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記事 19件
  • 身体能力 vs 技! 蟷螂拳の瀬戸選手の試合は中国武術界も注目するテーマがある

    2016-02-29 12:00  
    今週のお題…………「3・25巌流島  私はここに注目する!!」


    文◎山田英司(『BUDO-RA BOOKS』編集長)……………月曜日担当


    武術界を潰すかもしれない核弾頭のような選手。それが瀬戸選手だ。
     
    今回の巌流島は、興味深いカードが目白押しである。未知なる強豪については、まだ考察のしようがないので、私が推薦した蟷螂拳の瀬戸信介選手について、その注目ポイントを書いてみたい。一般の人は私が蟷螂拳をやっているから、当然仲間であると思っている。無論、広い意味では仲間だし、私も瀬戸選手を応援していることは間違いない。しかし、中国武術界という狭い世界で見ると、瀬戸選手は、立場的に私の敵になるのだ。
     
    空手にも、型の選手と組手の選手がいる。それぞれ、専門に練習しているので、型の選手が組手試合において、組手専門の選手に勝つことはありえない。
     
    ところが、中国武術の場合はもうちょっと複雑だ
  • K-1も、グレイシーも、PRIDEも成功したのは、猪木プロレスだったから

    2016-02-25 15:00  
    今週のお題…………「なぜ○○○○は成功したのか?」(○○○○の部分は執筆者にお任せしてます)
    文◎山口日昇(『大武道!』編集長)……………………木曜日担当

    全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、お久しぶりです。
    ワタクシ、山口日昇という者です。
    あらためて、よろしくお願いいたします。
     
    2月10日から15日までミャンマーのヤンゴンに行ってきました。
    初ミャンマーです。
    日テレ『バンキシャ!』で特集されたので見た方もいるかもしれませんが、2月12日にミャンマー初のプロレス大会が行われました。
     

     
    3・25『巌流島』にも出場する田村潔司選手が、約8年半ぶりにプロレスのリングに上がり、Uスタイルを海外未開の地で披露することになったので見に行ってきました。
    それと、山田"ザンス"英司編集長イチ押しの土着格闘技・ミャンマーラウェイも現地で観てきました。
     
    ヤンゴンという街で印象に残った
  • なぜWWEは成功したか? 年商750億円の巨大ビジネスの秘密を解く!

    2016-02-24 12:00  
    今週のお題…………「なぜ○○○○は成功したのか?」(○○○○の部分は執筆者にお任せしてます)
    文◎田中正志(『週刊ファイト』編集長)…………水曜日担当

    写真:WWE現エースのジョン・シナ

     アメリカン・プロレス(通称アメプロ)の本質は専門誌紙の編集方針もあって、多くのプロレスファンには長らく誤解され、ファンの好き嫌いが極端に分かれるという傾向にあった。日米のマット界を比較して、わが国が何をすべきかを検証してみたい。
     先日、WWE2015年の年商が$658,776,800、1ドル115円計算だと約758億円と発表された。為替が動いている時期なのでドルベースで昨年度$542,620,000計上も、$30,072,000の損失も公表していた企業としては、増収増益の決算報告である。中邑真輔の栄転に絡んで新日本プロレスに配慮してなんらかの提携なりを発表する仁義すら必要なく、引き抜きは今後も続く
  • UFCの成功? そもそも私がUFCやPRIDEを見ない理由とは?

    2016-02-23 12:00  
    今週のお題…………「なぜUFCは成功したのか?」


    文◎山田英司(『BUDO-RA BOOKS』編集長)……………火曜日担当



    私がなぜPRIDEもUFCも見ないのか?それには深い訳がある。
     
    「UFCはなぜ成功したのか?」と聞かれても私は見たこともないし、興行に携わったわけでもないので答えようがない。PRIDEの時に書いたとおりだ。しかし、こう書くと、私が格闘技に興味がなかったり、熱心でないから見ない、と思われるかもしれない。別に他人からそう思われても全然構わないのだが、どうせなら、「格闘技情報を発信するという行為に潜む危険性」や「内包する功罪」という点を考察した方が、UFCの考察なんかより、よっぽど巌流島にとって有益だろう。
     
     
    昔から日本人は喧嘩になると組み合う。喧嘩のことを「取っ組み合い」というくらいだから、伝統的にそうなのだろう。よく、日本人は鋸を引いて斬るが、西洋人
  • なぜ新日本プロレスは成功したか? 猪木プロレスが存在しないのは本当に凄い

    2016-02-22 13:30  
    今週のお題…………「なぜ○○○○は成功したのか?」(○○○○の部分は執筆者によります)文◎谷川貞治(巌流島・事務局広報部長)……………月曜日担当


    『巌流島チャンネル』のブロマガ、2月のお題は過去に成功した格闘技イベント(ジャンル)を検証することで格闘技の復興を考える月間。これまで、K-1、グレイシー柔術、PRIDEと毎週テーマを設けてきましたが、最終週となる今週はあえて「なぜ○○○○は成功したのか?」として「○○○○」の部分は、執筆者に自由に選んでいただこうと考えています。
     
    今、世界一の格闘技団体としてイメージされているUFCでもいいし、プロレス界に君臨するWWEでも、新日本プロレスでもいい。あるいは極真会館や少林寺拳法、柔道なんかも面白いでしょう。マスコミの重鎮の皆さんが何について書かれるのか?  私自身も楽しみにしています。
     
    それではまず、月曜日担当の私・谷川貞治から。私は
  • どこの馬の骨かわからないものが常に歴史の扉を開く!

