1: 9日8日朝日新聞は「米、石油全面禁輸求める」の標題で、「米国が6日に国連安全保障理事会の理事国に配布した対北朝鮮の制裁強化決議案には、北朝鮮への石油輸出を全面禁止とするほか、公海上で北朝鮮に関係する貨物船への強制的な立ち入り検査をする強い権限を与えることも盛り込まれた。従来の制裁に比べ「最大限に厳しい」(外交筋)内容だが、制裁よりも対話を求める中国やロシアとの調整が難航するのは必至だ」と報道した。
2:安保理決議に関しては、ロシアと中国は拒否権を持っている。
ロシアが北朝鮮への制裁に消極的なことは、従来から知られているが今次、ウラジオストックでのロシア・韓国大統領で一層鮮明になった。タスは、「プーチン大統領は文在寅大統領に北朝鮮への制裁は馬鹿げたことであること、北朝鮮を対話に引き入れることが必要である」「ロシア・北朝鮮間の経済関係及び石油および石油製品の輸出はきわめ
コメント
コメントを書く全面的に共感できます。
現在進行中の北朝鮮核ミサイル騒動は、私の独断だが。米国の深謀そのものだと思います。米国はバカじゃない。一応、歴史の教えのイロハを知っている。今から、80年ほど前、米国は鉄屑と石油の禁輸を日本に対して断行した。結果は言わずと知れた広島長崎への原爆投下、そして日本列島を丸ごと獲得した。米国はこの史実の一部を採用したに違いない。米国は中国に「北朝鮮へのライフラインの完全切除」を迫っている。北朝鮮の核ミサイルが北京に向くことを期待して。でもそれは見え透いている。中国は孫氏の兵法の国だ。わずか300年の殺戮の歴史しかない米国には荷が重い。一方、北朝鮮は賢いよ。全部を読み切っている。こういうと日本の大半は感情的になる。「お前は日本人か?」とね。しかし、今の場合、冷静に、現実的に、特に東アジアの住民は、ならなくてはならない。つまり、「北朝鮮は血路を開いた」と認識してどうすればいいか考えなくてはならない。
政治経験の浅いトランプ大統領が、ミサイル発射などに激高している時、米国内の良識派は「日本や韓国に配慮して抑制的行動」を求めていたが、安倍首相の「さらなる圧力が必要」との発言で良識派の立場が弱くなってしまった。
石油のパイプラインを止めれば、北朝鮮政府に大きな衝撃だろうが、それ以上に一般庶民が深刻な事態に追い込まれることは間違いない。
難民受け入れなどの結果責任を取らない安倍首相は、無責任発言を慎むべきである。
政治的に見れば、「制裁」などは、全く効果がない。裏道がいくらでもある。その繰り返しが続いている。
効果が絶対ないかというとそうではない。国際社会の行動の情報が北の国民たちに伝わるし、国民段階ではしわ寄せがもろに来るのでしょう。今日の毎日新聞によると、兵器ばかりにお金を費やし、経済に活力が出ず、生活もゆたかにならないということで、家を売り払って行方をくらました事例を紹介している。この状態が長引けば、貧困集団の結束が、表に出なくても、じわりじわり、体制の中に、厭戦気分が強まるでしょう。緊張状態がそんなに長くつながるとは考えられない。
米国を批判するだけでなく、何度も繰り返すが、近隣で経済的関係の強い中国、ロシアが対話の道を切り開く努力をしなければならない。プーチンの述べている話は、どうりのかなったかっこよい話であり、だれも反対することはない。どうやって行動に移すかであり、米国トランプに期待できないのであれば、プーチンが積極的に表舞台で、対話の道を現実化するため、尽力しなければならない。批判するだけなら、だれでもいえる。実行してこそ政治家なのでしょう。
>>4
プーチンはその為に尽力しているのじゃないですか?
イラク、エジプト、リビア、ウクライナ、シリア...体制転覆を狙う米国のせいで何が起きたか。何処もメチャクチャになって死屍累々だ。
第二次大戦以降、多大な戦争の犠牲を前に、「やはり『話せば分かる』が最善策」へ人々は辿り着いた。
しかし、「そうは言っても、最後は『問答無用』だ」-これである。これが米国だ。
今日日、米国を制裁したい国は多いだろうが、できない。それで今尚 全能感を持ち続ける米国軍産複合に「対話」が何処まで通用するのか。一方、米ロ中は裏で何を取決めているのか。表向きは「ロシアの顔を立てて、ここは穏便に済ましてやろう。しかし、日本は油断しないで、沢山武器を買って備えておきなさい」、「ハイ」-こうするシナリオも作成済みなのか。カネだけが目的ならそれもアリだろうが、米国軍産複合はカネ以上に破壊と殺戮が三度のメシより好きな狂った連中としか思えない。
「制裁」より「対話」、当たり前のことであり、だれも望んでいることである。
中国とロシアが、「対話」でなければ解決しないといっている。当たり前のことである。
「対話」の中身、具体的内容が大切なのです。身の安全が確保されなければ、抹殺されかねない状況で、交渉の場に出て来るはずもない。現在では、米国どころか、中国にも、ロシアにも出かけない。仲間である中国、ロシアとの首脳外交もない。
誰かを批判していても、「制裁」などを批判していても、解決に向かわない。米国、中国、ロシアの首脳が一致しなければ解決の方向に向かわないが、安倍首相の行動は、たとえ、トランプ氏に動かされているとはいえ。言動が一致している。評価すべきでしょう。
米国、ロシア、中国が、核の保有を否定しており、解決は、先に延び、軍事大国化する北朝鮮に対処できなくなれば、北朝鮮が、現在すでに、日本、韓国はもちろん、中国、ロシアなども攻撃の射程距離にあり相手にしない状況にあり、米国も攻撃の射程距離になるということであり、存在価値は極めて大きくなる。中国、ロシアの言う通り、「対話」が大切と、「制裁」などせずに、米国も同じように動けばよいというのであろうか。果たしてそれが解決の道だろうか。
>>11
疑義あり。
〇安倍首相が言動一致で評価さるべきとあなた言うが、言動一致は当たり前のことですよ。今まで言動不一致の首相がこのケースで珍しく一致したのであなたは感動したのですか?
〇北朝鮮の存在価値。もう既に大きいですよ。中ロは北朝鮮のライフラインを切るのは良くないと言っているわけです。あなたも日本人なら分かっている筈だ。当時、ルーズベルトが日本のライフラインを切った。彼は宣戦布告を行ったという覚悟でライフラインを切ったのです。日本は宣戦布告無き開戦(米国はそう米国民に告知した)に踏み切った。分るでしょう?北京とウラジオストックにピカドンが落ちるかも知れない。70数年前は日本の軍備の主力は38式歩兵銃。米国は自動小銃です。そのような時代だとライフラインを切ることは切る側としては別に大きな脅威でない。安倍氏がトランプの尻馬に乗って徹底的圧力をと粗野で乱暴なアジをやっていると東京にズドーンと一発飛んでくるかも知れない。ここはやはり習近平やプーチンが説くロードマップで解決すべきなんです。この問題は米国の問題じゃない。北朝鮮の射程内に在る我が国や韓国や中国やロシアの問題ですぞ。
>>12
その通りです。ほとんど同じ意見で、異論はありません。そのように行動してほしいです。