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記事 22件
  • 天龍さん、引退当日に渡した一升瓶のお酒。飲んでくれただろうか?

    2015-12-31 12:00  
    ※明日が元旦なので、金曜日予定の当記事も本日併せて掲載いたします!今週のお題…………「2015年」
    文◎ターザン山本(パピプペポ川柳・師範)………金曜日担当

      


    2015年? もう忘れた。何があったの? そうだ。天龍さんの追っかけをやったんだっけ。5月には引退ロードの大阪大会に行ったもんね。みんな自腹だよ。そんな金があるなら競馬に賭けろよな。チケット代もだよ。なんでチケット買って入らなければならないの?10月には東北の一ノ関にも行った。こっちは密航だよ。密航。なんて懐かしい言葉。もはや死語か? そして11月15日の両国国技館、引退試合。3ヶ月前にチケットは押さえた。全て自腹だああああああ。
    出禁の私がなぜ天龍さんの試合を見に行くの?   行ったっていいじゃないか。見ないと何も言えないでしょ。私の奥さんは天龍さんが富山のホテルでやったトークショーにも潜入。深夜バスで行ったよ。まさかそ
  • マット界の2015年は「復活」がキーワード。MVPはダントツ、女子UFCu戦士ロンダ・ラウジー!

    2015-12-31 12:00  
    今週のお題…………「大晦日と格闘技」
    文◎田中正志(『週刊ファイト』編集長)…………木曜日担当

     世間的には「戦後70年」、「安保法案強行採決」などが記憶される一年なのであろうか。日経MJヒット商品番付のランキングは、市場を操作する相場取引者らも見る世間側目線の年間回顧であり、ブランド評価なのかも知れない。そこで前年度は、中年男性が若い頃になじんだものが復活してヒットすること、ゆとり世代の若者には新鮮に映り憧れの存在という意味の“オジ知る系”として「新日本プロレス」が西前頭15に選出された。ちなみに14位が♪イジメ、ダメ、ゼッタイのBABYMETAL、北米で大ヒットのTVシリーズ傑作『ブレイキング・バッド』が16位だった。2015年のリストに、そのいずれも入ってないが、世の中はそういうモンである。
     
     タイムラグもあるようで、新日本プロレスを讃える『V字回復』だの単行本まで出ているそう
  • 『大武道』とは生き抜くことと見つけたり! そんなことを知った2015年12月でした

    2015-12-30 12:00  
    今週のお題…………「2015年」
    文◎山口日昇(『大武道』編集長)………急遽、水曜日担当



    全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、こんにちは。
    ワタクシ、山口日昇という者です。
    今後ともよろしくお願いいたします。
     
    今週のテーマは「2015年」ということですが、すでに12月より以前のことは記憶の奥底に沈みつつあるので、12月周辺のことだけで組み立てさせていただきます。
     
    12月にはサダちゃん(谷川貞治)と共に、『大武道!』(東邦出版)という本を出しました。
    編集長1号がサダちゃん。2号がボクです。
    そして同じく12月からは、ニコ生『巌流島チャンネル』も再開し、「激論!巌流島魂」という番組も始まりました。
     
    『大武道!』をつくるにあたり、また『激論!巌流島魂』に出演するにあたり、久しぶりに会う人、初めて会う人……12月周辺は、たくさんの人たちに会いに行きました。
     
    確実に15年
  • ムエタイ王者は、道場六三郎の料理を上手いと思うか?

    2015-12-29 18:40  
    今週のお題…………「2015年」
    文◎山田英司(『BUDO-RA BOOKS』編集長)………火曜日担当(本来は水曜日でしたが、火曜日担当の山口日昇さんの原稿が遅れたため)

     


    このブログはお題が決められているので、なかなか深い理論的な考察に至らないが、それは仕方がない。
    今回のお題は「2015年」。今年は還暦パーティも開いてもらったし、武術的な発見や、進歩も飛躍的にあった年だが、そんなことは見る側の人達に語ってもしょうがない。では、なぜ「しょうがない」のか?について考えた方が、やる側と見る側の距離感が明確になって良いかもしれない。
    分かりやすく、料理を例に取ってみる。料理とは作ったり、食べたりするものだが、昔、『料理の鉄人』と言う料理人の腕を競い合う番組があった。テレビの演出で結構面白く見せたが、本来、矛盾を抱えた番組なので、今は影も形もない。お察しの様に格闘技的な視点を料理に持ち込
  • 次回のnico生『激論! 巌流島魂』は1月7日(木)、21:00より無料配信! 新春スペシャルとして、高円寺で限定40名のファン参加で公開開催!!

    2015-12-28 12:00  
    次回のnico生『激論! 巌流島魂』は1月7日(木)、21:00より全国に生配信しますが、今回は新春スペシャルとして、限定40名のファンを招いて、イベント形式(主催:高円寺pundit)の公開で行いたいと思います。  テーマは「格闘技にルールはどこまで必要か?」  詳細は以下のとおり。
    『大武道!』の出版と『巌流島』の復活を記念して、「谷川貞治×山口日昇×ターザン山本」の3人によるトークイベントが、1月7日(木)19:30~22:30まで、高円寺パンディットで開催されます!!  ゲスト:田村潔司、旭道山、平直行、菊野克紀。
    2015年12月に出た新刊「大武道!」の発売と、同じく12月に待望の再始動となった「巌流島」のニコニコチャンネルの夢のコラボが実現! 一部生配信もありの公開新年会を豪華2部構成で行います!!
    プロレス・格闘技から、いま時代は“武道”へ!?
    “武道の種”を撒く読み物「大武
  • まさに“八方塞がり“の2015年。それでも『巌流島』の期待値は上がっている気がします!

