木蘭師範が書く気がするので、割愛します)。
>>208
追加( ノ;_ _)ノ
木蘭師範に「リクエスト」してる訳ではないので、そこはスルーしてください( ノ;_ _)ノ
こんにちは。岡山帰りという事もありギリギリになってしまいましたが、今号のプチ感想です。
〔ゴーマニズム宣言〕
デマのオンパレード、もはや『デマの大喜利』状態ですね。しかもそれをテレビがノーチェックで垂れ流し、「テレビで放送している内容は正しい」と本気で思い込んでいる情けない大衆が踊らされている…。
「視聴率さえ取れれば」とか「自分の利益にさえつながれば」という不埒な輩どもが増えたのも、新自由主義の弊害ですね。
〔トンデモ見聞録〕
白人の有色人種に対する差別意識は相当根深いものがあると感じます。かつて「名誉白人」なんて扱いを受けて喜んでいたアホな日本人も居たような…。
余談ですが、アフリカには「うつ病」が無い(うつ病に罹る人が滅多にいない)そうです。人間関係が濃密で強固な共同体が形成されているのが要因だそうです。
共同体が崩壊し、セーフティーネットも脆弱な日本で、新コロ騒動で自殺が増えたのは痛ましい限りです。
以上、今号のプチ感想でした。
岩田太郎というジャーナリストも悪質ですね。
記事中に上がっている篠原常一郎の名は既に上がっていたかと思いますが。
「眞子様のご結婚批判をヘイトスピーチ扱いする日本の表現の自由」
https://news.yahoo.co.jp/articles/697c3e79d08adfbf15fdfda119708a304802207b?page=1
ライジング配信ありがとうございます。
素晴らしいゴー宣道場の感動冷めやらぬうちに、1週間がマジ早い!
デマ一覧を読み、上質な紙にカラーで印刷してきちんとした封筒に入れて、
重要書類と赤のスタンプ押して、近所に配布しまくりたい衝動に駆られています。
元気な時は笑えるけど、くたびれている時に読むと、いちいち頭にきてしまう。
個人的には、「コロナウイルスは空気感染する」「とほうもないデマである」
これはマジ、ムカついて、これだけでも大書して配りまくりたい!(いつまでも昭和ですみません)
「無症状の後遺症がある」→ 玉川氏に正確に説明してほしい!
「あべのマスクで260億円の税金が飛んだ」はー。
この一年半あまり(まだズルズル引きずりそうな)ライジングで書き続けたコロナの記事は、
後世のために一冊の書籍にしたいですね。この代表的コロナデマ一覧も、是非、載せて欲しいです。
「マスクはパンツ」そう言った時、スタジオの面々はどんな反応だったのでしょう?
みんな真面目な顔して頷いていたんだろーか?
テレビに出て、魅力的な事を言いたかったんでしょうね、ああ、恥ずかしい。
後世まで語り継がれますよ、良かったですね!(憤)
連投失礼致します。
昨日お休みで、たまたま、モーニングショー、めざまし8、両方腐らない程度にザクッと観て、
ちょっこし書こうと思っていたら、私事でアクシデントで一日終了。
昨日の「めざまし8」に、渋谷健司氏が出ていた。
安心せず、「検査して無症状者も隔離を視野に入れつつ、検査し続ける事」を、ただ延々と言っていた。