もし、日本の人々に「経済力で米国が上か、中国が上か」という問いを行ったとしよう。
多くの人々は問すら、一笑にふすだろう。米国が上に決まっているではないか。
でも、国際的に見ると必ずしもそうではない。
米国情報機関CIAは「 The World Factbook」 というサイトを持っている(https://www.cia.gov/library/publications/the-world-factbook/)。この中に「guide to
World comparison(国際比較のガイド)という項目がある。ここに「,GDP (PURCHASING POWER PARITY(GDP,購買力平価ベース)の数字がある。
一位;中国 $21,140,000,000,000(2016年推定)
二位:EU2 $19,970,000,000,000(2016年
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購買力平価ベースGDPが、国の力を示している。
基本的には、人口が多いほど、GDPが大きくなる。GDPが大きければ、すべての数字が大きくなり、経済力だけでなく、軍事力も大きくなっていくということである。今までの施設、設備、技術力などがあり、総合的に見れば、GDPの差が、そのまま、現時点の差になっているわけではないが、数年後は、人口差が、国の力の差になっていく。
日本は、人口減少社会になっており、国際社会の地位が低下していくのであり、現在、安倍首相が、外遊してお金をばら撒いている姿が、この現実の姿を見ていず、高度経済成長の時の感覚を引きずっているように思えてならない。
人口差を乗り越える道は、人工頭脳を活用したあらゆる分野の省力化であり、国がその方向を明確に目指さなければ、国際的地位がどんどん低下していくでしょう。
一番大きな問題は、政治家のレベルが低すぎる。官僚の能力も、事務処理能力が重視され、創造性という分野で壁ができ、政治家に付け込まれる隙が多きくなっている。
特に政治家が、利権で動くのは当たり前であるが、人事権を独占し、官僚の手足を縛り、お友達、仲間で国政を動かすという独裁者政治を始めては、国に活力が欠けていくばかりです。この国を動かしていこうという人官僚たちの意欲がなえて、私利私欲に動き出したら、この国の将来は、真っ暗です。
今の世界は大きく動いており、大きな視野で物事を見てほしいのです。加計問題など大した問題でなく、早く結末をつけるべきでしょう。自民党が情報を隠蔽せず、国民に実態を見せることが不可欠です。安倍一人の問題でなく、日本のことが大切なのです。
昨日の講演会で伺った内容の延長線ですね。
こんな事実さえも報道しないから、報道の自由度が72位まで落ちたのだと思います。
尖閣諸島の領有権にしても、ポツダム宣言を作り、「吾等ノ決定スル諸小島」の決定権を持つ中国の言い分を間違いだと言い、決定権を持たない敗戦国の主張が正しいと言うのは、暴論だと思います。
「その国の力は客観的テータで把握する必要がある。」こんなことはいうまでもない。しかし、このステートメントは「国の力」とは何かという定義なくしては無意味だ。孫崎は国の力=購買力という原理を発明したのか。もしそうなら、その説明が前に来るべきだ。
孫崎先生のおっしゃる通りです。
日本には中国人嫌いが実に多い。このことは日本人の大半が非知性を良しとしている証拠ですよ。たんまに朝日をちらっと見る時があるのですが、中国の内政問題を面白おかしくとらまえて日本がいかに素晴らしいかということを暗示しているように見えてしまう。これでは日本人は非知性になりますよね。
米国は既に壊れて居る。彼らの主産業は武器生産とドル紙幣の印刷です。もうそろそろ日本人もそのことを理解しなくてはいけない時期にさしかかっています。でも、自民党の先生方の発する言語もそうですが、顔を拝見していると非知性まるだしではないですか。またその傾向を愛して熱烈浮かれる人々も、その言動はひどい。顔はもっとひどい。顔で判断するなと言われそうだが、顔は全てを語ると私は信じて居ます。金の臭いとかに弱い人や嫌い症候群は必ず顔に出ます。
