天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎えられた。皇居では一般参賀があり、陛下は午前中に3回、宮殿のベランダに立ち、集まった人々に手を振って応えた。宮内庁によると、記帳を含めて3万8588人が皇居を訪れ、即位20年を迎えた2009年の3万560人を上回り、平成では最多となった。
天皇陛下はこれまでも貴重な発言をされてきているが、その内、2つを見てきたい。実は、必ずしも多くの人々はこの発言に築いていません。
・80歳誕生日の時の発言(2013年12月23日)
「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を,守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。」
・2015年、新年に当たり「天皇陛下のご感想」
「本年は終戦から70年という節目の年に当たります。多くの人々が亡くなった戦争でした。各戦場で亡くなった人々,広島,長
コメント
コメントを書く「平和と民主主義」は、崇高な理想であり、目指すべきものでしょう。
問題は、皇室が、米国に占領を認め、米国の加護において、日本独自としての軍事化を目指さないということは、日本の属国化でしかない。「交戦権を認めず」また「属国化を認める」というのは、矛盾を矛盾として受け入れることでしかない。独立国としての権利を放棄することでしかない。根本的解決につながらない。米国、トランプ氏に、米軍基地の撤退を言われると、慌てふためいてしまう。「交戦権」が大切か、「属国化回避」が大切かということであるが、両方をあきらめる選択肢はないこと、すなわち、「平和憲法」を守り属国化を回避できない場合、どうするかということなのでしょう。属国を否定するのであれば、平和憲法を放棄しなければならない。日本に都合の良い選択肢は、常識的に通用しないことを理解すべきでしょう。
天皇陛下が満州事変に言及されておられるのに私も特に注目します。
天皇陛下は中国大陸への巡礼を望んでおられると拝察しております。でもなかなか実現しない。
日米の為政者は天皇陛下の巡礼を可能にする環境を可及的速やかに整備することが今最も求められる政治だと私は考えています。
日本国憲法が定める「象徴」としての役割を存分に果たされようとされつつ、肉体の衰えからその思いが十分に果たされなくなりつつあることから、天皇は「生前の譲位」を希望されている。天皇のお気持ちは、明らかに「一代限り」の退位ではないにもかかわらず、有識者会議(=安倍政権)は、不遜にもそのお気持ちに応えようとしない。
その本心は、「天皇にはあまり余分な活躍はせず、できるだけじっとしているだけにして欲しい。その方が現政権にとって都合がよい。」ということ。「初めにこの結論ありき」で、この結論が導き出せるようなメンバーを「有識者会議」に据えただけである。何と、姑息な!