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和術慧舟會HEARTSの中田大貴が綴る世界のMMAシーン――今回のテーマは【UFC249電撃中止】ダナ・ホワイトと、ファイト・アイランドと、セックステープです!
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世界中の会社が新型コロナウィルスの猛威によりその経済活動を停止せざるを得ない状況にある中、4月18日に予定されていたUFC249を開催させるたまに奔走した男がいた。言わずと知れたUFCプレジデントのダナ・ホワイトである。「オレは容赦しないぞ、試合はやると言った通り絶対やるんだ。そしてそれはESPNで世界中に放送される」と一向に強気な姿勢を見せていた。
「地球上のどこかで」と喧伝されたUFC249の開催場所は、カリフォルニア州のカジノホテル、タチ・パレスに内定したと噂された。同ホテルはインディアン居留地にあるのでアスレチックコミッションの管理が及ばない。UFCはしばらくのあいだタチ・パレスを拠点に開催されるが、入国規制管理でアメリカに入ることができない海外ファイターのためにダナ・ホワイトは信じられないプランを匂わせた。
地球上のどこかにある島を「UFC専用のプライベートファイト島」として用意するというのだ。ダナは「島との契約はもうすぐまとまる」とし、ファイターたちにこれまでと変わらぬ試合機会を与えると意気込んだ。
ところが――4月10日、ダナ・ホワイトは神妙な面持ちを見せながらインタビューを受けていた。感情が昂ぶると顔がピンク色に紅潮することからダナピンクとも呼ばれる彼だが、今日のインタビューにおいても顔が紅潮していたことから、その心に様々な気持ちを抱えていたのであろう。
「このパンデミックが始まった初日から今まで戦いが続いていた。オレたちは4月18日のUFC249を開催するために毎日昼も夜もノンストップで戦い続けていたんだ。でも今日、ディズニーとESPNの上層部から電話がかかってきた。ESPNとのパートナーシップは素晴らしいものであるし、彼らは我々にとても良くしてくれた。しかし土曜日のイベントは開催できなくなってしまった」
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