「険しい丘を登るのには、最初にゆっくり歩くことが必要である」
こんな、↑ 百里の道も一歩から的な、ほんとバッカみたいな言葉を、死んだ後も金言ぐらいの扱いにされて困っている偉人が誰か?
1)デール・カーネギー
2)ナポレオン・ボナパルト
3)サー・ウィンストン・チャーチル
4)ダライ・ラマ(当世)
正解はウィリアム・シェイクスピアである。シェイクスピアは無茶苦茶偉大だ。僕が一番好きなのは「ジュリアス・シーザー」だけど、一作残らずみんなすごい。「恋のから騒ぎ」ですらかなりすごい。そして、明石家さんまの「恋のから騒ぎ」に、未だにケイトブッシュの「嵐が丘」を使い続けているスタッフはトラスト&リスペクトでしょう。すげえんだからケイトブッシュ。「嵐が丘」読んですぐこの曲できたんだよ。しかも10代の時!!
言うまでもないが、僕がぺぺの「嵐が丘」を「嵐が丘」と言うタイトルにした理由は2つで(だいたい、大切な理由というものは2つあるものだーーーウィリアム・シェイクスピア)、一つは、このケイトブッシュのセンス、そしてもう一つは小説の神様、水村美苗先生が、夏目漱石の「明暗」の続編を勝手に書いた「續明暗」、そしてかえす刀でブロンテの嵐が丘の日本版を書いて「本格小説」という題名にしたことである。まあ、わかんないだろうな。良いよ。別に。いやほんとほんと。
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追記ですが、「秋元康は当て書き職人なんかじゃねえぞとんねるずー!!笑」とも思っています。40年ぐらい笑。
菊地
シェイクスピアって。
スピアー(槍)を持って、
シェイクしてるんかなー。
>>2
それ、昔(マクドナルドが日本にできた頃)の英文科の学生の間で大流行したネタですね笑。
結構前に、なか卯で、うどんをロンギヌゥスの槍で食うというキャンペーン?見たいのをやってて、なんだこれ?と思ったら、エヴァンゲリヲン?とのコラボで、という説明があって、3重ぐらい余計にわからなくなったことがありましたけれども笑。
ヒップホップまで射程が及ぶなんてまさに「シェイクスピアはわれらの同時代人」ですね。ジョビンの歌詞も素晴らしいですし、ジャズの歌詞というと、あのチャーリーパーカーも作詞をしたという事(what price love )と、夜電波で教えてもらった「ムードインディゴ」の作詞がバーニービガード!あのクラリネットの名人があんな凄い歌詞を書いた事。感動しました。歌詞に興味がない人はこういう話はどうでもいいんでしょうか。勿体ないと思います。菊地成孔全歌詞集を企画する出版社ないのかな。必ず買いますよ!
>>5
ラップジーニアスというヒップホップの有名な研究サイトは(韻の数を厳密に集計したりしています笑)、詰まるところシェイクスピアに行きますね。ご指摘の通り、ムードインディゴの作詞はバーニービガードです。クラシックは歌詞を気にしないし(それでいいんですが)、ポップスによしんば興味があっても洋楽なんで(クラシックに「J-クラシック=作曲」は、外道としてしか無いので)、とにかく安井かづみも森浩美も阿久悠もエレファントカシマシもないと思うんですよ。ある意味で凄いですよ笑。
今、僕と言わず誰と言わず、歌詞集が本として出版される人なんていないですから(デジタルですぐにできちゃいますよね)つまらん時代になりましたよね。桑田佳祐の「たかが歌詞じゃねえかこんなもん」は、ボロボロになるまで読みましたし、自分で作った(デジタルファイルですが)歌詞集はいっぱいあります。CKB(AKBじゃ無いですよ)や氣志團のもあるんだから笑。