米国大統領選の中で最大の効果はTPPが事実上、死に体になったこと。トランプ反対。
ヒラリーは再交渉、一部修正で成立目指したが、サンダース支持派の強固なTPP反対。こ
の中民主党の一体化を目指すヒラリーはとてもTPPを動かせる状況にない。
この中、依然、TPPの批准を目指すことを表明した世耕大臣の愚。
世耕弘成経済産業相は4日、日本経済新聞などに対し、「来たるべく国会で、できるだけ
早く環太平洋経済連携協定(TPP)本体の批准と関連法案の成立をお願いしていきたい」と述べ、9月中旬召集の臨時国会での批准に全力をあげる考えを示した。
米国ではTPPはもはや完全に死に体になっている中、日本国内に依然存在する相当の反
対を押し切って、国会での承認を得ようとする馬鹿さ加減。無意味なことまでして米国への
忠犬ぶりを示したいか安倍政権。
8月4日付け「Nikkei Asian Review」に
コメント
コメントを書く米国、そして世界がTPPの本質を理解し始めて私はとてもハッピーな気分に浸っています。
大体、オバマが大統領になれたのもウオール街の陰謀に加担し、実現すると約束したからだと改めて実感しています。ウオール街は過去に於いてはヒトラーを熱烈支援し、ロシア共産党撲滅を策したが、結果は歴史が教える通り。日本では財閥と組み満州・中国の共同経営を策したが、それがばれて軍国主義が蔓延、ウオール街の操縦が効かなくなった。
恐らく、そういう苦い経験に裏打ちされ、ウオール街の敵は国家の主権そのものだと認識したのでしょう。国家主権撲滅、市場が世界を支配する。その狂気が世界の人々の生活を脅かすことは米国とその南に或るラテンアメリカの実態を見れば分かる。
いずれにせよ、インチキメデイアが横溢する合衆国でTPP否定の反発が起こり、TPPが略没状態になった現在、日本は無風。日本はやっぱり駄目な国です。残念ながら、母校の経済学部も死んでいます。日本全体がやはり金銭ボケやと思います。OB会費を払うのを躊躇して居たら、督促状が来て、ワイフにたしなめられ、払いましたがね。
再三書いていることだが、安倍政権が隷属している「米国」とは米国政府ではなく、アーミテージらのヘリテージ財団などである。
だからトランプやヒラリーが何を言おうとも関係ない。ただ米国の企業が儲けるためなら、日本国民の命を犠牲にすることも厭わないのだ。
事前に通告されなければ、北朝鮮のノドン発射も察知できず、ミサイル防衛が軍事には全く無力だと証明された直後に、ミサイル防衛強化を主張する無能者を防衛大臣にしたのもそのためだ。
かって自民党はTPP絶対反対と言っていた、その後政権につくとTPP推進に変わった、甘利大臣を中心にアメリカと連携して諸外国に対し主導的に推進してきた。そして今度は本家のアメリカ新政権がTPPを潰すと言いだした。で、日本政府はどうする。稲田さんも大反対だったが、賛成に回った、さあどうする、また逆戻りか?アメリカに逆らって推進するのか、内心ほっとしながらやっぱりTPPは悪い条約だから止めると言うのか、バカ丸出しではないですか。自民党はやっぱりただのバカ集団だったのですかね、今後あまり偉そうな面は出来ないね。