A-1:事実関係1米国国防予算の増額(毎日新聞9月26日報道)
「北朝鮮特需」に沸く米軍産複合体、米上院 政府案を600億ドルも上回る国防権限法案を可決、米国防産業が“北朝鮮特需”に沸いている。米上院は、2018会計年度の国防予算の大枠を決める国防権限法案を89対9の圧倒的な賛成多数で可決。予算規模は総額約7000億ドル(約77兆円)で、政府案を約600億ドルも上回った。北朝鮮が開発を急ぐ核・弾道ミサイルに備える予算などが上積みされた。主要軍事産業の株価も上伸を続け、軍産複合体が北朝鮮情勢の恩恵を受けているとの声も出ている。
軍の再建を掲げるトランプ政権は今年5月、前年度比1割増の約6400億ドルの国防予算案を議会に提出。だがマケイン上院軍事委員長らが北朝鮮を含む“現状の脅威に対応するには不十分”と主張し、議会側がさらに増額した。」
A-2(1):トランプ訪日と米国兵器
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日本の法律や条約のどこにも兵器は米国製を買わなくては
ならないという条文はないのですよ。
ま、そこが売国体質と言いましょうか。
トランプ大統領とは、北朝鮮危機を喧伝した上で、日韓に巨額の兵器を売りつけることが狙いだったようだ。
そもそも北朝鮮にとって「標的」は米国だけなのに、世界一の軍事大国を守るために日本と韓国が数兆円もの税金を使うなんて「究極の無駄遣い」に過ぎない。
慰安婦など「過去の問題」でいがみ合うことをやめて、日韓は協力して対米従属から離脱し、税金は国民のために使うべきだ。
ドイツの哲人ヘーゲルは「人間は歴史的存在ゆえに人間である」と言った。トランプと安倍は歴史の存在を無視している故にヘーゲルの命題に従えば、人間では無いということになる。
今回、安倍が顔を紅潮させて行った空前のおもてなしと高額兵器大量購入で気を良くしたトランプだったが、歴史を重視する韓国にたじろぎ、底の浅い安倍の日米韓三国同盟はトランプの説得にも動じることなく拒絶された。このことは北朝鮮と中国をパッケージして攻める安倍の本来の構想がとん挫したことを意味する。トランプの次の相手は半端ない相手だ。とにかく歴史を重んじ、歴史から学ぼうとする理念の国だから、トランプには荷が重い。
このようにほぼ予想が確定した安倍/トランプの空回りの遠因にはもう一つ加えられるべきものあり。ずばり、ロシアが東アジアの構成大国にもかかわらず、今回のトランプの東アジア歴訪の相手国に入ってない。大いなる片手落ちだ。安部/トランプの東アジア外交はスタート時点から失速している。
続く
>>6
続き
とは言え、トランプの武器売り込みの手練は、強面活用もあったが、見事と言えよう。安倍に高額ゴルフと但馬肉をおごらせそして相場以上に安倍ちゃんに兵器を売り込む手口はトランプのお爺ちゃんの祖国ドイツのクルップ商会のクルップ社長顔負けの商才と私は評価した。
北朝鮮をめぐっての安倍氏オリエンテッドのトランプ東アジア外交の結論が見えてきた。
1.日本、韓国が米国から高度の兵器を購入すればするほど、北朝鮮の核保有の正当性が強化されて行く。
2.日韓米の三国同盟構想が挫折したことによりいよいよ日米同盟がクローズアップされて、往時の日独伊の三国同盟のイメージが日米同盟に重なって北朝鮮、中国、ロシアに見えて来る。
勿論、安倍もトランプも上記1.のロジック、上記2.の歴史の反復性については知る由もない。願わくば、トランプが安倍の誘惑にほだされて、癇癪玉を破裂させ、中国、北朝鮮に無謀な狼藉を夢コミットすることないことを祈るしかない。つまり、言い換えれば、両人のトッポサは世界が認識することでもあり、世界が両人になるべく早く手かせ足かせ施すことが喫緊の課題であるということ。
>>1
アジア諸国の利権を米国が失うということは無いですよ。中国や北朝鮮には米国の利権をアジア諸国から奪うとかいうそんな運動原理はありませんよ。何か勘違いして実体のない言葉を安易に使わないでくださいな。
日米印で日本海で軍事演習?笑うことも出来ません。インドにはそんな野望はありません。国内の貧困、因習に対応するのがせい一杯ですよ。勉強もしないで言葉だけが奔放に紡がれる。どうなっているのですか?あなたの頭は。
>>8
追加:世界の利権を出来れば独り占めしたいと考えて居る古色蒼然たる国は、言っておきますが、米国と日本だけです。若き希望様、それだけは今からでも遅くない種々勉強して認識して下さい。
>>10
毎度毎度丁寧なコメントありがとうございます。反応しないようにしていますが、壊れたテープレコーダーさんは、人のことより、ご自分の頭のことを心配をした方がいいですよ。かなり重症のようにお見受けします。
>>11
あなたは正真正銘のネトウヨだ。最初は分かんなかったけど、だんだんどうしようもないおっさんやということが分かって来たよね。今後もどしどし文章の間違っているところを指摘していきたい。
>>8
「中国」と対決するためにインドを仲間に引っ張り込む、
というのは、日本の保守、右翼の悲願です。
日本と異なりインドは自国の国益をたいへんに重視すること、
中国との無用な軋轢は避けること。
できるだけ友好的な関係を中国との間に築くこと。
そのために、上海協力機構の加盟国であること。
AIIBのメンバーでもあること。
これらを全部、都合よく忘れてしまうのが右の人たちの特徴です。
見果てぬ夢をみるのもよいですが、わざわざ書かなくとも、と
思うのですが。
困ったものです。
>>13
全くそうですね。困ったものです。