A:事実関係

(1)安全保障政策

「トランプ政権:マティス次期国防長官「同盟国に応分負担」」(毎日新聞)

米上院軍事委員会は12日、トランプ次期米大統領が国防長官に指名したマティス元米中央軍司令官の承認に関する公聴会を開いた。マティス氏は提出した準備書面の中で、「同盟国と緊密に連携しなければならない」と述べる一方で、同盟国に応分の負担を求める考えを示した。

 マティス氏は米国が直面する脅威について「我が国は中東などで過激派組織『イスラム国』(IS)や他のテロ組織と戦っている。ロシアは各方面で重大な懸念を呼び起こしており、中国は周辺国との信頼をずたずたにしている」と指摘した。

 さらに、準備書面で「米国が米国とアジア太平洋地域の安全保障上の利益を守ることに疑いの余地はない」と強調。「同盟国も我々と同様に義務を果たすことを期待する」と述べ、日本などに米軍駐留経費の負担増を求める考えを示唆し