2月24日に開催された『ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)』 授賞式で、2012年の栄光ある(?)最低映画が明らかとなりました。数あるノミネート作品の中でも、Kotaku的に注目していたのは2012年最強の軍艦映画『バトルシップ』!
遺憾ながらも6部門にノミネートしたものの、残念なことに(?)今回は1部門しか受賞できなかった模様。そこには、最強にして最低の映画の影が...! 詳細は続きからどうぞ。
私の心の中のアカデミー賞で『戦艦がカッコイイで賞』、『最優秀ブリトー映画賞』で受賞が決定した『バトルシップ』。見どころ沢山の男の子的な意味で素晴らしい映画であるという説明は、先日の記事にまとめてありますので、そちらを御覧ください。そしてまだ観ていない人は全力で観てください。
そんな『バトルシップ』が今回勝ち取ったのは「最低助演女優賞」。コーラ・レイクス兵曹役を演じた歌手のリアーナさんが受賞しました。グラミー賞の受賞経験もある歌手としての評価は高い彼女が、軍服を着てガトリング砲を操作したり、水を被ったりの熱演していたものの、女優としての評価に繋がらなかった模様。とはいえ、彼女は今作が女優デビュー作。次回作には、期待しましょう...!
そして、『バトルシップ』を押しのけ、7部門を受賞したのが『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン:Part2』。ヴァンパイアとニンゲンがいちゃついていたと思ったら狼男が割り込んできて、気がついたらヴァンパイアの王族との全面戦争に突入していたというストーリーのファンタジー恋愛映画シリーズ。
ティーンに人気で興業的にも大成功のシリーズだけに、『バトルシップ』が負けてしまった(?)のは仕方ないかも。個人的にはバトルシップの受賞のニュースを聞いた時、「話題になるだろうから、どうせ取るなら全部とってしまってくれ!」と思っていたのですが、今回の結果はちょっぴり残念...。とはいえ、このラジー賞から『バトルシップ』に興味を持って観てくれる人が増えれば、続編の可能性もゼロではないんじゃないかと密かに期待しています...!
今年はいったいどんな最低映画が登場するのか...! 来年の『ゴールデンラズベリー賞』が楽しみです!
© 2011 - Universal Pictures
[ラジー賞公式サイト]
Battleship[IMDb](画像)
(傭兵ペンギン)
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