江崎鉄磨沖縄北方担当相は8月8日の記者会見で、「日米地位協定をもう少し見直さないといけない」との認識を示したが、政府が交渉しない方針を維持していることから、ほぼ発言を撤回した。
日米地位協定は、本当に、交渉する必要がないのであろうか。
出典 前泊博盛著『日米地位協定入門』
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日米地位強敵では日本の航空法のもっとも重要な部分が、米軍機に対して適用除外となっています。このため、沖縄の米軍普天間基地のように、国内法(航空法)では絶対に設置できないような場所に飛行場が維持され、国内法では禁止されている住宅地上空での米軍ヘリや輸送機の低空飛行が実施されているのです。
イタリアでは、駐留米軍は軍事訓練や演習を行う時には必ずイタリア政府(軍)の許可を受けなければなりません。
全ての米軍基地はイタリア軍の司令官のもとに
コメント
コメントを書く同盟国とは、互いの発言力が対等の場合だが、日米関係を「対等」だと思っている国民が何人いるだろうか。
オーストラリアで発生したオスプレイ事故を受けて、小野寺防衛相がオスプレイの自粛を求めたが、明確な理由も示さずに拒否された。その直後の2+2で米国側からイージス・アショアという高額な兵器を、米軍に売る数倍の価格で押し売りされても拒否できなかった。イージス・アショアとはイージス艦の陸上型と言われ、日本の防衛ではなく、グアムや米国へ向けたミサイルを迎撃するものである。グアムや米国本土に設置するのなら迎撃できる可能性が有るかも知れないが、日本に置いたのでは、北朝鮮が発射したICBMの方が遙かに速度の速いため、ICBMに追いつくことは不可能なのだ。
このように絶対に役に立たない兵器を、国民の血税で購入させられていることが、国民のためになるはずはあるまい。
「同盟関係」ではなく、実態に合わせて「隷属関係」と改めるべきだ。
安倍首相は「戦後レジームからの脱却」と言ったことを忘れたのか。
昨夜の生放送でもご説明がありましたが、「日米地位協定」問題の核心-寺崎太郎・元外務次官の言葉(「戦後史の正体」より)-
「日本が置かれているサンフランシスコ体制は、時間的には
平和条約[講和条約]━ 安保条約 ━ 行政協定(地位協定)
の順でできた。だが、それがもつ真の意義は、まさにその逆で、行政協定のための安保条約、安保条約のための平和条約でしかなかったことは、今日までに明らかになっている」
「つまり本能寺[本当の目的]は最後の行政協定にこそあったのだ」
現場レベルの実際の運用に関わる取り決め=行政協定には国会での審議/批准が不要だから、都合の悪い取決めは全部この行政協定の方に入れてしまった-との旨、解説が続きます。
しかし、米側の目論見だとしても、何故(日本側が)より注意を向けるべき順序が初めから逆転して放ったらかしになるのか。
米欧人と日本人の思考回路の違いもあるのでないか。英語なら最初に結論(地位協定)を発して、後に理由/背景説明(安保条約、平和条約)が続く。「私はトイレに行きたい、~だから。云々」。米側にとって地位協定が第一の目的であるのはごく当たり前と思う。
核ミサイル時代では日本に在る米軍の主要基地とその周辺は敵の標的になってしまっている。
横田基地と沖縄基地には真っ先に敵のミサイルが夥しい数で一斉に飛んでくる。その防衛は不可能。
日本に居る戦争したい連中はその深刻な問題に大人の回答をせねばならない。
第二次大戦を終わらすために米国は二つの原爆を、一つは広島、二つ目は長崎に落とした。広島は大本営があったから一応の釈明は可能だろう。されど、長崎はどう考えても極悪非道だ。一説によると、小倉が二発目のターゲットだったらしい。小倉にはsubの大本営があったらしいから、もしそうなら、戦争目的に合致するかも知れないが、小倉は生憎雲空、折角運んできたから、長崎に落として米国の威信を示したのだろう。私が言いたいのは軍の中枢を破壊することは子どもであっても分かる初歩的な課題だ。
周辺の敵(私は敵とは思わないが、仮想敵国とか言ってごまかしている)は当然のこと横田基地と沖縄基地を照準に置いていると考えるのがまともだと私は思う。
日本がまじめに日本の安全保障を考えるのであれば、地位協定の見直しどころではない。米軍に出て行ってもらうしかないんじゃないか。朝鮮戦争の時に板付基地から夥しい数のセーバージェット戦闘機が飛んで朝鮮人を殺した時代とは違うし、ベトナムにナパームを夥しく落とした長距離爆撃機が嘉手納から飛んでも何の反撃も喰らわなかった当時とはもう違っているんですよ。
>>1
甘いですよ。何でそんなに共産党を嫌うんですか?
>>6
共産党を嫌うとか好きの問題でなく、今の民進党党首選を含む政局の動きを言っているだけで、あなたの望む方向と違っているからといって、甘いといわれても答えようがない。文句があるなら、民主党に、お前らは甘いと言ったらどうですか。
>>7
安保を討議出来る環境、て一体どういう環境なんですか?それを明らかにしないでいろいろ言葉があちらこちら奔放に織りなされていくので「甘い」と申し上げたわけです。今は無き民主党にではなくあなたにコメントしてます。
>>8
あなたとは、会話がすれ違っています。民進党の状況を全く理解していない。どのように理解しているのですか。
甘いといわれても、私は、安保反対の立場ではありませんから。ドイツ、イタリアのように、地位協定を見直していくべきだと考えています。
イタリアと日本を比較してもしかたがない。安易に、表面的な比較をしたがるのは、外交官の悪い癖であり、そんな議論からは有益なものは何も生まれないだろう。
>>9
相変わらず質問に答えない。自分が言ったことの肝は「環境」でしょう。その言葉の意味を説明してくれと言っているのに「私は安保反対の立場ではありません」とか頓珍漢なことを言ってごまかしてしまう。「環境」の定義を明確にしてください。定義が与えられれば、それ以上のことは決して話しません。
>>11
ああ、そうそう、どなたかが日本共産党は日米安保を基本に於いて容認しているとか言っていましたよ。私は日本共産党のことは詳しく知らないんです。もしそうなら、地位協定見直しに関して言えば、日本共産党を仲間に入れても、力にこそなれ、足枷にはならないんじゃないですか?日本共産党は尖閣を日本固有の領土だと宣言してますし、あなたの考えと同一でしょう?違いますか?