アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは天空からの使者、狂気のルチャリブレで躍動するです!
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奴らの「生きざま死にざま」を見たか?――GCW日本公演インサイドレポート
リングネームのマシュー・ジャスティスは、彼の愛聴盤だったメタリカの4thアルバム「...And Justice For All(邦題:メタル・ジャスティス)」から名前を取った。
マシュー・ジャスティスは1988年生まれの32歳。今年2月「GCWジャパンツアー2020」に参戦するため初来日もしている。GCW軍団の中でもひときわスタイルが良く、長髪に端正な顔立ち、足もスラリと長く、なんとなくセス・ロリンズにも似た風貌から「WWEにいてもおかしくないよね」なんて声をファンのあいだから幾度か耳にした。それもそのはず、彼は10年前22歳でWWEと契約し、23歳の時に育成ブランドFCW (Florida Championship Wrestling)に入団していたのだった。
彼の住む米中西部オハイオ州のストリーツボロは、北アメリカ五大湖の一つであるエリー湖に面した街クリーブランドに近いスモールタウン。クリーブランド地区といえば、オールドファンには新日本プロレス初期に常連外国人だったジョニー・パワーズが代表、王者として活躍していたNWFを思い出すかもしれないが、1988年生まれの彼にとって、プロレスといえばNWFではなかった。
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