    2016-02-19 14:30  
    今週のお題…………「なぜPRIDEは成功したのか?」 文◎ターザン山本(元『週刊プロレス』編集長)……………金曜日担当 PRIDEはなぜ、成功したのかだって?  そんなの理由なんてないよ。全ての成功はたまたまだから。たまたま成功した。それでいいんじゃないの?  誰の力でもないのさ。とにかくPRIDEを立ち上げた。そいつが一番、偉い。誰だそんな向こう見ずな連中は?  しかしそれも気紛れだろ?  思い付きだろ?  結局、物好きなだけだろ?  それでいいのさ。やってりゃ、ひとりでに動き出すしね。旗揚げしたメーバーのひとりに俺はこう言ったもんね。「どこの馬の骨かわからないものが常に歴史の扉をこじ開ける」とね。そうしたら彼はそのどこの馬の骨という言い方がえらく気に入ってね。俺、その時、PRIDEは絶対に化けると確信したよ。そうとわかれば話は早い。勝ち馬に乗れだああああああああ。乗ったよ。と言っても
  • 田村潔司の参戦決定! 相手は軍隊格闘術クラブマガの若き戦士!

    2016-02-19 11:10  

    UWF vs クラブマガ! 3.25巌流島のメインは田村潔司が締める!

    2月18日(水)、U-FLIE CAMP登戸で会見が開かれ、3.25巌流島TDCホール大会の全対戦カードが発表された。

    最初に発表されたのは昨年7月に続き、2度目の巌流島参戦となる田村潔司と、軍隊格闘術クラブマガをバックボーンに持つナタネル・パリシの一戦。
    パリシは、クラブマガの本場イスラエル出身のクラブマガ・マスター。23歳の若さながら、クラブマガ・トーナメントを制覇しており、加えてボクシングやムエタイ、柔術のタイトルも獲得している格闘技エキスパートだ。立っても寝ても穴はないと思われ、さらにクラブマガという従来の格闘技のセオリーにはない未知の要素も備えている。海千山千の田村選手にとっても非常に厄介な相手になるだろう。
    クラブマガがどんな格闘技かよく分かっていないという田村は「対戦相手のデータが少なく準備のしよう
  • 格闘技素人の榊原代表だからこそ、高田vsヒクソン等の世間を驚かすカードが組めた!

    2016-02-17 12:00  
    今週のお題…………「なぜPRIDEは成功したのか?」
    文◎田中正志(『週刊ファイト』編集長)…………水曜日担当


     時流に乗る嗅覚こそがプロモーターの条件というなら、組織形態は変われどKRS(格闘技レボリューション・スピリッツ)時代の最初から組織にいた東海テレビ出身の榊原信行代表は凄いとしか評しようがない。1997年10月11日の『PRIDE ONE』、東京ドーム会場を埋めた9割以上のプロレスファンの願いも空しく、最強・髙田延彦が無敗=ヒクソン・グレイシーに完封される。しかし、世間一般が総合格闘技のことを話題にするようになった功績は計り知れない。
     
     実際のシュート革命は1993年からだが、専門家やマニアが騒いだところで一般ファンに届くにはタイムラグがある。K-1にも言えたことだが、PRIDEには何度も神風が吹いたし、タイミングが絶妙だったことになろう。また、ファン出身から記者になった
  • 力道山vs木村政彦の試合こそ、歴史に残る喧嘩術・兵法試合の典型だった!

    2016-02-16 12:00  
    今週のお題…………「なぜPRIDEは成功したか?」

    文◎山田英司(『BUDO-RA BOOKS』編集長)……………火曜日担当


    PRIDEはなぜ成功したか?と私に聞かれても分かる訳がない。そもそもPRIDEはヒクソン以外見たことないし、あとは興味も無い。興行に携わった訳でも無い。バリトゥードの回に、開発側の立場からの原稿は既にかいたので、それと同じである。
     
    一度開発したものを、企業は様々な民生用デザインや販売戦略を立てて顧客にアピールするだろうがそんなものは、開発側は口を出すことでは無い。それと同じである。という訳でPRIDEの話しは終わり。
     
    そんなことより木村政彦である。「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」という本をようやく読み終えた。この本には、開発側にとっては、PRIDEの分析なんかより、巌流島にとってはもっと重要な格闘技に対するキーコンセプトが隠されている。
     
  • プロレス・ファンを敵ではなく、味方にしたことで、PRIDEは一気にファンを味方にすることができた!

    2016-02-15 12:00  
    今週のお題…………「PRIDEはなぜ成功したのか?」文◎谷川貞治(巌流島・事務局)……………月曜日担当
    今月は過去の格闘技イベントから、格闘技の復興を考える月間です。第1週目の「K-1」、第2週目の「グレイシー柔術」に続いて、今週は「PRIDEはなぜ成功したか?」をお題に論客の皆さんに書いていただきます。
    PRIDEは大きく分けて、3つの時代があります。まず第1期が高田vsヒクソン戦で始まった「KRS時代」。第2期が森下さんが社長となり、百瀬さんや猪木さんが関わるようになった「DSE時代の方向転換」。そして、森下さんが亡くなり、榊原新体制になってK-1と戦争を続けていた第3期です。
    私はこの内、第2期にPRIDEと深く関わっていましたが、第1期~第3期までずっと実質的にプロデューサーをしてきたのが、東海テレビ事業からDSEの社長となった榊原信行(バラ)さんです。バラさんは東海テレビ事業にい