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『スター・ウォーズ』ゲームの「ホスの戦い」30年史
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『スター・ウォーズ』ゲームの「ホスの戦い」30年史

2015-12-16 22:30
    ゲーム内の「ホスの戦い」30年史


    『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の見せ場の1つ「ホスの戦い」。純白の雪景色を舞台に、巨大なAT-ATウォーカーを引き連れた帝国軍に対し、どう見ても勝ち目のない反乱軍が奮闘するこの戦場は、ゲームの中でも幾度となく描かれてきました。


    【大きな画像や動画はこちら】

    そこで今回は、30年かけてだんだんと進化したゲームの中の「ホスの戦い」を順に追っていきましょう。


    ■1982年

    『帝国の逆襲』公開から2年後に販売されたAtari 2600版の『Star Wars: The Empire Strikes Back』。スノースピーダーに乗ってAT-ATを撃ちまくってやっつけるゲームです。シンプルなグラフィックも味がありますね。


    ■1985年

    Atariによる『Star Wars』のアーケードゲーム。シンプルな線で描写されていますが、3Dとなって迫力が増しています。


    ■1992年

    NES版『The Empire Strikes Back』。Atari 2600版に近い雰囲気ではありますが、純白の景色も再現されている他、スノースピーダーのトウ・ケーブルによりAT-ATの脚を絡めて倒したり、ルーク・スカイウォーカーとして徒歩で白兵戦を繰り広げながら、身一つでAT-ATをやっつけることも可能です。


    ■1993年

    SNESの『Super Star Wars: The Empire Strikes Back』。2Dサイドスクロールアクションとシューティングでエコーベース内部が再現され、スピーダー部分は3Dで再現されています。

    映画では蜘蛛型ドロイドもスピーダーバイクも宙に浮かぶハートマークも出てきませんが、ちらりとしか登場していないAT-STチキンウォーカーも登場しているなど、なかなかの再現度です。


    ■1993年

    PC、Sega CD(メガCD)、Mac、3DO用に発売された『スター・ウォーズ レベルアサルト』。ルーカスアーツが販売した初のCDオンリー作品です。

    レール式シューティングでホスの戦いを再現したゲームとしては今現在に至るまで、本作のグラフィックが一番素晴らしいのではないでしょうか。


    ■1996年

    ニンテンドー64の『スター・ウォーズ 帝国の影』。ゲームもついにここまで来たか! と感じるほど、リアルに3Dで再現されたスピーダーと敵たち。まるで映画の中にいるかのようなホスの戦いを経験できる作品でした。


    ■1997年

    格ゲー『スター・ウォーズ マスターズ オブ テラス・カシ』でもホスのステージがあります。でもルークとチューイ、そんなところで喧嘩してる場合か!


    ■1998年

    セガの『Star Wars Trilogy Arcade』ではレール式シューティングとしてホスの戦いが再現されています。

    全体的なグラフィック、雪景色の再現、そしてゲームとしての完成度は見事ですが、AT-ATの挙動に関しては『レベルアサルト』の方が一歩上といった印象です。スノートルーパーにワンパ、R2-D2、C-3POも登場する反乱軍基地内部での戦いも楽しめます


    ■1999年

    ニンテンドー64の『スター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊』。AT-ATのグラフィックとレーダーが進化していること、音楽のみならず音声が流れるところにも注目です。


    ■2000年

    乗り物戦闘ゲーム『ヴィジランテ8』で知られるLuxofluxが、同ゲームのエンジンで作ったビークル戦闘ゲーム『Star Wars: Demolition』。ボバ・フェットやランコアといった「ビークル」で戦う変わった作品で、ホスが舞台のステージがあります。


    ■2001年

    ゲームキューブの『スター・ウォーズ ローグ スコードロン II』。製作したのは『スター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊』と同じ、今はなきファクター5です。コンソールも新たに、着実な進化を遂げています。

    でも同年RTS『スター・ウォーズ ギャラクティック・バトルグラウンド』でホスの戦いが再現されていたことも忘れてはいけません!


    ■2003年

    ファクター5の『スター・ウォーズ ローグ スコードロン III』では、なんとルークをトーントーンに乗せて出撃できます。びっくりー!


    ■2004年

    Xbox、PS2、そしてPC向けに発売された初代『スター・ウォーズ バトルフロント』。歩兵として、そしてスノースピーダーはもちろんのこと、これまでは破壊される側でしかゲームに登場しなかった、AT-ATやAT-STでもプレイできる作品でした。


    ■2006年

    レゴでホスの戦いを再現したらどうなるでしょうか? ご覧の通り、ユーモラスでありながらも派手にブロックが飛び散る作品『Lego Star Wars II: The Original Trilogy』になりました。


    ■2006年

    『スター・ウォーズ バトルフロント2』。雪景色の戦場が再び登場しました。


    ■2008年

    MMORPG『Star Wars Galaxies』(そもそもの発売は2003年)。スーパーバトルドロイドやランコア、映画ではジオノーシスの闘技場でしか出てきていないリークなども入り混じった、何とも言えない変な戦場です。

    その様子は動画でも見られます


    ■2009年

    『スター・ウォーズ フォース・アンリーシュド』のDLCで再現されたホスでは、スターキラーとしてワンパやルークと戦えます。最終的にはルークをダークサイドに陥れることも......


    ■2015年

    『ディズニー インフィニティ 3.0』では、ダース・ベイダーとなってエコーベースを攻める帝国軍を粉砕することも可能です。


    ■2015年

    リブートされたStar Warsバトルフロント。リアルさでは群を抜いています。もちろん反乱軍側でプレイすればスノースピーダーに乗って、AT-ATをトウ・ケーブルで倒すことも可能です。


    いかがでしたか? 30年をかけて徐々に進化し、グラフィックが様変わりしていく中でも、雪上での熱い戦いは色あせません


    ソース:Kotaku、YouTube

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    RSSブログ情報:http://www.kotaku.jp/2015/12/star-wars-hoth-in-video-games.html
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