米国大統領選の中で最大の効果はTPPが事実上、死に体になったこと。トランプ反対。

ヒラリーは再交渉、一部修正で成立目指したが、サンダース支持派の強固なTPP反対。こ

の中民主党の一体化を目指すヒラリーはとてもTPPを動かせる状況にない。

 この中、依然、TPPの批准を目指すことを表明した世耕大臣の愚。

 世耕弘成経済産業相は4日、日本経済新聞などに対し、「来たるべく国会で、できるだけ

早く環太平洋経済連携協定(TPP)本体の批准と関連法案の成立をお願いしていきたい」と述べ、9月中旬召集の臨時国会での批准に全力をあげる考えを示した。

 米国ではTPPはもはや完全に死に体になっている中、日本国内に依然存在する相当の反

対を押し切って、国会での承認を得ようとする馬鹿さ加減。無意味なことまでして米国への

忠犬ぶりを示したいか安倍政権。

8月4日付け「Nikkei Asian Review」に