菊地、林、小西トリオのライブも終わり、すぐに東京ザヴィヌルバッハのリユニオン(っても、ちょっと前、コロナ前にリユニオンライブやってライブアルバム出したばっかりだと思うのだけれども・笑)と「岸辺露伴は動かない」の準備に入る。
「岸辺露伴」は、もう年末オンエアの3話とも、作曲用に見てしまっているので何も書けないのだが、音楽に関して、今シーズンは基本的に追録(ファーストトリロジーで納品したものも使う前提で、今シーズン用にだけ追加録音)なのでレコーディングする楽曲数(業界用語で「M数」)は僅か8だけである。8というと凄そうだが、劇伴の8であってアルバムの8ではない。がっつり作曲は2だけだ。路線はファーストトリロジーを継承。エレクトリックトラックも入るかも知れない、、、、ぐらいの感じ。
何れにせよ既になんかもうファーストトリロジーだけで「超テレビドラマ級」のランキングがされているし(実
コメント
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こちらWatsonさんへの追伸、というか、スリップになりますが、ファイナルズの「スムースエスカレーター」のMVっつうのがあるんですが、営業終了後の伊勢丹さんで撮ってるんですよ。
んで、原案では、「あの2人を、監視カメラで見ている監視員」が出てくる予定だったのです。諸般の事情でなくなりましたが。んで、あのMVは、内容はそういうことだし、歌詞に「ハードエムセイ好きなの」「90年代のMVに迷い込んだの」「監視してるマルーン5」というのが入っていて、オールドファンなら、あのMVがカニエウエストftアダムレヴァイン(マルーン5)の「ハードエムセイ」へのオマージュになってる事が歴然なんですが、7万回再生されても誰にも指摘されません笑、やっぱり僕ってわかりづらいんですかね笑。
余計と思いつつ
「坂道のアポロン」はTVアニメ(2012年)が菅野よう子。実写劇場版(2018年)が鈴木正人です。
私が石若駿を知ったきっかけがアニメの坂道のアポロンでした。ピアニストとドラマーが主演なのですが、それを松永貴志と石若駿が担当する、という布陣でした。
「BLUE GIANT」は愛読書ですが、アニメ化の報を受けて、”日本人SAX奏者に適任が思いつかないな”=”自分が知らないSAX奏者を知る機会になれば嬉しいな”と考えています。海外の奏者に任せる、までは考えませんでしたね。
書いた通り愛読書ですが、国内jazzシーンついてリアルと乖離があり、そこだけずっと引っかかったまま読んでいます。
ドイツ人の女性ベーシスト、ポーランド人のピアニスト、フランス人のドラマーとバンドを組み、欧州を回りながらイギリスのロックフェスでジャズバンドで出演しアプローズを受ける、のは悪くは無いので一定の取材をして描いているのだろうと思えるのですが。
>>9
そうだ笑、逆だと思ってました(つうか、どっちがどっちだか考えてもいなかったです笑)。アニメ版は石若くんを、実写版のトランペットプレイが類家くんだったと思いますが(違ったりして笑)。
ブルージャイアンツは、ジャズ界で呼んでる人がいないみたいで、あまり話題にならないんですが、日本の現場は取材されてないと思いますし、しない方が良いと思いますね笑。僕は編集者の熱烈な勧めで、何巻か忘れちゃったけれども、1冊?だけ読んで(漫画のコマが目で追えないので笑)、リファレンスがECMやブルーノートである事、そしてすごくジャズマニアだなという事はわかりましたので、そもそもそれを読んだ時(数年前です)から「これ、アニメか実写に絶対なるから、自分に話が来たらこうする(日記中にある通り)」と思ってました。何れにせよ「超日本人級」のプレイをするわけだから、日本人プレーヤーが吹いたらダメですよね笑。
ここに、当社比で「のだめカンタービレ」との差、つまり日本と世界のクラシック界と、日本と世界のジャズ界との乖離の程度が如実に表れていると思いました。
>>8
にゃるほど! っと、本人に説明してもらうまで、分かりませんでした〜...いろいろ深いんですね〜、より楽しめます( ˆ◇ˆ )/
菊地さん、こんばんは。
『「死」を武器に、若い者と闘争する』というくだり、痺れました。そういう老いの闘い方があったのですね。
僕はイギー・ポップが好きなのですが、彼もそうかもしれないと思います。
チャーリー・ワッツの死亡記事を目の前の壁に貼っています。ミックやキースは「死」を武器にしているでしょうか?
