コレはコレで、ゲーム化してみてはいかがでしょうか?
図書館や自宅で、きっと一度は開いたことがあるであろう懐かしの恐竜図鑑。色彩豊かで、細かいデータもいっぱい載っていて、リアルに描かれた恐竜たちの姿を眺めるのが楽しかったですよね。
そんな思い出があり、なおかつ『ポケモン』が好きな方々にはタマらないのが、今回のギャラリーに並んだアートワークです。美大生RJ・パルマーさんが描いた『ポケモン』のキャラクター達。これ......本当にスゴい迫力です。
百聞は一見にしかず。以下でリアルに描かれた『ポケモン』達をチェックしてみて下さい。どうぞ!
【大きな画像や動画はこちら】
作家さんのdeviantARTページによりますと、カレはアメリカに住んでおり、まだ23歳という若さ。なのにこんな凄まじい画力を持っているんですよ。
これまで、リアルに描かれた『ポケモン』イラストは数知れず......ですが、恐竜図鑑のように描かれたのは、これまでなかったパターンではないでしょうかね。
それもそのはず、パルマーさんがモンスターたちを恐竜のように描いたのには、キッカケがあるのです。deviantARTに書かれた、カレのコメントを見てみましょう。
---------------------------------------
いつもリアルに描かれたフシギダネを見る度に、カエルのように描かれているコトがスゴく引っ掛かるんですよね。カエルが気になるんじゃなくて、フシギダネが好きなので尚更なんです。これはカエルじゃないんです。
(英語名はBulbasaurと言うので)名前に「saur」と付いているってコトは、カレは爬虫類なんですよ。そういったアイディアがあったので、自分が描いたフシギダネはツノガエルとスクトサウルスが掛け合わさったような結果になったんです。フシギダネが最高の完成度ですね。
---------------------------------------
というように、パルマーさんがイチバン好きなフシギダネに始まり、『ポケモン』が凶悪で狡猾な恐竜っぽく描かれるようになったのだと思われます。その他の『ポケモン』達にも、同様にパルマーさんによる注釈が書かれていたりしますが、フシギダネがイチバン合点がいくバック・ストーリーでした。
そしてラストに、RJ・パルマーさんが描いたこれらのリアリスティック『ポケモン』たちは、一枚の絵に集結されて、ポスターとなりました。
全体を通して言えるコトですが、サトシであろう人間のシルエットを横に配置したコトで、各『ポケモン』の大きさが比較して判るようになっているのがイイですね。タバコの箱や500円玉などが商品写真と一緒に写っているような感じですが、子供の頃に読んだ恐竜大百科もこんなんだったような気がします。て言うか、このままこれらの作品全部を図鑑にしてしまえば良いのに!
arvalis[DeviantArt via IanBrooks]
arvalis[LiveStream/Sometimes NSFW]
Art Blog of RJ Palmer[Tumblr]
Pokemon[RJ Palmer]
The Closest You'll Ever Come To Seeing A Real Pokemon Museum[Kotaku]
When Pokémon Walked the Earth, Like Dinosaurs[Kotaku]
(岡本玄介)
関連記事
- まさにポケットサイズのキュートなモンスター。ポケモン編みぐるみ
- 愛らしい犬や猫、そして石をポケモンに見立ててバトルしてみた
- ポケモンを合体させて新たなオリジナルポケモンを作れるサイト「ポケモン・フュージョン」で作ったポケモンのイラスト化が流行中