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除染のウソ 現代日本社会の犯罪
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 147ヶ月前
さて、5日に自由報道協会で行われた記者会見を取り上げた築地を本社とする新聞の記事だが、きょうはいよいよその内容そのものについて一考察してみようと思う。〈「福島の線量、意図的に低く公表か」 市民団体独自調査市民と科学者の内部被曝(ひばく)問題研究会」は5日、東京都内で記者会見し、福島県内で空間線量を...
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150円の著作権 幼稚な日本の記者たち
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 147ヶ月前
きょう、一部150円もする新聞を買った。かつてはよく購読していたが、その情報量からしてあまり購入する気の湧かない値段設定の新聞である。しかし、きょうは仕方あるまい。その新聞を買う理由があるのだ。目当ては、きのう10月5日、公益法人になって初となる自由報道協会での記者会見についての記事である。〈「福島の...
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炎上上等 毎日新聞の虚報記者の虚報
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 147ヶ月前
♪燃えろよー、燃えろよー、火の粉を上げてー♪夏は終わった。楽しいキャンプファイヤーも夏の思い出となるだろう。台風による湿った暖かい風に包まれた関東平野にも、ようやく涼しい季節が訪れた。衣替えの時期、10月は新しいことの始まる秋でもある。福島の事故から一年半、隠蔽していた真実も徐々に明らかになってきた...
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3つの事件 巨人「Yahoo!」からの宣戦布告
コメ2 上杉隆のニッポンの問題点 147ヶ月前
10月1日は、私にとっていくつもの意味で特別な日になった。盆と正月とクリスマスとイースターとラマダンがいっぺんにきたような感じだ。まずは、代表を務める自由報道協会が正式に公益法人に移行したことが挙げられる。午前中、昌山美智代事務局長が内閣府に出向き、正式に認証を受けた。2011年1月の発足から約一年半、...
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自由報道協会 公益法人化の狙い
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
自由報道協会は公益社団法人に移行することが決まった。昨年2011年1月の発足から約1年半、フェアな言論空間の構築を目指して、公平な記者会見の開催、政府や議会への申し入れ等を行ってきた非営利団体は、これで新しいフェーズに入ることになる。今回の変更にともなって、代表である私の肩書も「理事長」に変更される。...
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さよなら夏の日 山下達郎の傷心時代
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
待ちに待った9月26日がやってきた。夏から待ち望んでいた水曜日――。何の日か。そう、私の著書、『メディアと原発の不都合な真実』(技術評論社)の発売日――、と宣伝したいところだが、実はそれではない。きょうは『OPUS』のリリース日、あの山下達郎さんの17年ぶりのベスト盤に会える日なのだ。〈SUGAR BABEで22歳の...
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春琴抄と戦後史の正体 ベストセラーの秘密
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
けさ、孫崎享さんと久しぶりに会った。「U3W」(NOBORDER)の番組の中で、じっくり話したのだが、そういえば鳩山政権以来のことではないだろうか。番組冒頭、私は驚異的な売り上げを記録している『戦後史の正体』(創元社)について触れた。2か月で20万部超、この種の堅い本では異例の売り上げだ。「これだけの売り上...
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文筆生活と講演活動 30番目の本
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
経団連会館で講演した。大手町の一等地に立つ新しく見事な建物、そこでの講演は私自身初めてのことだ。今回はその講演のことを書きたいわけではない。書こうと思うのはそこで再発見した自分自身に関することだ。最初に経歴の紹介があった。幹事役の安藤英義・一橋大学名誉教授(商学博士)の述べる私自身の経歴はこんな...
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バカとデブと放射能 イタリア料理の法悦
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
〈うまい。一言で表現するなら、法悦〉(浅田次郎「つばさよ つばさ」JAL機内誌)法悦? この場合の「法悦」ってなんだろう。飛行機の中で浅田次郎さんのエッセーを呼んでいたら、こんな表現にぶつかった。浅田次郎さんや出久根達郎さんなどの作品に触れていると、時々こうした意外な表現に出くわす。その時の驚きと語...