    2015-12-28 12:00  
    今週のお題…………「2015年」文◎谷川貞治(『巌流島』広報部長 )………………月曜日担当

    今年の初詣で、とあるお寺の住職に「谷川さんは、三碧木星?  今年の運勢は“八方塞がり“ですね」(笑)と言われました。あまり占いは信じる方ではないけれど、なんとなく当たっているような一年でしたね。

    2月に満を持して『巌流島』イベントを開催したけど、7月の両国大会の直前でまさかのフジテレビ放送中止。それが尾をひくような感じで一年が終わってしまったような気がします。さらに誤算だったのは、榊原信行氏の始める新格闘技イベントをフジテレビが大晦日に放送するようになったこと。榊原さんが格闘技イベントを始めるのは前から知っていたけれど、それをフジテレビがいきなり大晦日のゴールデンで放送することに踏み切ったのは、正直想像もしていませんでした。

    『巌流島』の放送中止と、『RIZIN』大晦日放送決定という時期も
  • 「大晦日に格闘技」というのは、実は私のアイディアだったのだ。大晦日教、バンザーイ!!

    2015-12-25 12:00  
    今週のお題…………「大晦日と格闘技」
    文◎ターザン山本(元『週刊プロレス』編集長)………金曜日担当

     

     

    大晦日と格闘技? また面倒臭いテーマだなあ。大晦日とはそもそも何なのか? ハイ、その答えは簡単。ひと言でいうとそれは「大晦日教」なのだ。

    日本には明確な形での宗教はない。宗教は罪と救済の二本立てで成り立っている。日本人に罪とか救済の概念なんかあるわけがない。あるのはただ一つ。死んだら終わりじゃんという考え方だよ。どうせ死ぬんだから罪も救済も関係ありません。必要ありません。本音の部分はそうだよな。その証拠に大晦日によってこの1年をなかったことにしようとする。何もかもね。全部、あらゆることをチャラにするのだ。しかもそれを全員一致、満票でね。それを称して日本人の「大晦日教」と名付ける。大晦日教、バンザーイだあああああ。

    「紅白歌合戦」がまさにそのための儀式、イベント、祭りだよ
  • 大晦日と格闘技~RIZINから1・4東京ドームまでマット界で一番忙しい期間が始まった!

    2015-12-24 12:00  
    今週のお題…………「大晦日と格闘技」
    文◎田中正志(『週刊ファイト』編集長)…………木曜日担当

     エアロスミスが大阪ドームで大晦日コンサートやって成功、翌年もイベント歓迎となって『イノキボンバイエ』が開催。総合格闘技イベントではなかったとか、そういうことはどうでも良い。マンネリのNHK『紅白歌合戦』~『行く年来る年』で除夜の鐘を聞くよりも、格闘技試合で興奮させたら民法テレビ局にとっても視聴率取れるとの算段が成立してしまった。
     
     個人的には大晦日に仕事なんかしたくない。普通に考えたら、実家に戻って両親ら家族とゆっくり過ごすのが正月である。記者は大会終わって、さらにバックステージでの選手インタビュー収録も終わって、そこからようやく第二段階の本業仕事が始まる。元旦だから電車は止ってはいないが、さいたまスーパーアリーナから都内アパートに帰り着くまでにえらく時間を食った思い出とか、楽しいことは
  • 「見る側」の民意ほど恐ろしいものはない! 私が『巌流島』を認めないのもそこにある!

    2015-12-23 12:00  
    今週のお題…………「大晦日と格闘技」
    文◎山田英司(『BUDO-RA BOOKS』編集長)………水曜日担当

     

    一応、このブログはお題があるので、それに沿って話しを進めてみよう。今回は、「大晦日と格闘技」だ。一般の人達の格闘技観、すなわち民意が大晦日の格闘技を見ると良く分かる。

    大晦日の格闘技、と言われるものは、プロレスを除外すればボクシングと総合とK-1。そのマッチメイクを見ると一目瞭然。ボクシングは常に世界タイトルマッチ。競技内の最高の技術を人々は見たがる。相撲なども横綱同士のトップレベルの取り組みをファンは見たがるのと同様だ。これは競技が成熟し、人々も見る目が養われているからだろう。

    しかし、今回の総合やK-1はどうだ?   曙やボブ・サップが総合のトップレベルの技術を持っているとは思えないし、魔裟斗も現役の選手ではない。要するに、技術的にレベルが高いかどうかに人々の関心
  • 2003年の「3局大晦日戦争」ですでに格闘技ブームは終わっていた!

    2015-12-22 12:00  
    今週のお題…………「大晦日と格闘技」
    文◎山口日昇(『大武道』編集長)………火曜日担当




    全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、こんにちは。
    ワタクシ、山口日昇という者です。
    よろしくお願いいたします。
     
    2000年大阪ドームでのプロレスイベント『INOKI BON-BA-YE』に端を発した大晦日狂想曲ですが、2002年夏には『Dynamite!』が国立競技場に9万人を集め格闘技の遠心力を広げ、2003年夏にはPRIDEが急速に求心力を強め、そしてその2003年大晦日には、PRIDEがフジテレビと組んで大晦日戦争に参入。『INOKI BON-BA-YE』は日本テレビに移籍。TBSでは『Dynamite!!』を放映。
    日テレ、TBS、フジテレビが大晦日のゴールデンタイムに格闘技中継をするという一種の狂乱状態に陥りました。
     
    そんな狂乱状態の中、『Dynamite!!』の曙vsサッ