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追悼! 骨法・堀辺正史師範について
2016-03-03 15:50今週のお題…………「3・25巌流島! 私はここに注目する!」
文◎山口日昇(『大武道!』編集長)……………………木曜日担当
昨日(3月2日)、突然。
日本武道傳骨法創始師範である堀辺正史氏が亡くなったことを聞きました。
でも正確にいうと、昨年12月26日に堀辺先生が亡くなっていたことが、昨日わかったということです。
俄かには信じたくありませんでしたし、信じられませんでした。
だってね、亡くなったのは昨年の12月26日だと言うじゃないですか。
ずいぶんと時間が経ってるし、前日の25日には『大武道!』Vol.2用の取材で、私、会ってるんですもん、堀辺先生に。
しかも、3時間近く夢中になって話してた……。
昨年の9月、『大武道!』発刊に伴い、サダちゃん(谷川貞治氏)と一緒に、10年以上ぶりに会いに行ったときは、心臓の手術をしたとかで、ずいぶんと痩せて小さくな -
K-1も、グレイシーも、PRIDEも成功したのは、猪木プロレスだったから
2016-02-25 15:00今週のお題…………「なぜ○○○○は成功したのか?」(○○○○の部分は執筆者にお任せしてます)
文◎山口日昇(『大武道!』編集長)……………………木曜日担当
全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、お久しぶりです。
ワタクシ、山口日昇という者です。
あらためて、よろしくお願いいたします。
2月10日から15日までミャンマーのヤンゴンに行ってきました。
初ミャンマーです。
日テレ『バンキシャ!』で特集されたので見た方もいるかもしれませんが、2月12日にミャンマー初のプロレス大会が行われました。
3・25『巌流島』にも出場する田村潔司選手が、約8年半ぶりにプロレスのリングに上がり、Uスタイルを海外未開の地で披露することになったので見に行ってきました。
それと、山田"ザンス"英司編集長イチ押しの土着格闘技・ミャンマーラウェイも現地で観てきました。
ヤンゴンという街で印象に残った -
誰かが、すべてを“かっさらって”行ったとき、ベスト興行は生まれる!
2016-01-22 12:00今週のお題…………「私が興奮したベスト興行」
文◎山口日昇(『大武道』編集長)…………ついに原稿到着!
全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、こんにちは。
ワタクシ、山口日昇という者です。
「私の理想とするプロファイター」がテーマだった先週は、いつの間にか原稿を落としていました。
(ため息をついて)本当に申し訳ございませんでした!
これからもよろしくお願いいたします!
これから自分は何があっても前を見て、ただ前を見て進みたいと思います。
……あ、すみません。時節柄、ついついナカイ君とキムラさんの口調が混ざってしまいました。
ちなみに私の「理想とするプロファイター」は、月並みですが、アントニオ猪木とモハメド・アリです。
アントンだったら「プロレスに市民権を」「プロレスこそ最強」というテーマを世間に突きつけたことーー。
アリだったら人種差別との闘いーー。
両者に -
PRIDEという競技ではなく、正に異種格闘技だった「吉田秀彦 vs 田村潔司 戦」の内幕を明かす!
2016-01-06 13:10今週のお題…………「私がシビれた異種格闘技戦」
文◎山口日昇(『大武道』編集長)………急遽、水曜日担当
全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、あけましておめでとうございます。
ワタクシ、山口日昇という者です。
どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。
今週のお題は『私のシビれた異種格闘技戦』。
となると、そりゃあもう、誰がなんといってもジャイアント馬場vsラジャ・ライオン戦に尽きる! という気がしないでもないですが、おそらくこれはシビれ方が違うと思われますので、もとい!
