下記は『日米開戦へのスパイ』からの引用。
東條が近衛追い落としにゾルゲ事件を使用したがった解ります。では当時の検察はどう対応しようとしたのでしょうか。「近衛グループを弾圧すべし」と考え人物が「思想課長」という要職にいます。
1939年に太田耐造が司法省刑事局第六課長刑事局第6課長についています。
彼は、1941年3月10日、治安維持法をこれまでの全7条のものを全65条とする全部改正を行いました。
彼は1941年3月、「改正された治安維持法について」の解説を行っています。
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・いま や我が国は内外共に非常なる難局に際会してゐるのでありまして、この難局を乗切つて、肇國の大理 想を顕現致す為めには、挙国一致 國體の下に固く団結致し、國體に弓引くが如き不逞の分子等をして いささかも乗ずる間隙を与へないことが、最も肝要であると
コメント
コメントを書く戦争準備政権としては共謀罪設置は必須ですから、何が何でもまずということでしょうか。米国の好戦派から強く求められていたものでもありますし。米国は愛国法を設置するのにオサマビンラデインを犯人にして大事件を起こした。それに比べれば、日本の共謀罪はいとも簡単にパスしたことか。いやいやおぞましいこと測り知れない。残るは九条だけ。これだけは守らなくちゃ。とにかく、自衛隊を米国の傭兵にすることは出来ませんよ。九条こそ靖国神社の英霊が犠牲を払って遺してくれた遺産でもあるのですから。
共謀罪の善悪を論じる前に、マスコミが野党の戦略の無策を指摘している。ジャーナリストはマスコミ無対応を批判している。野党民進党は、自公の強行採決を批判するだけであり、共謀罪を問うていない。アリバイ作りをしただけで、本気度が欠けている。態度を明確にできない党である。本気で反対したのは民進党以外の野党だけでしょう。勝負にならないのです。
政治は善悪でなく、数を多く得たものが勝利者であり、物事を自在に動かせるのです。3分の2以上であれば、「わるいものもよいものに変えられるのです」。こんなことが分からない野党は、情けないことであるが、単なる烏合の衆に過ぎない。
「共謀罪」は、親中国、親ロシア、親北朝鮮の新聞、テレビなどマスコミ、学者、ジャーナリストにとって、致命的な言論統制になる可能性が強い。直接的生活の糧が奪われる人が出てくるかもしれない。一般庶民は、臨戦態勢に入らなければ、統制の対象になることは考えにくいが、不自由になることは確かである。「村社会」が全国的規模に拡大していくことであり、異なるものが排除される社会の到来でもある。国民の平和ボケ、惰眠、自己中心主義が目覚めるには、外国の圧力しかないが、あちこち、体制国家がひしめいており、日本に圧力がかかることはないでしょう。
>>3
そうです。
>>2
相変わらず高見の見物ですな。「こんな女に誰がしたみたい」な、一応憐憫を見せ、野党が悪いんだよと締めくくる。自分の価値観を持たない鵺みたいなスタンスの取り方ですね、
>>5
なんとでも言ってください。プーチンファンが、その仲間の中国、北朝鮮は善で、ネオコン、シオニズムと対決する構図を描き、自己陶酔しているだけの人が、良く言う言葉ですね。悔しかったらどうしたらよいか、どうすべきか、智慧を出して、可能性のある発言をしてください。
>>6
変な男だなと思っていたが、正体がばれたね。自分のことを条件付きリベラルとか言っていたが、真っ赤な嘘だったわけだ。
東条との権力争いの一環で、ゾルゲ事件を利用した、近衛追い落としがあったと思っていた。でも違った。根はもっと深かった。内務省(内閣府・官房)の公安部隊(警察・検察)が近衛グループを危険思想グループとしてマークしていた。そして、フレームアップによる検挙、壊滅の機会を早くから狙っていたという事。実質、警察公安が政治を暴力的に左右していたという事だ。単なる東条の意を受けて云々ではない。もっと根は深い。まさに警察国家。首相の首も左右できる権力か?
共謀罪の採決が日程に上った時、急に「真子様、婚約近し」の情報が流れ、テレビが大騒ぎを始めた。その情報源は警察だった(官邸承知?)。宮内庁は「婚約前に発表するつもりはない」と情報の発信は一切なし。ただ、この「真子さま婚約か」騒ぎは明らかに「共謀罪隠し」のスピン。
安倍政権は、警察権力と密接に結びついて、政治(政局)を露骨に左右する、情報操作を行っている。共謀罪を警察権力が手にすれば、政治権力と関係なく、ゾルゲ事件と同じ、フレームアップ、独り歩きが間違いなく始まる。
かつて、日本は朝鮮や台湾の若者に、皇軍の軍服を着せて、「日本人」として戦場の最前線で死なせた。これから、日本の若者が、「日米合同軍」の軍服を着て、「世界」平和のためと言って、遠い見知らぬ紛争地で命を落とす。公安警察が独り歩きを始めるとき、大義名分は何を持ってくるのだろうか。
>>12
その通りではないでしょうか。リベラルの退廃です。リベラルといっても、地域など日本独特の「村社会」の中では、村の一定のルールの中で動かなければならず、思想信条を封鎖しなければ生きていけません。組織が優先し、個人が犠牲にされた中で個人が守られるこのような村社会が、国の段階まで広げられたという意識がなければ、今後の対策も絶望的でしょう。リベラルの弱点は教条主義であり、議論することが極めて弱く、個の発言は制限されるが、村社会での共生を目指す海千山千の自公に太刀打ちできないのです。この弱点を指摘すると、お前はリベラルでないと決めつける閉鎖的な「イジメ集団」から脱皮できなければ、未来はないといえるのではないか。自業自得です。
>>10
同じ言葉を返したい。
>>16
お話のとおりでしょう。柔軟性に欠けてくるのですが、教え込まれた教科書的な文章を丸暗記して、唱えることを強調しましたが、あなたの見方の方が分かりやすいです。ありがとうございます。