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神の目と天の声 先行き不透明な「新聞」よ
コメ1 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
「――と見られる」「――と思われる」これらは、日本の新聞のみで確認される珍奇な表現の一例だ。まず主語がない。いったい誰が見るのか、思うのか、わからないところがいっぱいで、そうした意味で読者の好奇心を脱力的に刺激してくれる。「見られる」「思われる」という受身形の表現からも、「見て」、「思っている」のが...
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放射能と鮎 福島の安全専門家たち
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
今週号の『週刊SPA!』(9月18/25日)の人気コーナー「ニュースディープスロート」は、現在の私の関心に、ど真ん中ストライクの記事が2本並んでいる。自由報道協会枠(おしどりマコ&ケン)の「福島での原子力ムラの広報活動」とエコノミストの吉崎達彦さんの米国大統領選挙の分析評がそれだ。とくに前者の記事は冒頭か...
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大統領とマスターズ 女性の時代
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
大統領選真っ只中の米国から戻ってきた。いきなりの展開だが、米国大統領といえば、やはりあのスポーツである。ホワイトハウス横にアプローチ練習場を作ってしまったJFK、伝説のゴルファー、ベン・ホーガンとラウンドしたい一心で「エアフォース1」をテキサスまで飛ばしてしまったフォード大統領、繰り返しの打ち直しで...
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『 北朝鮮の障害者 パラリンピックとオリンピック 』
コメ1 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
読売新聞(9月11日朝刊)のスポーツ面の蓮池薫さんの記事が目についた。〈アスリート区別はいらない〉というタイトルでロンドン・パラリンピックについて、次のような談話を寄せている。〈五輪もそうだが、選手たちは、競技にすべてをかけ、自分の人生の意味を見出そうとしている。健常者、障害者と、アスリートを区別す...
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今更「発覚」と言われても・・・ 3・11東電中国接待旅行
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
米国からのJAL帰国便、日本の新聞にざっと目を通した。相変わらずの四角四面で教科書のような文体、果たして読者に読ませようという気持ちはあるのか…。そんなことを考えるのは、きまって米国の自由なメディアの空気に触れた後である。そこで目に留まったのは朝日新聞(9月7日付) の連載記事(原発とメディア)のひと...
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「日韓関係改善の処方箋は?」上杉隆の「夜のズバッ!と生ステーション」第1回全文書き起こし(後半)
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
上杉隆のブロマガ「東京脱力チャンネル」が主催する生放送番組『夜のズバッ!と生ステーション』が、2012年8月21日にスタートしました。キャスターを務めたのは、週刊誌「AERA」記者の三橋麻子さん。ゲストには、元朝日新聞政治部長・薬師寺克行さんと、政治ジャーナリストの藤本順一さんを迎えました。番組後半は、チャ...
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「ジャーナリストは命がけ」 上杉隆の「夜のズバッ!と生ステーション」第1回 全文書き起こし(前半)
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 148ヶ月前
上杉隆のブロマガ「東京脱力チャンネル」が主催する生放送番組「夜のズバッ!と生ステーション」が、2012年8月21日にスタートしました。キャスターを務めたのは、週刊誌「AERA」記者の三橋麻子さん。ゲストには、元朝日新聞政治部長・薬師寺克行さんと、政治ジャーナリストの藤本順一さんを迎えました。この放送があった...
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奴隷か、さもなくば死か ジャーナリストの運命
コメ0 上杉隆のニッポンの問題点 149ヶ月前
山本美香さんの遺体が日本に到着した。これまで私は、殺害当日に共同通信にコメントし、またその2日後にダイヤモンドオンラインに追悼文を寄せた以外、基本的に彼女については語らないできた(一部を除く)。ダイヤモンドオンラインでも触れたが、その理由は、私の書く文章はその内容を問わず、ツイッターやネットでの心...