サダちゃん(谷川貞治氏)が、自身が業界に入る前の「猪木vsウィリー戦」をあげていたので、ボクは自身が関わった一戦から「吉田秀彦vs田村潔司戦」をあげたいと思います。
これは2003年夏のPRIDEミドル級GPの1回戦で実現し、当時のPRIDEルールで行われた一戦ですが、シチュエーション的にはまったくの「 -
『大武道』とは生き抜くことと見つけたり! そんなことを知った2015年12月でした
2015-12-30 12:00今週のお題…………「2015年」
文◎山口日昇(『大武道』編集長)………急遽、水曜日担当
全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、こんにちは。
ワタクシ、山口日昇という者です。
今後ともよろしくお願いいたします。
今週のテーマは「2015年」ということですが、すでに12月より以前のことは記憶の奥底に沈みつつあるので、12月周辺のことだけで組み立てさせていただきます。
12月にはサダちゃん(谷川貞治)と共に、『大武道!』(東邦出版)という本を出しました。
編集長1号がサダちゃん。2号がボクです。
そして同じく12月からは、ニコ生『巌流島チャンネル』も再開し、「激論!巌流島魂」という番組も始まりました。
『大武道!』をつくるにあたり、また『激論!巌流島魂』に出演するにあたり、久しぶりに会う人、初めて会う人……12月周辺は、たくさんの人たちに会いに行きました。
確実に15年 -
2003年の「3局大晦日戦争」ですでに格闘技ブームは終わっていた!
2015-12-22 12:00今週のお題…………「大晦日と格闘技」
文◎山口日昇(『大武道』編集長)………火曜日担当
全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、こんにちは。
ワタクシ、山口日昇という者です。
よろしくお願いいたします。
2000年大阪ドームでのプロレスイベント『INOKI BON-BA-YE』に端を発した大晦日狂想曲ですが、2002年夏には『Dynamite!』が国立競技場に9万人を集め格闘技の遠心力を広げ、2003年夏にはPRIDEが急速に求心力を強め、そしてその2003年大晦日には、PRIDEがフジテレビと組んで大晦日戦争に参入。『INOKI BON-BA-YE』は日本テレビに移籍。TBSでは『Dynamite!!』を放映。
日テレ、TBS、フジテレビが大晦日のゴールデンタイムに格闘技中継をするという一種の狂乱状態に陥りました。
そんな狂乱状態の中、『Dynamite!!』の曙vsサッ -
「強いか」「弱いか」のグラデーションの間に、思想・哲学があり、それを解いていくのが『大武道!』
2015-12-15 13:10今週のお題…………「私と『大武道』」
文◎山口日昇(元『紙のプロレス』編集長/現『大武道』編集長)………火曜日担当
全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、こんにちは。
ワタクシ、山口日昇という者です。
『大武道!』(東邦出版)という本を出しました。
元『格闘技通信』編集長であり、元K-1プロデューサーであるサダちゃん(谷川貞治氏)と、元『紙のプロレス』編集長であり、元ハッスル代表のボクの、W編集長という体制です。
第一特集は「"恥"を知る!~現代にとっての"恥"とは何か!?~」。
社会的には失敗し、とーーっても恥ずかしい2人が(詳細は各自調査)、今回は「"恥"とは何か!?」を探る旅に出ています。
夏前に企画した段階では「前田日明vs山田英司~あの"女子便所説教事件"20年目の真実~」という超危険対談を組もうとも思ったんですが、ザンスさん(山田英司氏)に協力要請をしに行ったら -
「武道は一度負けても“蘇る“ことで再び闘える」僕もサダちゃんも生き抜きます!
2015-12-08 12:00今週のお題…………「巌流島・再始動に期待すること」
文◎山口日昇(元『紙のプロレス』編集長/現『大武道』編集長)………火曜日担当
全国3千万人の『厳流島』ファンの皆さま、こんにちは。
山口日昇という者です。
ボクが「巌流島・再始動に期待すること」は、サダちゃんの "復活"です。
"サダちゃん"というのは、元K-1プロデューサー、現『厳流島』広報部長の谷川貞治氏のことです。彼のアダ名が"サダハルンバ"だから、そう呼んでいます。決して貞治の"貞"に"ちゃん"を付けた意味で"貞ちゃん"と呼んでるわけではなく、"サダハルンバ"の"サダ"に"ちゃん"を付けて"サダちゃん"と呼んでいるわけです。
ま、そんなことは心の底からどうでもいいんですが、では、サダちゃんの"復活"とは何か?
それは過去の格闘技シーンの焼き直しをやってそこそこうまくいくとか、失ったものを取り戻すとか、かつてのK-1
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