自民党の先生方には夏休みは公費で研修旅行とう観光旅行を行える特権があるが、栄光が過去になっているヨーロッパ諸国を散策するのでなく現在進行形である貧困混乱のアフリカ諸国、米国のラストベルトを是非観てもらいたい。
中国は南米もそうですけどアフリカ諸国から疎まれてはいない。寧ろ、歓迎されている。覇権主義、利潤主義のウオール街の原理亡き指導より、中国の誠実支援が好まれている。驚くことに、北朝鮮が受け入れられている。
米国一つを鰯の頭としていただき有難がり信奉するのでなく我が国の誇るべき平和憲法の前文に従い広い視野を獲得し世界に羽ばたくべきだと私は考えます。
幼稚な国だから こんな初歩的なことも出来なくなっている。
「こんな国に負けるわけにはいかない!中国の国力を客観的に測るなど不要!意味なし!」
「そうだ!そうだ!」
いつからこんな状況になったのか。ついこの前まで日中間にはむしろ友好ムードの方が勝っていた。それがマエハラ国交相が中国漁船拿捕を指示したあたりからヘンな空気が漂い始めたのでないか。政治家も国民も民度が低く幼稚なままだから、米国のアジア分断戦略にホイホイ乗ってしまう哀しき国。
>>4
ご主張に異論をと唱えることは致しませんが、日本人を差別し貶めるような次の言葉は、日本人として看過できません。
「日本人には中国人嫌いが多い。このことは、日本人の大半が、非知性を良しとしているという証拠です」。馬鹿なことを言わないでください。中国人が、漁船拿捕したときどのような行動を起こしたか、御存じだと思います。
国民のレベルがどちらが優れているなど、中国人であっても、日本人を非知性ということは言うべきではない。国民の問題でなく、政権の中枢にある人間たちの争いが起きているにすぎず、人民段階におろして「どちらが優秀か」、議論することに賛成できません。
>>6
私は日本人を差別し貶めてはいませんよ。戒めようとしているだけです。あなたは日本の歴史をもう少し丹念に紐解いて頂きたい。明治維新以降、日本は中国人と朝鮮人を殊更に蔑視してきていることが分かります。米国に占領されて以降、すっかりアメリカ頼りになってしまって、朝鮮人や中国人に過去どれだけ暴虐を行ったかすっかり忘れてしまっているかの如きありさまでしょう。
少し話がずれますが、大相撲で日本人の横綱作りに狂奔した状況に辟易してか解説担当の某親方が外国人力士に同情して「まるでAWAY」だと言っていた。日本人の気持ちは分かりますが、大相撲はイギリスのサッカーのプレミアリーグに匹敵する国際的な競技に既になっています。日本は先進国だからせめてイギリス人みたいに他国籍のプレイヤーを公平に受け入れるジェントルマンやレデイ―になってもらいたいという愛国心の発露です。
まーとにかく、正しい歴史の勉強は重要です。勉強すれば、周辺諸国に対して理解が深まる。東アジアの歴史を真摯に勉強しない日本の今の傾向は良くない。非知性とはその傾向のことです。
こんな常識を案外しらない人がいるようでびっくりしました。報道もされましたよ。みなさん素直なものです。
ところで、劉暁波が死ぬタイミングで、別にニュースともいえないようなこういうニュース?を話題にする。
孫崎さんも、なかなかなもんです。
中国のような国が経済力が高いだけで覇権国になれるのか、その壮大な実験がなされている点は、みなさまお忘れなく。
あと、いつもながら?の余計なひとことですが、日本は一人あたりでもGDPはいまやかなり低迷しているわけですが、いままでの分は社会インフラの構築に使ってきました。年金も老人医療費も中国並みにして、その分で外国からモノをかえば、日本も諸外国からの人気が今よりもあがるかもしれませんね。
逆に言うと、中国の課題はそこ(だけではありませんが)だということです。
中国は海洋進出はじめ無理に勢力拡張しようとしたりしないで、米国はじめとする西欧的価値観につきあいながら静かに台頭していったほうが結局はうまく覇権をうることができるんじゃないかと思ったりもするのですが、まあ、そういうのは、できないんでしょうねえ。もともと大国意識があるぶん。