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デヴィッド・リンチ作品も。珍妙な香水CM集
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デヴィッド・リンチ作品も。珍妙な香水CM集

2014-03-22 09:00
     
    「Scent and Subversion: Decoding a Century of Provocative Perfume」の著者であるバーバラ・ヘルマン氏が、昔の珍妙な香水のCMをYoutubeにアップしているとio9が伝えています。紹介されているCMは、その香水のもつ香りをイメージしにくくしているカオスな作品ばかり。

    でも、最近の香水のCMよりも、面白みがあり、消費者の心にグイグイ入り込んでくる気がします。なんていうか、買いたくなるかは別として、見たくなる部類のCMばかりです。

    では、以下から珍妙香水CM集をご覧ください。
     


    【大きな画像や動画はこちら】

     
    【Opium Perfume】1990年代放送


    デヴィッド・リンチ監督のCM。指をデコルテにはわせて、官能的な表情を浮かべる女性。一体どれくらい濃厚な香りなんでしょうか。


    【Gio by Armani】1992年放送


    同じデヴィッド・リンチ監督の作品でも、こちらはアルフレッド・ヒッチコック監督のフィルム・ノワールのような雰囲気を醸し出しています。


    【Coty Wild Musk】1983年放送


    非常にワイルドなイメージを全面に押し出しています。「獲物を追う前に使え」というコンセプトにピッタリです。この香りがどんなものか知りませんが、きっと官能的なのでしょう。


    【Cachet Perfume】1984年放送


    踊り狂うダンサーと「準備万端!」と歌う女性で構成されているこのCM。どちらかというと、デオドラントのCMにピッタリという感じです。


    【Rive Gauche Perfume】1977年放送


    スポーツカーと、独立心が強く、結婚に向かない美女。彼女は何度も何度も香水をスプレーし、強烈な香りをまき散らしながら、もの凄いスピードで自慢の車を走らせる...。このCMが放送された1977年は、結婚して家庭に入る女性は古く、このような女性こそが現代的という風潮があったのでしょうね。それをダイレクトに伝えている歌詞にも驚きです。


    【Love's Baby Soft】1975年放送


    ペロペロキャンディーを艶かしい目つきで舐める女性。「赤ちゃんほど魅力的なものはありません。だから...、あなたも赤ちゃんになりませんか」

    凄いコンセプトです。どんな匂いでしょうか? 少し汗の混ざったようなミルクっぽい匂いでしょうか? それとも、ベビーパウダーの匂いでしょうか? 上の1977年のCMとは180度方向性が違います。2年間の間に何があったのでしょうか...。


    【Ambush Perfume】 1960年代放送


    なんだか怖いです。「女性は多くの武器を持っている。その武器を、もうひとつ与えてはどうか」というナレーションが無ければ、単なる怖い動画です。


    【Opium】1986年放送


    白いスーツに身を包んだ女性が、付き人ふたりを引き連れて『インディアナ・ジョーンズ』に出てくる神殿のような場所に行き、香水で現地の男性を魅了する。OpiumのCMは何を伝えたいのか良くわかりません。


    【Andron】 1981年放送


    『TRON』の世界でしょうか...?


    【Exclamation】


    若き日のファムケ・ヤンセンが出演するこのCM。『X−メン』シリーズのジーン・グレイが、ビックリマークの香水ボトルにお尻フリフリしていた過去があったなんて...。

    こういうCMがもっと見たい方は、ヘルマンさんのYoutubeページを覗いてみて下さいね。


    The Most Unsettling Perfume Ads, Including Two Directed by David Lynch[via io9]

    中川真知子

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2014/03/the_most_unsettling_perfume.html
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