新しいバンド、楽しみです。
菊地様、こんばんは。本田です。
過去の荒々しいコメント、突然のファンメール、先日の衝動的な会話など大変申し訳ありません。
お書きになった「死と言っても、表現形態としてはものすごいヴァリエーションがある」
との一文にはっとし、雨の匂い(10月26日4時00分頃)とともに、「なんだかな」と思いコメントをタイプいたします。
先日の会話(本当に失礼いたしました)でお伝えしましたとあるマッチングアプリ<Tin○○○>で偶然出会った菊地様のファンの女性とは、スマホ上で恋愛し、スマホ上で互いに性的興奮し、スマホ上でケンカし、案の定スマホ上であっさりと破綻しました。
そしてそのマッチングアプリの"マッチ解除"という機能をお互いに使い、二度と会うことができなくなりました。
我ながら浅はかと思うのですが(もう本当にスマホはやめたいです)、
「これも"二度と会えない"という意味では令和における死のバリエーションに入るのかな」と思い、未だもやもやは決めません。
菊地様は、スマホ誕生前におけるインターネットコミュニケーション(恋愛要素も含みます)についてどのようにお考えでしょうか。
わたしは、またしても癇癪をおこしてしまい彼女のすべてのSNS、電話番号、写真などすべてのデジタルデータを削除したのですが、これは殺人に酷似しているような気がしているのです(これは大袈裟であり、スマホ依存症への単なる罹患かもしれないと思ってもおりますが)。
ありがとうございます。
>>13
>>13
イギーポップは僕も好きです。彼の表現は大体40代まで(アルバムでいうと「ブラーブラーブラー」あたり)は自傷行為そのものだったと思いますが、更に50代を超えて、現在に至る間に、「死」を武器に、若者と闘っていると思います。
僕はストーンズには不感症(特に楽曲)なのですが、チャーリーワッツが亡くなった事に対し、世界中のロックファンは冷遇しているのでは無いか?と思うぐらい無風でしたね。
ローリングストーンズは、ここ20年ほどは、明らかに「死」を武器にして若者と闘っています。ツートップは延命のために巨額を投じ、いろんな事をしました。それも「死」を武器にした「若者」との闘い方の一つだと思います。
「怒れる若者たち」の代弁者としてフェームを得た音楽家には「老境をどう見せるか」という問題が立ちはだかっています。おそらくこの問題系は、20世紀初頭には生じておらず、ヒッピームーブメント以降に発生した、ファーストサマーオヴラヴのツケとして、独立した問題系だと思いますが、その意味では、昨年亡くなったマルカムマクラレンや、まだパンクごっこの自己拘束から抜けていないジョニーロットンよりも、遥かにストーンズが偉大だと僕は考えています。
>>14
本田さんこんにちは。電話の件は、僕が過去に自分でネットに公表したものですから、どうかお気になさらないでください。また何かありましたら気軽にお電話いただいて結構です。こないだはてっきり珠也だと思い込んで出てしまいましたが笑、僕は本当に、一切の迷惑を感じていません。それは短い会話中に感じていただけたと思います。
ですが、僕がここで書いているのは、「あらゆる死」ではなく、「老境に入るクリエーターの表現における死」、のことなので、マッチングアプリで出会って興奮して喧嘩して絶縁して、二度と会えないその女性を「死」に見立ててたり、デジタルデータの全破棄を「殺人」に見立てたりするのは、(御自覚されているでしょうが)溢れんばかりの「若さ」といえますので笑、今回の日記とは無関係です笑。
SNS以前のインターネットは、全体に牧歌的であったと思うばかりですが、それ以前に、恋愛は、精神疾患がない(神経症レヴェルの)人々でも、発狂に近い状態になるので、本田さんがマッチングアプリを振り回すのは端から見ていても危険極まりなく笑、スマホの破棄をお勧めしますが、破棄はおそらくできないでしょう笑。
スマホは(未来を変える英雄になる。と、先に目的格に置いて生きた、一種の危険人物である)ビルゲイツが(部分的に)改悪した未来世界の最強ドラッグなので、依存性が高く、破棄できないことに悩まないで頂きたいんですが、マッチングアプリへの依存はとても危険なので(これから、「本当の殺人」を生み出す可能性のある道具なので)、なんとか我慢してください。本田さんの症状には攻撃性の強い抑圧があるので、一度、物でもぶっ壊してはいかがですか?(他人の物を壊してはいけないですよ)。
とにかく、僕の世代の感覚では、関係が破綻して、二度と会わなくなった人(恋愛関係だけではありません)は、「死」んではいないですし、その人のデータや「よすが」(思い出の品のことを、昭和はまではそう言いました。手紙とか写真とか、電話番号だとか)の全破棄は殺人とは全然違います。似てもいません。なぜならデジタルメディアは実際に殺人に使えるので(すごく便利だと思います)、メアファーの設定は無駄です。包丁を「これで人を刺すのは、限りなく殺人に似ている」と、言っているようなものです。
相手の方の住居には行ってないんですよね?それが本田さんのご人徳だと思いますよ。気が向いたら、こちらにご返答いただかなくて結構ですので、ファンメールに、現在の投薬内容や、症状の状態を報告ください。
>>11
能やヨガでは、加齢によって獲得できるムーブがいっぱいあるんですよ。力任せではない動きの事ですが。僕が脚でエレベーターのスイッチを押すのは、昔は格闘技の前蹴りみたいで、スイッチを陥没させたりしていました笑、今は、ETの指先みたいに、そっと触れています笑。
わたしは菊地さんよりか、大分年齢が下です。しかしやはり、音楽の演奏で感じられる不思議な死の香りというものは、(それがそうだったかは、判断しようもないのですが、、)わたしももしかしたら、どこかで感じたことが、過去にあったかもしれないです。年齢を重ねてきたひとにしか、出ない色や香りって、あると思います。